「はじめてのあく」が素晴らしすぎるでござるの巻き / 猫娘にハァハァするでござるの巻き / 青春少年マガジン2001〜2009 / 「ワンピース」が燃える展開と膨らむ伏線 |
2009年02月14日(土) 凄い豪華な面々を集めた季刊ゼラチンをようやく読みました。しかし、執筆陣がくちゃくちゃ絵が上手いな、と。 お目当てだった森山大輔先生と鈴見敦先生の漫画も読めて大満足です。鈴見先生は「Venus Versus Virus」が有名ですが、シリウスでやっていた「はりだま退魔塾(AA)」のほうが好きだったり。「BLOODY LITTLE CIRCUS」もなかなか面白そうです。 BLOODY LITTLE CIRCUS 季刊誌でほとんど1話だと思いますので、次に期待です。 さて、最近オタク臭くなってきた週刊少年サンデーですが、特に素晴らしいのは藤木俊先生の「はじめてのあく」です。以前、想像するパンツを想パンと言いましたが、「はじあく」も見事な想パンっぷりです。 激しいアクションの蹴りをお見舞いしても、決してスカートの中身が見える事がなく、鋼鉄のスカート。かと思えば、パンツ自体をネタにして、キョーコが装備しているパンツはどのようなものか明々白々になったり。 キョーコのパンツ 縞パン。しかし、パンツをネタにするものの、決して履いている姿は見えず。「みつどもえ(AA)」によろしく、履いているパンツは幻の一品となっていました。履いているパンツは見せません。 ラブでコメり出すのが大好物な私ですが、藤木先生の前作「こわしや我門」では、藤木先生が恥ずかしがって本気を見れませんでした。せっかく國生さんが水着になったかと思えば、小さなコマでさっらっと脱ぐだけ。そこは読者サービアスするところだ、と。 國生さん 藤木先生は恥ずかしがって、なかなか本気を出しませんでした。「こわしや我門」が連載終了し、2006年夏コミで藤木先生が「こわしや我門」の同人誌「夏休みの友 闇に舞い降りた天才」を発行。この時、以下のようなコメント。
國生さん 藤木先生の本気を見た!素晴らしい。 藤木先生が本気を出せば凄い事は明々白々。で、「はじめてのあく」ではなかなか本気を出しませんでした。まさに眠れる獅子。そして5話目で透明になるアイテムが登場しました。 少年漫画で透明になればエッチなイベントが起こる事は「Oh!透明人間」からの常識です。「Oh!透明人間」は、イクラを食って透明になり、着替えに侵入するわ、風呂に侵入するわとたいへん素晴らしいものでした。 Oh!透明人間 こりゃたまりましぇん! 少年漫画で透明人間になればエッチなイベントが起こる事はもう常識中の常識。かの「ドラえもん」でも透明になる道具は、透明人間目薬、透明ペンキ、透明マント、モーテン星と4つもあるのです。透明になるわけではないですが、回りに気づかれない道具として、石ころ帽子というのもありました。「ドラえもん」は透明になる道具を5つも存在し、使う目的はジャイアンに仕返しなどするものの、オチではしずかちゃんにエッチな事をするという素晴らしいもの。 透明になってエッチな事をする事は、男の浪漫なのです。「はじめてのあく」でも透明になるアイテムが登場し、女子更衣室に侵入というべったべったではありますが、男の浪漫全開。 浪漫 素晴らしい。 そういえば、藤木先生自身のブログでメインヒロインよりも、脇役のキャラのほうが好きになるとおっしゃっていました。
どうやら、私は藤木先生の描く脇役のキャラのほうが好きなようです。「こわしや我門」でも、國生さんよりも桃子のほうがときめいたし、今回もキョーコよりも友人2人にアンテナが反応するのです。 友人二人 通称アキ、中津川秋穂。 通称ユキ、東雲雪路。 アキは、姉さん肌にみせかけてワイ談に弱く直ぐに顔を真っ赤にさせてテンパってしまいます。ユキは、癒し系に見せかけてワイ談に強く、エロスがただ事ではありません。 で、このアキよユキが、今回はとにかく素晴らしいのです。 素晴らしいもの オッケーイ! いや、これはグッジョブすぎますよ。ポイントは、胸が大きいアキではなく、ユキのほう。ブルマに見せかけて、きっちりとパンツなんですよ。純情そうな面なのに、色つきのパンツなんですよ。普通、女子が着替える時って、スカート履いたままブルマを着ると思うのですが、ユキはスカートを脱いで着替えているんですよ。うっひょー。 good H。 その後の、ジローがキョーコを押し倒す格好になりながら、無乳をモミモミする流れまで完璧すぎます。ついに藤木先生が本気を出したのです。 で、今回の話について、ご自身のブログで以下のようなコメント。
いやぁ、本当に素晴らしいの一言です。これは単行本化が待ち遠しいです。最近の週刊少年サンデーはいい感じでオタク臭くなってきて、ちょっと前のマガジンのようですね。 |
