人気脚本家・宮藤官九郎の監督第2作『少年メリケンサック』の特別試写会が2日(月)、東京・新宿厚生年金会館で行われた。宮藤監督はじめ、主演の宮﨑あおい、木村祐一、田口トモロヲ、勝地涼、三宅弘城、ピエール瀧が出席した。
『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005)以来のメガホンとなる宮藤監督が、自身のオリジナル脚本で挑んだ意欲作。問題を抱える中年パンクバンドをプロデュースすることになった派遣OLの姿を描く。昨年12月18日からは、宮﨑とともに仙台、札幌など全国9カ所でキャンペーンを行った。
『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005)以来のメガホンとなる宮藤監督が、自身のオリジナル脚本で挑んだ意欲作。問題を抱える中年パンクバンドをプロデュースすることになった派遣OLの姿を描く。昨年12月18日からは、宮﨑とともに仙台、札幌など全国9カ所でキャンペーンを行った。
宮﨑は、「シャイな県もあればテンションの高い県もあり、県民性が見えました。直接お会いすることでパワーをもらった」と充実した表情。すると、「キャンペーン終盤は、役どころに共感する点を聞かれても『何もない』と答えていた。あおいちゃんがだんだんとパンクになっていった」と宮藤監督がうれしそうに暴露。慌てた宮﨑が、「同じことを話したくなかったから、言うことがなくなっちゃったんです」と弁解し、場内は爆笑に包まれた。
バンドのギタリストに扮した佐藤浩市は、『アマルフィ 女神の50秒』の撮影で欠席したが、「本当に素晴らしい作品になった。何も考えずに見て、何も考えずに笑ってください。何かを考えて見る映画じゃありません」とボイス・メッセージを寄せた。
“中年メリケンサック”として今年の紅白歌合戦出場を目指すのか? という話題については一同あ然。木村が「あの歌詞じゃ、紅白どころか民放ですら放送できませんよ」と答えると、宮藤監督も「無理でしょうね。YouTubeが限度じゃないかな」と笑い飛ばした。
東映配給で、14日(土)から東京・丸の内TOEI①ほかで全国公開。
バンドのギタリストに扮した佐藤浩市は、『アマルフィ 女神の50秒』の撮影で欠席したが、「本当に素晴らしい作品になった。何も考えずに見て、何も考えずに笑ってください。何かを考えて見る映画じゃありません」とボイス・メッセージを寄せた。
“中年メリケンサック”として今年の紅白歌合戦出場を目指すのか? という話題については一同あ然。木村が「あの歌詞じゃ、紅白どころか民放ですら放送できませんよ」と答えると、宮藤監督も「無理でしょうね。YouTubeが限度じゃないかな」と笑い飛ばした。
東映配給で、14日(土)から東京・丸の内TOEI①ほかで全国公開。