いとしのチョコスイーツたち
秋といえばチョコレートのおいしい季節。
知多半島の洋菓子店やカフェにも、おなじみの定番デザートからパティシエのひらめきが生んだ新作まで、
バラエティーいっぱいのチョコスイーツがズラリ!
さあ、お気に入りの一品を見つけて、秋の夜長のパートナーにいかが。
マリーシャンテ
探し求めていた理想のチョコ見つけた!パティシエの喜びと感動をカタチに
こだわり抜いた素材の味や風味を大切に、丹精込めて作られた洋菓子は、通をうならせるおいしさで遠方から訪れる人もいっぱい。なかでも人気の「ショコラダムール」は、「長い間探し求めていた理想のミルクチョコ」とパティシエが絶賛するフランス・バローナ社のジバラをメインに、コクのあるダークチョコや、ビスキーショコラの生地など、多彩なチョコレートの香りと甘さが絶妙のバランスで、口のなかで溶け合う逸品。もともとはバレンタインデー用に作ったものだが、好評のあまり、定番商品になったという。
[読者の声]
生チョコのケーキがとにかくおいしい!パリパリ・サクサク・トロトロの食感で最高ですよ。
(武豊町/ちゃーみさん)
Pâtisserie SERRURIE(パティスリー セリュリエ)
名店仕込みの技と柔軟な発想でチョコの多彩な魅力を引き出す
東京の人気店「ロートンヌ」で修行を積んだ若きオーナーシェフが、「一線を画した味を地元で気軽に味わって欲しい」と願いを込めて、一昨年9月にオープンした店。フランスやベルギー、日本など各国産のチョコレートを種類によって使い分け、それぞれの良さを最大限に引き出したチョコスイーツもバリエーション豊富。チョコと他の食材との調和を考えたケーキもあれば、あえてぶつけ合わせて意外な味を引き出したものも。そのひとつひとつに、シェフの繊細な感性とたゆまぬ研究心が息づいている。
[読者の声]
チョコレートに限らず、全体的にすごくレベルの高いケーキが並び、どれもおいしいですよ。
(大府市/プーさんさん)
市太樓(いちたろう)アルザス
たっぷりと濃厚な甘さの競演は幼い日を思い出す懐かしいおいしさ
江戸時代末期に和菓子店として開業した老舗。昭和49年、5代目の現主人の代より洋菓子店としてオープンした。以来、35年近くの間、変わらぬ人気を誇っているのが「チョコマーブルケーキ」だ。カステラの生地にココアを混ぜてじっくり焼き上げた後、チョコレートとホワイトチョコを流し込んだこのケーキは、いろいろな甘さが溶け合って絶妙の味わい。バタークリームをたっぷり使った懐かしいようなおいしさで、子供はもちろん、お年寄りにも好まれている。なかには親子3代に渡るファンもいるとか。
[読者の声]
スポンジもクリームも周りのコーティングもすべてチョコレートの「ザッハ」というケーキもおいしいですよ。
(阿久比町/スティッチさん)
PATISSIER SAUCHI(パティシエ さうち)
フランス仕込みのチョコレートケーキは甘さと酸味が溶け合った大人の味わい
パリを代表するフランス菓子店「ジャン・ミエ」で修行し、兵庫県の芦屋で洋菓子店を開業していたシェフの佐内さんは、この道45年のキャリアの持ち主。この秋の新作「チョコレートフォンデュ」をはじめ、5種類ほどそろうチョコレートケーキは、どれも半世紀近い経験に培われた自信作だ。ベースにはフランス・バローナ社の最高級チョコレートを使い、その甘さを生かしながらも、ほどよい酸味を加えてアレンジ。大人のデザートと呼ぶにふさわしい奥深い味わいに仕上げている。
[読者の声]
ご主人がとっても気さくで何度も足を運んじゃいます!お店も可愛くて、どのケーキもオススメです。
(武豊町/M・Kさん)
ローザンヌ 大府店
ダイエットなんて忘れて食べたい洋菓子の王道を行く甘く濃厚な味
「ほどよい甘さと脂肪分を兼ね備えた、日本の洋菓子の原点を流行に流されずに追求したい」というオーナーシェフ。そんな思いをカタチにしたのが看板メニューの「まったりショコラ」だ。やわらかな口当たりに仕上げるために、小麦粉を一切使わず、ミルクとスイートの2つのチョコに卵黄と牛乳、コーンスターチを練り上げ、蒸気で包み込むように焼き上げたこの洋菓子は、その名の通り、とろけるようなまったりした食感と、脂肪分たっぷりで懐かしいような甘い味わい。ダイエットを忘れてでも食べたくなりそう。
[読者の声]
すごーくしっとりしていて、まったり加減が最高です!チョコも甘すぎず絶妙。シンプルだからこそ、素材の良さが分かります。
(半田市/S・Tさん)
Heart Bread ANTIQUE
(ハートブレッド アンティーク)
チョコの甘さとパン生地の口当たりがマッチする、人気店の看板スイーツ
