[AML 24346] 北朝鮮による日本人の拉致は完全に正当なものである!

永好 和夫 248z7y at bma.biglobe.ne.jp
2009年 2月 15日 (日) 15:03:04 JST


【日朝問題の核心】(永好和夫)

『北朝鮮による日本人の拉致は完全に正当なものである!』(拉致は自業自得である) 

 
理由:

a)
日本(人)は夥しい朝鮮人を拉致(強制連行)して、戦後60年以上も謝罪・賠償もせず放置している。

これは日本が朝鮮人の拉致を正当化していることにほかならない。従って、日本は北朝鮮の拉致も正当化しなければならない。

朝鮮人を拉致したことを謝罪・賠償しない日本は、北朝鮮が日本人を拉致したことを非難する資格はない。

b)
日本は夥しい朝鮮人を拉致して在日朝鮮人をつくり、在日朝鮮人がいることを当然のように思うばかりか虐待し続けている。

『在日朝鮮人』が当然であるならば、『在朝日本人』も当然でなければならない。

どうして日本人は、『在朝日本人がいる!在朝日本人がいる!』、と狂ったようにわめくのだ。
日本人は『在朝日本人探し』(拉致被害者探し)をやめるべきである。

以上はチョムスキー(Noam Chomsky)がいう『自明の理』である。

【考察】
1)チョムスキーはキリストの福音書を引用しながら次のように述べている。

『偽善者とは、自分に当てはめようとしない基準を他人に押し付ける人のことである』 


換言すれば、自分(自国)に良しとすることは、他人(他国)がそれをやることに対しても良しとしなければならない。

これは、善悪の議論をする以前の問題である。

拉致問題で北朝鮮を非難する人間は偽善者である。そしてこのような偽善的は主張は、 

は、

『日本人と朝鮮人の人権が対等に扱われていない』

『日本人の命は地球より重く、朝鮮人の命は虫けら同然』

という日本人の朝鮮人に対する驚くべき差別を主張していることにほかならない。

2)『拉致は犯罪だ、絶対に正当化などできない』、などという主張は詭弁である。

このような詭弁がまかり通るのは、原因と結果を切り離して、結果だけを論点として非難する誤りである。この論理が
正しいとすれば、凶悪犯罪を犯した人間を逮捕することに対して、

『逮捕は拉致で人権侵害だ、人を逮捕して身柄を拘束することは絶対に正当化できない』 


このことを認めるとともに主張しなければならない。また、刑務所で服役させることにも断固反対しなければならない。

言葉の綾に騙されてはならない。『拉致を逮捕』、『強制収容所を刑務所』、『強制労働を服役』など、同じ行為を
言い回しを変えて誤魔化しているのである。

巨悪の植民地支配の責任放棄と拉致問題を切り離して考える詭弁に騙されてはならない。 


3)拉致問題の責任はすべて、植民地支配の責任を放置してきた日本政府(および政府を民主主義によって支持
してきた日本人)にある。

拉致被害者は植民地支配の加害者でもあり、被害者でもある。拉致による被害は、北朝鮮にあるのではなくて
日本にあるのだから、日本政府は拉致被害者に対する責任を果たさなければならない。 


日本政府はみずからの責任を北朝鮮に転嫁しているのである。

北朝鮮には全く責任はない。これは凶悪犯罪を逮捕した警察官を、人を拉致したからといって責任を問えないことと
同じである。

北朝鮮に対して巨悪の戦争犯罪の責任を全く取らない日本人は、戦争責任を負っており、すべて凶悪犯罪人である。
北朝鮮が凶悪犯罪人を逮捕(=拉致)することは当然の行為であり完全に正当なものである。
拉致問題で北朝鮮に対して非を問うことは、自らの戦争責任の決定的な欠落を物語っている。

4)すべては日本人の加害者意識の欠如と朝鮮人に対する差別からくるものである。

『拉致問題』は、「差別をなくそう」とか戦争責任云々といっているいわゆる『良心的知識人』がいかに偽善的で口先ばかり
であるかをさらけだした。

★わたしは一教師として拉致問題における北朝鮮の正当性について、子どもたちに上記のように説明しながら問い続けてきた。
そして職場を解雇された。大多数の子どもたちは、わたしの論理に同意し、世の中の偽善・欺瞞に愕然とする。子どもでも
理解できる『当たり前』のことだからだ。

子どもは正直だ。大人はウソつきだ。詭弁を弄して悪を正義と偽る。戦争を平和と偽るのはやさしいことだ、子どもでもわかる
当たり前のことすら理解できない大人に対しては。

★チョムスキーは『知識人とは権力に飼いならされた犬である』、と喝破した。

拉致問題はそのことを証明した。『日本は北朝鮮を非難する資格はない』、といった言論知識人に誰がいただろうか。

(永好和夫)







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