2009年02月15日(日) 既に5回もアニメ化した「ゲゲゲの鬼太郎」。登場する猫娘が最近どんどん可愛くなっていっていることは有名な話。5期の猫娘の可愛さは、ただごとではありませんでした。 猫娘 私の世代ですと見ていた「ゲゲゲの鬼太郎」は3期で、ヒロインはユメコちゃんだったわけですが、5期の猫娘はとんでもないですね。猫娘は萌えるものだったんです。 ・新・鬼太郎の猫娘かわいすぎる件 さて、コミックリュウの3月号の表紙が「ねこむすめ道草日記(AA)」でした。ついに表紙を飾るほどになったのか。 ねこむすめ道草日記 1巻が発売されれば、発売1週間で重版が決定。地味に確実に人気を伸ばしています。では、「ねこむすめ道草日記」の魅力とは何なのでしょうか。 ・可愛らしいキャラ 主人公である猫娘の黒菜はもちろんのこと、エロ河童や自称天狗のカラスを筆頭に、登場する妖怪がみんな可愛らしいです。黒菜の傘や、垢なめ、しろうねり、狛犬の独楽、獅子丸と皆、可愛らしくよい味です。 魅力的なキャラ 妖怪だけではなく、登場する人間も魅力的なキャラばかり。黒菜を飼っているおっばあちゃん、イタズラ好きな子供たちと味のあるキャラがワイワイしているのが良いです。人間に肩入れしすぎている黒菜が、人間に変身しておばあちゃんを助けるなど、キャラのやり取りが実に心地いいです。 妖怪を可愛らしく描き、たまに登場する三枚目な妖怪が個人的にお気に入り。例えば、鯉は滝を昇ると龍に変身するといわれていますが、「ねこむすめ道草日記」に登場するのは、龍になれずに、全国の緩い滝を廻って妖となった鯉。龍になり切れずに、角だけ生えている鯉。これではただの喋る鯉です。こういった三枚目な妖怪が、一人前になろうとする前向きさが良いです。黒菜の人間臭さも魅力的。 ・ドタバタ騒動 黒菜が散歩をすれば、いつもドタバタ騒動が起こるわけで、人間の子供を助けたり、傘を取った人間の家を掃除したり、人間の子供と友達になったり…。特にお気に入りは、狛犬の独楽、獅子丸と祭りでドタバタする話。 ドタバタ 黒菜たちは毎年ドタバタ騒動を起こすようで、半人前の狛犬コンビが祭に参加させないように来ても、結局、今年もドタバタ騒ぎを巻き起こすのでした。実に楽しそうなドタバタ騒ぎです。 ・温かい人情話 可愛らしい半人前の妖怪たちのドタバタ騒動が起こる中で、時たま心温まる良い話を炸裂させます。ちょっと感動する人情話が大好きなもので、良い話はお気に入り中のお気に入り。 温かい話 ホロリとくる人情話は、普通に良いですな。自然に溢れる渋垣市の人間と妖怪のちょっといい話は、最大のウリではないかな、と。 ・妖怪と人間の関わり 人間に肩入れする猫娘、黒菜。人間に飼われている猫で、人間の子供たちと友達になったりするものの、天狗のカラスからは「人間に対して想いが強すぎる」と指摘されたこともあります。「お前の人間好きのは困ったものよ」と言われていますが、なぜ人間好きなのでしょうか。黒菜が、ただの猫だった時の回想で、以下のようなものがあります。
こう思いながら、飼い主に捨てられたわけですが、ただの猫だった頃から人間好きだった事が伺えます。しかし、捨てられたなら人間を恨んでもよさそうなものですが。回想への繋ぎとして「あたしの耳と尻尾を触りたがる子供なんかは…大嫌いだよ」という流れから、昔の御主人様は耳と尻尾を触りまくっていたのでしょうか。ちょっと気になるのは、昔の飼い主が黒菜を捨てる時、頭をナデナデして笑顔を向けていたこと。どんな状況だったのでしょうか。 ・エロ エロい どう見てもエロが最大の魅力です。本当にありがとうございました。 そもそも猫娘、黒菜はどう見てもロリで貧乳。にも拘わらず、描かれる黒菜のサービスシーンは、ムッチムッチなのです。ロリ貧乳なのにムッチリ。このギャップ!すばらしい。オッケーイ! |
2009年02月15日(日) 昨年、週刊少年マガジンが50周年を迎えたとして、小林まこと先生の「青春少年マガジン1978〜1983(AA)」。これは間違いなく名作です。 小林まこと先生がマガジンで連載していた頃を振り返る自伝漫画なのですが、当時のマガジンを知らないのですが、とにかく面白いです。走り続けたマガジンの歴史が分かり、小林まこと先生の友人もみんな輝いていました。これは本当にお勧めです。 作中では、小林まこと先生がいなくなった後もマガジンは勢いを伸ばし続け、発行部数がジャンプを抜き去ったところまで述べられていました。 マガジンは止まらない ジャンプで「ワンピース」が出現するまで、マガジンは黄金期を突っ走り続けました。時代は「BOYS BE…」から「ラブひな」へ。「ラブひな」の出現によって、週刊少年マガジンは、ある方向へ突っ走ることになるのです。 2001年48号 「ラブひな(AA)」完結。