小さな子どもでも安心して食べられる無添加のパンやスイーツがズラリと並ぶ店内は、一日中お客さんが絶えることがないほどの盛況ぶり。なかでも人気を集めているのが「天使のチョコリング」だ。秘伝の製法でさっくりした食感に焼き上げたフランスパンの生地に、パンのおいしさとのバランスを考えて作られたチョコチップをたっぷりまぶした、このオリジナルのチョコリングは、おやつはもちろん、ボリュームたっぷりだから朝食にもうってつけ。少ない日でさえ、1日700個は売れるという。
[読者の声]
チョコレートはあまり好きじゃないけど、「天使のチョコリング」だけは別。月1回は必ず食べています。
(東浦町/ミルキィーさん)
中川屋
季節のフルーツと生チョコが奏でる味のハーモニーが幅広い世代を魅了する
半田市の中町商店街で、50年近く親しまれてきたこちら。洋菓子を始めたのは3代目の現主人からだが、自慢の「チョコロールケーキ」は、お年寄りにも好まれるあっさりとした味わいで、創業以来のお客さんの間でも評判が高い。季節ごとによりすぐったフルーツに、ほのかに洋酒の香りが漂う生チョコクリームを、ココアパウダーを練り込んだスポンジ生地に巻き上げて、多彩な味のハーモニーが楽しめる。とくに互いの味を引き立て合うようなチョコとフルーツの相性の良さは感動もの。
[読者の声]
フルーツがたっぷり入ったロールケーキはとってもおいしいですよ。とくにチョコレート味がおすすめ。
(半田市/I・Mさん)
旭軒
とろける生チョコの甘みと、発酵バターの風味が絶妙に調和したシェフの自信作
蟹江健史シェフの繊細で独創的な感性が息づく洋菓子の数々で、日本中にファンを持つほどの有名店。なかでも、さくさく生地のシュークリームとともに、店の代名詞となっている人気スイーツが「ほんの手前みそです」だ。後味の余韻が広がる発酵バターに、生クリームとココアパウダーを使い、どっしりと仕上げたスポンジ生地に、とろけるようなガナッシュチョコレートを惜しみなくコーティングしたコクのある味わいは、一度食べたら忘れられないおいしさ。セントレアのおみやげコーナーでも、指折りの売り上げを誇っているのも納得できそう。
[読者の声]
「ほんの手前みそ」は、しっとりとした濃厚な味わいで、お茶にもコーヒーにもよく合います。おみやげにも最適ですよ。
(西春日井郡/nunuさん)
最高級のココアパウダーで生地を作り、味のアクセントに刻みチョコレートを入れた「チョコシフォンケーキ」(1ホール2,600円、ハーフ1,300円、カット220円)。どのシフォンケーキも、しっとり柔らかななかにもコシのある食感が印象深い。
sweet house Randy-zizi
(スイートハウス ランディージジ)
軽やかな口当たりのシフォンケーキに甘くほろ苦いチョコの味が絶妙にマッチ
自宅でケーキ教室を開いていたオーナー夫妻が、自慢の味をたくさんの人に楽しんでもらおうと、3年前にオープンした店。抹茶やゆず、バニラなど常時11種そろうシフォンケーキのなかでも、これから冬にかけてよく売れるのが「チョコシフォンケーキ」だ。新鮮な卵の白身をたっぷり入れ、ふんわりとした食感に仕上げたシフォンケーキのおいしさに埋もれることなく、しっかりと自己主張するチョコレートの濃厚な味わいは、チョコ好きをトリコにしてくれそう。
[読者の声]
チョコロールケーキはもちろん、プリンも家庭的で美味しいです。すべてがアットホームでホッとできます。
(武豊町/キキさん)
ジャックンポリー
濃厚なカカオの風味がとろりと流れる出る大人のデザート
古民家を改装した、ちょっとユニークな雑貨&カフェ。本を読んだり、楽器を奏でたりと、思い思いに過ごす常連さんたちの間で、人気のスイーツが「フォンダンショコラ」。焼きたて熱々のチョコレートケーキのなかから、とろりと流れ出るショコラは、カカオの風味がキュっと効いた大人の味わい。隠し味に入れたエスプレッソのリキュールが、味と香りに深みを醸し出す。男女を問わず人気の高い、大人のデザートだ。
[読者の声]
とろけるような口当たりの「フォンダンショコラ」は、とってもおいしいですよ。
(知立市/I・Mさん)
PÂTISSERIE Salut(パティスリー サリュー)
おいしさもスタイルも、ひとひねり技と感性が息づく大人のムースショコラ
数々の洋菓子コンクールで受賞歴を誇るパティシエが、「ひとひねりを効かせたチョコスイーツを」と考案した「プラネット」は、口溶けの良さとバランスのとれた甘みのムースショコラ。くせのないガーナ産と酸味のあるドミニカ産チョコをブレンドし、濃厚な北海道産の生クリームでムース状に乳化させ、仕上げはグラサージュショコラで彩りも鮮やかにコーティング。チョコレート色に輝く艶のある表面も、見るからにおいしそう。
[読者の声]
「プラネット」というチョコスイーツは、まさに大人の味。ルックスもとてもステキです。
(半田市/ひまわりさん)