不法就労者の人権を守ることは、日本人の権利を奪うか?
このサイトに掲載した、アルバレス一家に対する「人道的配慮による在留特別許可」を求める緊急署名の依頼記事に対して、次のような意見が寄せられました。
読者の皆さんはどうお考えになりますか? この方の意見は特殊なものではなく、多くの日本人がこのように感じていると推察されます。 私たちはどのように活動すべきでしょうか。 この機会に少し議論してみたいと思います。
ご意見はメール送信フォームよりご投稿ください。
以下、この方の意見を掲載します。
日本語しか話せないから・・・それが理由になりますか?
両親の仕事の都合で言葉の通じない海外へ引越す日本人の子供
はたくさんいます。それに比べたら両親の母国への引越しは容
易なことです。また、外国人労働者に仕事を奪われている日本人がたくさんい
ます。外国人が安い給与で働くために日本人の給与もずっと上
がりません。
これらのことを考えたことがありますか?
不法入国・不法滞在した外国人の権利は大切で、職を奪われる
真面目な日本人の権利はどうでもよいのですか?目の前にいる血の通った子供を見たら誰だって助けてあげたく
なります。しかしその陰で傷つく人がいることを忘れないで下
さい。
フィリピン国籍の少女が今後公立高校へ進学したとします。日
本人の少年か少女1人がその高校への進学をあきらめているは
ずです。それともキリスト教徒は救いたいけど、キリスト教徒が少ない
日本人なら犠牲になっても構わないのですか?「人権」とか「人道」という美しい言葉を並べていますが、貴
団体の行動は自分に近い人だけを助けたいという「利己主義」
にしか感じられません。