間違いなく、マガジンを「ラブひな」以前と「ラブひな」以後と明確に分類させた伝説の漫画です。全ての伝説はここから始まったのです。 ラブひな ヘタレの主人公が女子寮の管理人となって、パンチラ、お風呂、トイレ、妹、後輩…とベッタベッタな展開と完璧すぎます。当時のNO1漫画雑誌で人気を博しており、おそらく、勢いと部数という観点で、これを超えるラブコメは二度と出ないでしょう。 「ラブひな」が売れまくったものだから、この後のマガジンの進む方向性が完全に決まりました。 2002年25号 「CROSS OVER」連載開始。これはバスケット漫画なのですが、作者が、後に「涼風」や「君がいる町」でマガジン随一のラブコメ作家となる瀬尾公治先生なのがポイントかと。マガスペからマガジン本誌に昇格し、乳首券の使い手と言わしめる片鱗を既に見せていました。 乳首券 残念ながら「CROSS OVER」は、短期で打ち切られたわけですが、必殺技のように使った乳首券は素晴らしいの一言に尽きます。後に「涼風」をヒットさせる片鱗を見せたのでした。 2002年32号 普通の漫画家さんて何処かの賞を取って、そこで連載するもので、出版社を変える時に賞を取り直すものとばかり思ってましたが、小林先生は実に講談社のみで「ミスターマガジンコミック大賞」、「アフタの四季賞」、「ちばてつや賞」と受賞。で、マガスペで何度か連載をさせ、マガジン本誌で「ぱすてる(AA) 」連載開始。 ぱすてる 前作「ぱられる」が何度か本誌で読み切り掲載され、そのリメイク作品として「ぱすてる」が始まりました。只野麦と月咲ゆうのラブコメがほんわかして癒されます。風呂覗く、平手打ちという王道のコンボは素晴らしいの一言。2002年33号までマガジン本誌で連載し、以降はマガスペで連載。 2002年36・37号 あの「BOYS BE…」の玉越博幸先生がマガジンへ帰還。非常にあざとい「ガチャガチャ(AA)」を連載開始しました。 ガチャガチャ 週刊少年マガジンで連載していた頃は、南場コウヘイと花園クララのラブコメが中心の作品でした。しかし、第一部完となり、マガスペに移ったら、主人公が変わり、クシャミをすると女に変身するという性転換ものへ。完全に別物の漫画になっています。(1〜5巻がマガジン版、6巻からはマガスペ版)元祖マガジンのお色気枠だっただけに、非常にあざとさが心地よいです。 あざとい あざとい裸にエプロン。この辺りからマガジンでは萌え漫画に関わらず裸にエプロンネタを連発させるのでした。まじで何だったのか謎ですが、マガジンは裸にエプロンで世界を救おうとしていたのでしょうか。 2002年47号 小林尽先生の「スクールランブル(AA)」連載開始。連載開始時のマガジンでは「こんな娘と恋をしたい」という項目で以下のようなアンケートを取っていました。
どう見ても「あずまんが」を意識していました。しかし、話が進むにつれて、沢近愛理という金髪ツインテールツンデレお嬢様の人気が高騰。沢近愛理の可愛さは異常でした。 沢近愛理 播磨が誤爆告白し、シャイニングウィザードをかまし、八雲を含めた三角関係に毎回のようにニヤニヤして床を悶えるほどの破壊力のあるラブコメでした。体育祭までは完璧すぎます。当時の勢いは全盛期の「ラブひな」並み。2008年34号で完結。これが終わる時は、私は論文のような感想を書くと思っていたのになぁ。それが、はぁー。終盤はグタグタしまくり完結。完結後に「スクールランブルZ」などパラレルがマガスペで連載中。 「ぱすてる」、「ガチャガチャ」、「スクラン」と3本の萌え漫画量産に成功し、この頃からマガジンがオタク臭くなったと言われるようになりました。しかし、本当の地獄はこれからだ! 2002年49号 「天上天下」の大暮維人先生がマガジンに登場。「エア・ギア(AA) 」を連載開始させます。架空のスポーツを題材にした漫画で、かなり燃えます。で、エロ漫画出身だけあって、サービスシーンは素晴らしいエロさ。 素晴らしいエロ たまに「さよなら絶望先生」ネタをするのも素晴らしいです。現在もマガジン本誌で連載中。今でもサービスシーンにオッケーイと僕ら。 2003年13号 「ラブひな」でマガジンの進む方向性を変えた赤松健先生がマガジンに復帰。新連載のタイトルは「ネギま!」。 ネギま! 「ラブひな」に続いて、こちらも大ヒットを記録。もう、赤松健先生は大御所漫画家といって過言ではないか、と。今度のヒロインは31人です!それについては、久米田先生も白旗を上げて降参。 白旗 で、最近はバトル重視の内容でアンケートは良さそうです。物語もかなり動いています。私はクラスでワイワイやっているのが好きですが。お気に入りは、佐々木まき絵、桜咲刹那、エヴァンジェリン、和泉亜子好きなキャラがコロコロ変わっているのですが、最近は長谷川千雨が一番ではないかな、と。 長谷川千雨 魔法世界ではネコミミ、尻尾を装備し幼女化。明日菜の代わりにネギのお目付け役をするなど大活躍。しかし、魔法世界に行っている娘と行っていない娘で、出番と活躍で偉い差がつきましたね。今、人気投票したらどうなるのでしょうか…。 【Amazon】DVD付き初回限定版『魔法先生ネギま! 25巻』 2003年25号 CLAMPがマガジンで「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」連載開始。ついにマガジン本誌にCLAMPが進出。「カードキャプターさくら」の小狼とさくらが主人公とヒロイン。 さくらと小狼 スター・システムで、今までのCLAMP漫画のキャラが登場。講談社以外のキャラも登場しています。また、ヤンマガで連載している「XXXHOLiC」とストーリーがリンクしています。今クライマックスを迎えており、おそらく今年中に連載終了すると思われます。 【Amazon】DVD付初回限定版「ツバサ」26巻 【Amazon】DVD付初回限定版「ツバサ」27巻 【Amazon】DVD付初回限定版「×××HOLiC」15巻 2003年33号 原作赤松健、脚本協力黒田洋介、漫画RANという布陣の「陸上防衛隊まおちゃん(AA) 」が特別編「日本の夏です,防衛の夏です!」として読み切り掲載されました。 2003年40号 マガスペで「妹は思春期」を連載していた氏家ト全先生がマガジンで「女子大生家庭教師濱中アイ(AA)」を連載開始。ショートショートのギャグ漫画ですが、随所にあった下ネタが逸材。そして、氏家ト全漫画の最終回伝説はこの作品から生まれたのでした。 パンツ 今まで下ネタの連発だったのにも関わらず、一度たりともパンチラはしなかったのに、最終回でここぞとばかりにパンモロをしたのです。氏家ト全先生の漫画の最終回はパンツ、今では常識となったものですが、この作品から伝説は始まったのです。 2003年43号、52号 若宮弘明先生の「たんぽ(AA)」という読みきりが掲載されました。後にマガスペで連載する事になるのですが、当時はまたマガジンにあざとい漫画が始まったと大いに喜ばれたものです。特に逸材だったのは「たんぽ〜煉獄の黙示録〜」。「マリ見て」のパロがまずかったのかエロすぎたのか、単行本に未収録。 パンチラや全裸やコスプレ裸にエプロンなど当たり前、挙句の果てに手を縛ってオーバーニーソを履いた足でバナナの皮をむいたり、メイド服となって、スカートをまくり上げグレープフルーツを搾るなど、もう頭がおかしすぎました(褒め言葉)。 グレープフルーツを搾る 特に逸材だったのが、この時のマガジンのアンケート。
ちなみにマガジン本誌では次回(第3回)は永遠に掲載される事がありませんでした。2度の読み切りを得て、マガスペで連載。本当に素晴らしいバカなエロでした。若宮先生は現在goodアフタヌーンで、相変わらず素晴らしいサッカー漫画を連載中です。「たんぽ」によって、マガジンの限界値が跳ね上がりました。 2003年44号 もうマガジンは止まりません。ただひたすら突き進んでいきます。目黒広治先生の「招鳥〜ヲキトリ〜」という読み切りが掲載。この作品が逸材だったのは、ヒロインがプラモオタクだったこと。登場したプラモデルが「テコンZ」というもの。おそらく韓国でやっていた「テコンV」が元ネタであると思われますが、これは日本でやっていた「マジンガーZ」のパクリです。ネタがマニアックすぎます。 で、ヒロインが1/1フィギアになってしまうのですが、格好が裸にエプロンでした。 裸にエプロン 当時のマガジンは裸にエプロンというネタを連発していたのですが、何をやろうとしていたのかマジで謎です。 2003年47号 ネットで伝説を作った料理漫画「天才料理少年 味の助」が連載開始。マガジンに「ミスター味っ子」という偉大な料理漫画があったのですが、果敢に料理漫画を連載。初めは普通の料理漫画のようでしたが、3話「魔法のコロッケ」で伝説を作るのでした。 伝説 わーい、幼女がコロッケを食べたら、お汁がピュッピュッと顔面に飛び散ったよ…って、バカじゃねーの。 これ以降も「味の助」伝説は、打ち切られるまでやりたい放題続いていくのでした。これは料理漫画の皮を被った何かでした。 2003年51号(2004年12号から本格連載) バスケット漫画「CROSS OVER」打ち切りから、2年弱。瀬尾公治先生が復帰。今度の連載「涼風(AA)」は、銭湯付きの女性専用のマンションで暮らすラブコメ。乳首券をいかんなく発揮して見事というしかありませんでした。 乳首券 この乳首は素晴らしいの一言です。完璧です。ラストのヒロイン涼風が妊娠したというのは物議を醸すことになりました。2007年42号に完結。アニメ化もし、乳首券の使い手として瀬尾公治先生の出世作。「涼風」の番外編も何度か掲載。 2004年51号 原作あかほりさとる、漫画高田亮介の「神to戦国生徒会」が連載開始。ついにマガジンにあかほりさとる先生が進出しました。 2005年8号 瀬上あきら先生の「KAGETORA(AA)」が掲載。3話までマガジン本誌で掲載され、以降はマガスペで連載。これはまじでニヤニヤしました。 KAGETORA マガスペ連載後もマガジン本誌で出張してきました。忍者ラブコメとでもいいましょうか、王道的な展開とお色気シーンの具合が素晴らしすぎました。これは良いラブコメです。 2005年16号 「今日の5の2」、「みなみけ」の桜場コハル先生がマガジン本誌で読み切り掲載させました。気になるタイトルは…。 となりの5の2 「となりの5の2」。「今日の5の2」の姉妹作にする予定だったのでしょうか。やる事は女子小学生のパンチラ。オッケーイ!連載をするという事はありませんでしたが、私には魂(ソウル)がビンビン感じられました。当時のマガジンの底力を見せつけられました。 2005年22.23号 久米田康治先生がサンデーからマガジンへ移籍。「さよなら絶望先生」を連載開始。久米田先生初のアニメ化、講談社漫画賞受賞。 さよなら絶望先生 今でも大好評連載中ですが、加賀愛の可愛さが異常すぎ。「かってに改蔵」の山田さんの全盛期(10巻ぐらい)を超えています。 2005年33号 アッパーズ休刊し、ヤングガンガンで読み切りを挟んだ、はっとりみつる先生の「ケンコー全裸系水泳部 ウミショー」が連載開始。そういえば、久米田先生もマガジンに来る前にヤングガンガンで読み切りを挟んでいましたが、マガジンとヤングガンガンの関係が気になります。本編は、あざといシーンの連発。 あざとい 特筆すべきは、お嬢様で清楚なしずおかさん。おとなしい性格にもかかわらず、はいているパンツがドエロ。2008年21・22合併号で完結するまで素晴らしいサービスシーンの連発でした。 2005年38号 萌えの擬人化でMEたんなどありましたが、マガジンも物の擬人化に手を出しました。亜桜まる先生の「090えこといっしょ。(AA) 」が連載開始。一体何を擬人化させるというのか…。 えこ 携帯電話が可愛い女の子です。個人的には、えこよりも、男勝りの生徒会長、川澄真琴のラブでコメりっぷりにニヤニヤしていました。もうラストの会長はニヤニヤ指数がとんでもないことに。2006年50号で終了。マガジンの萌え漫画連発も2005年ぐらいで打ち止め。 2006年28号 氏家ト全先生が再びマガジンに。「アイドルのあかほん」というアイドル3人組の話。アイドルといっても、やる事はいつもの氏家ト全漫画。 アイドル3人組 特筆すべきは、如月カルナ。普段は無表情のくせに写真撮影の時だけ100万ボルトの笑顔を向けるのでした。下ネタよりも、3人の友情話が心地よかったです。 2007年24号 「KAGETORA」の瀬上あきら先生がマガジン本誌に帰ってきました。今度の連載は「キス☆クラ」。スケートもののラブコメです。瀬上先生は連載開始時に以下の巻末コメントで挨拶。
残念ながら40号で終了と短命に終わってしまいましたが、相変わらずの王道のベッタベッタなラブコメがニヤニヤさせてくれます。 ベッタベッタの王道展開 瀬上先生は現在、マガスペで「奏〜かなで〜」を連載中。こちらも、相変わらずベッタベッタな展開にニヤニヤしまくりです。 古き良きマガジンのラブコメの臭いがした「彼女とキスする50の方法」。凄いタイトルです。タイトル通り、彼女とキスする話。なかなかヒロインが可愛らしく赤面率がとんでもないことに。 ヒロイン 1話完結のオムニバス形式で、ヒロインとキスをする話ですが、キスが純情すぎてこっちまで赤面してしまいます。純情恋愛最高である、と。 キス あまずっぺー。 3話までマガジン本誌で掲載し、現在はマガスペで連載中。今、マガスペで最もニヤニヤできるラブコメです。 2008年2・3号 こばやしひよこ先生がマガジンに初登場。読み切り「まい・てん 〜冥界の天使〜」を掲載。あざとすぎたサービスシーンが印象に残ります。 まい・てん 〜冥界の天使〜 大変素晴らしかったです。 2008年26号 「涼風」で一世を風靡した瀬尾公治先生がマガジンに帰ってきました。それまでにいくつかの読み切りを掲載していましたが、久々の連載もの。新連載は「君のいる町(AA)」。設定がエロゲーっぽいのがツボ。 今までの瀬尾公治漫画のヒロインは100%ショートカットの娘だったのに、今回はロングの娘がメインヒロイン。キモは不意打ちのキス。 不意打ちのキス 相変わらずサービスシーン満載で、瀬尾先生の実力を見せつけられています。今後どうなるか注目しています。ヒロインが妊娠しませんように! 2008年34号 氏家ト全先生の「生徒会役員共」がマガスペから本誌へ昇格。今回の作品で特筆すべきは、ヒロインがガチでデレること。 ガチデレ 今回のヒロイン、生徒会長天草シノは、主人公津田に実はホの字。今までもそういうキャラはいましたが、今回はギャグだけでなくガチデレをします。普段は下ネタや逆セクハラしまくりなくせに、たまに見せる照れる姿の破壊力が異常。 2009年4・5号 短期連載で「鈴木の視点」を掲載。超能力を突如使えるようになり、覗きなど王道展開のオンパレード。古くさいラブコメが素敵でした。毎回ヒロインが変わるオムニバス形式(決して結ばれない)。しかし、どう考えてもヒロインたちより幼馴染の娘が可愛かったです。 幼馴染 主人公はメスゴリラと呼んで恋愛感情ゼロのようでしたが、メインヒロインは幼馴染の娘かな、と。短期連載でしたが、おそらくこれもマガスペで連載になるのではないかな、と。 「ラブひな」以降、萌え漫画は無くなるどころか、猛烈に数を伸ばし、2005年には、少年マガジン史上最高の9本の萌え漫画連載を達成する。新しい才能は尽きないのであった。 しかし、最近はスポーツ漫画ばかりで、萌え漫画誌の称号はサンデーこそ相応しいのかもしれません。今後、マガジンはどのような方向へ進むのでしょうか。 |
2009年02月16日(月) ヤマカムは「ワンピ」だけやってりゃいいのよ!(挨拶) 今週号の週刊少年ジャンプは、表紙が「ワンピース」です。昔、ジャンプの表紙が「ドラゴンボール」だった時のワクテカが、いい歳こいても味わえるなんて。さらに扉絵の熱さがタダ事ではありません。王下七武海が全員集合。くちゃくちゃ燃える。カラーのハンコックは素晴らしいの一言に尽きます。 ハンコック オッケーイ! 格好のエロさが素晴らしいですね。ジンベエが本編で登場した時は、ちょっとガッカリしたものですが、全員集合した七武海を見るとジンベエもかっこいいです。七武海の格好良さは鳥肌が立います。きっと、四皇が全員揃っても脳から汁が出るほどかっこいいんだろうな、と。(海軍大将3人は諦めています) 七武海全員集合は本当に燃えるわけですが、ドフラミンゴのポーズは引っ掛かります。この男、"新時代"とか"スマイル"と謎めいた事を言っていましたが、ポーズも謎ですね。そういえば、聖地マリージョアで七武海が召集された時、何かの紙を見て爆笑していましたが、何だったのか気になります。 ドフラミンゴ 彼を爆笑させるものは何だったのか。この時のナレーションは「(対白ひげの)戦闘陣営が伝えられるが、いずれも手に余る曲者揃い」。興味無さそうなミホークは紙をほっぽり投げていましたが、図入りの文章のようです。そう、ドフラミンゴは白ひげ海賊団に対する戦闘陣営の紙を見て爆笑していたのです。何がそんなに可笑しかったのか、1人で大爆笑。謎すぎです。 で、頂いたメール。
この時、七武海が揃っているスゲーと流してしまったのですが、世界最強の白ひげと戦う戦闘陣営が伝えられている七武海の面々はそれぞれ個性的ですね。ドフラミンゴは、海軍の考えた(?)戦闘陣営を馬鹿にしているのか大笑い。ティーチなど、元白ひげ海賊団のくせに、ひたすら飯を食って酒飲んで興味なさそう。ミホークもどうでもよさそう。くまは無表情なので読み取れません。モリアは…。 モリア くまは分かりませんが、確かに他の七武海の面々はまともに会議に参加していないように見えます。モリア一人だけ怒りながら、海軍のお偉いさんと会話しているような。七武海&海軍本部VS白ひげでは、白ひげに勝ち目はなさそうな気もしましたが、七武海は本気で戦わないかも…、というか、白ひげなんてどうでもいい? さて、本編のほうは、Mr.3とMr.2ボン・クレーの本名が明らかになるのでした。Mr.3はギャルディーノ、Mr.2はベンサム。どちらも無駄にかっこいいです。 獄卒獣ミノタウロスを、ルフィとボン・クレーとMr.3とバギーの4人で協力して倒すというもの。古き良き時代のジャンプの、かつての敵と協力するという、王道的展開がくちゃくちゃ燃えます。 4人で協力 なんという燃える展開。今までになかった爽快感を味わえます。何故か。 「ドラゴンボール」のピッコロやベジータ、「幽遊白書」の飛影、「ダイの大冒険」のクロコダインやヒュンケルによろしく、かつての強敵と協力するという展開は王道で最高に燃えるのです。「ワンピース」はジャンプ王道漫画で看板漫画。ですが、既に麦わら海賊団は9人なのに、かつての強敵という仲間は一人もいません。一団全員個性的な面子ですが、かつて生死をかけた強敵が仲間に一人も存在しないのです。故に、今回の展開は燃え値数は跳ね上がる。 ワンピの戦闘描写で燃える事はほとんどありませんでしたが、これは燃えまくる。バギーも、Mr.3も、Mr.2ボン・クレー(ルフィと直接は戦っていませんけど)は、かつて死闘を演じた敵。その面子が協力する王道的展開が、恐ろしいほどの爽快感を与えています。オッケーイ! 素晴らしい爽快感の今回の話。その中でも気になるところがあります。まず、ボン・クレーがLEVEL5で会いたい人がいるという事で、てっきりクロコダイルの事だと思ってましたが、どうやら会いたい相手というのは他にいたようです。 ボン・クレーが会いたい人物 「謂れのない罪で、捕えられた…。通称『イワさん』"偉大なる航路"桃色の楽園、カマバッカ王国の女王!!!世界中のオカマ達が憧れる!!史上最強のオカマ王!!!」 女王なのに王。で、カマバッカ王国といえばサンジが飛ばされ、地獄と断言していました。王国という事は、現在は王不在なのでしょうか。サンジのいるカマバッカ王国というのは、何気に重要な国だったのかもしれません。 で、最大のキモはカマバッカ王国ではなく、シルエットのイワさん。どこかで見た記憶が。確か、ガープが四皇を説明した時、まだ登場していないシルエットの四皇の一人とそっくりなのです。 まだ見ぬ四皇 新世界に君臨する四皇が捕まっているというのは考えられません。それにしては、似すぎです。ボン・クレーの「謂れのない罪」という台詞から、四皇の一人と顔が似ているから間違って捕まってしまったのではないかと思いました。以前、サンジの似顔絵に似ているハンサムが、海軍に追いかけられていましたし。 しかし、顔が似ているだけで、今だにLEVEL5に幽閉されているというのは考えづらいです。もちろん、ボン・クレーが憧れ、最強のオカマという事ですので、イワさんが実力者である事は間違いないでしょう。で、以前のガープとセンゴクのやり取りで引っかかる台詞がありました。 センゴク 「貴様が"海軍の英雄"などと呼ばれていなければ!!一族全ての責任を取らせる所だがな!!!ガープ!!!」 ガープは海軍の英雄と呼ばれてなければ、今頃はインペルダウンで投獄でしょうか。ここでポイントとなるのは、一族に大犯罪者がいれば、そいつにも責任を取らせるぞ、ということ。 それを踏まえて、イワさんと、まだ見ぬ四皇がクリソツな事を考えると、イワさんは四皇の一角と血縁関係にあるのではないかな、と。四皇は、海軍が逐一見張りをつけて観察するほど、政府にとって大犯罪者。四皇の血縁者と考えると、イワさんが謂われない罪で捕まっているという話もありではないかな、と。なんにしても、イワさんは相当重要な人物です。 また、最後にエースが「…来るな…ルフィ…!!!」と呟いているのも気になります。 エース この台詞の意図は…?マゼラン署長など、インペルダウンには屈強な猛者がルフィたちの行く手を阻むでしょうが、それを心配してのことか。兄として、捕まっている情けない姿を見せたくないということか。それとも、何か他のことを意図した台詞なのか。気になります。 次はLEVEL4。マゼラン署長たちとの対決、捕まっているだろうMr.1ダズ・ボーネスがいることでしょう。ルフィと直接面識がありませんので、どう絡むのか。英雄を理想とした殺し屋の再登場に期待です。 |
2009年02月16日(月) ヤマカムは「ワンピ」だけやってりゃいいのよ!(挨拶) 今週号の週刊少年ジャンプは、表紙が「ワンピース」です。昔、ジャンプの表紙が「ドラゴンボール」だった時のワクテカが、いい歳こいても味わえるなんて。さらに扉絵の熱さがタダ事ではありません。王下七武海が全員集合。くちゃくちゃ燃える。カラーのハンコックは素晴らしいの一言に尽きます。 ハンコック オッケーイ! 格好のエロさが素晴らしいですね。ジンベエが本編で登場した時は、ちょっとガッカリしたものですが、全員集合した七武海を見るとジンベエもかっこいいです。七武海の格好良さは鳥肌が立います。きっと、四皇が全員揃っても脳から汁が出るほどかっこいいんだろうな、と。(海軍大将3人は諦めています) 七武海全員集合は本当に燃えるわけですが、ドフラミンゴのポーズは引っ掛かります。この男、"新時代"とか"スマイル"と謎めいた事を言っていましたが、ポーズも謎ですね。そういえば、聖地マリージョアで七武海が召集された時、何かの紙を見て爆笑していましたが、何だったのか気になります。 ドフラミンゴ 彼を爆笑させるものは何だったのか。この時のナレーションは「(対白ひげの)戦闘陣営が伝えられるが、いずれも手に余る曲者揃い」。興味無さそうなミホークは紙をほっぽり投げていましたが、図入りの文章のようです。そう、ドフラミンゴは白ひげ海賊団に対する戦闘陣営の紙を見て爆笑していたのです。何がそんなに可笑しかったのか、1人で大爆笑。謎すぎです。 で、頂いたメール。
この時、七武海が揃っているスゲーと流してしまったのですが、世界最強の白ひげと戦う戦闘陣営が伝えられている七武海の面々はそれぞれ個性的ですね。ドフラミンゴは、海軍の考えた(?)戦闘陣営を馬鹿にしているのか大笑い。ティーチなど、元白ひげ海賊団のくせに、ひたすら飯を食って酒飲んで興味なさそう。ミホークもどうでもよさそう。くまは無表情なので読み取れません。モリアは…。 モリア くまは分かりませんが、確かに他の七武海の面々はまともに会議に参加していないように見えます。モリア一人だけ怒りながら、海軍のお偉いさんと会話しているような。七武海&海軍本部VS白ひげでは、白ひげに勝ち目はなさそうな気もしましたが、七武海は本気で戦わないかも…、というか、白ひげなんてどうでもいい? さて、本編のほうは、Mr.3とMr.2ボン・クレーの本名が明らかになるのでした。Mr.3はギャルディーノ、Mr.2はベンサム。どちらも無駄にかっこいいです。 獄卒獣ミノタウロスを、ルフィとボン・クレーとMr.3とバギーの4人で協力して倒すというもの。古き良き時代のジャンプの、かつての敵と協力するという、王道的展開がくちゃくちゃ燃えます。 4人で協力 なんという燃える展開。今までになかった爽快感を味わえます。何故か。 「ドラゴンボール」のピッコロやベジータ、「幽遊白書」の飛影、「ダイの大冒険」のクロコダインやヒュンケルによろしく、かつての強敵と協力するという展開は王道で最高に燃えるのです。「ワンピース」はジャンプ王道漫画で看板漫画。ですが、既に麦わら海賊団は9人なのに、かつての強敵という仲間は一人もいません。一団全員個性的な面子ですが、かつて生死をかけた強敵が仲間に一人も存在しないのです。故に、今回の展開は燃え値数は跳ね上がる。 ワンピの戦闘描写で燃える事はほとんどありませんでしたが、これは燃えまくる。バギーも、Mr.3も、Mr.2ボン・クレー(ルフィと直接は戦っていませんけど)は、かつて死闘を演じた敵。その面子が協力する王道的展開が、恐ろしいほどの爽快感を与えています。オッケーイ! 素晴らしい爽快感の今回の話。その中でも気になるところがあります。まず、ボン・クレーがLEVEL5で会いたい人がいるという事で、てっきりクロコダイルの事だと思ってましたが、どうやら会いたい相手というのは他にいたようです。 ボン・クレーが会いたい人物 「謂れのない罪で、捕えられた…。通称『イワさん』"偉大なる航路"桃色の楽園、カマバッカ王国の女王!!!世界中のオカマ達が憧れる!!史上最強のオカマ王!!!」 女王なのに王。で、カマバッカ王国といえばサンジが飛ばされ、地獄と断言していました。王国という事は、現在は王不在なのでしょうか。サンジのいるカマバッカ王国というのは、何気に重要な国だったのかもしれません。 で、最大のキモはカマバッカ王国ではなく、シルエットのイワさん。どこかで見た記憶が。確か、ガープが四皇を説明した時、まだ登場していないシルエットの四皇の一人とそっくりなのです。 まだ見ぬ四皇 新世界に君臨する四皇が捕まっているというのは考えられません。それにしては、似すぎです。ボン・クレーの「謂れのない罪」という台詞から、四皇の一人と顔が似ているから間違って捕まってしまったのではないかと思いました。以前、サンジの似顔絵に似ているハンサムが、海軍に追いかけられていましたし。 しかし、顔が似ているだけで、今だにLEVEL5に幽閉されているというのは考えづらいです。もちろん、ボン・クレーが憧れ、最強のオカマという事ですので、イワさんが実力者である事は間違いないでしょう。で、以前のガープとセンゴクのやり取りで引っかかる台詞がありました。 センゴク 「貴様が"海軍の英雄"などと呼ばれていなければ!!一族全ての責任を取らせる所だがな!!!ガープ!!!」 ガープは海軍の英雄と呼ばれてなければ、今頃はインペルダウンで投獄でしょうか。ここでポイントとなるのは、一族に大犯罪者がいれば、そいつにも責任を取らせるぞ、ということ。 それを踏まえて、イワさんと、まだ見ぬ四皇がクリソツな事を考えると、イワさんは四皇の一角と血縁関係にあるのではないかな、と。四皇は、海軍が逐一見張りをつけて観察するほど、政府にとって大犯罪者。四皇の血縁者と考えると、イワさんが謂われない罪で捕まっているという話もありではないかな、と。なんにしても、イワさんは相当重要な人物です。 また、最後にエースが「…来るな…ルフィ…!!!」と呟いているのも気になります。 エース この台詞の意図は…?マゼラン署長など、インペルダウンには屈強な猛者がルフィたちの行く手を阻むでしょうが、それを心配してのことか。兄として、捕まっている情けない姿を見せたくないということか。それとも、何か他のことを意図した台詞なのか。気になります。 次はLEVEL4。マゼラン署長たちとの対決、捕まっているだろうMr.1ダズ・ボーネスがいることでしょう。ルフィと直接面識がありませんので、どう絡むのか。英雄を理想とした殺し屋の再登場に期待です。 |