現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. ガザ侵攻
  5. 記事

ガザ攻撃後、ハマスの人気高まる パレスチナ世論調査

2009年2月6日22時13分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 【エルサレム=平田篤央】イスラム過激派ハマスに対するパレスチナ自治区の住民の支持が、イスラエル軍のガザ攻撃後に大幅に伸び、穏健派ファタハを上回ったことが、パレスチナの調査機関エルサレムメディア情報センターが5日に公表した世論調査結果でわかった。

 調査によると、ハマスを「信頼できる」と答えたのは27.7%で、昨年11月の16.6%から急増。一方、ファタハを信頼できるとしたのは31.3%から26%に減った。イスラエル政府はガザ攻撃で「ハマスに大きな打撃を与えた」としているが、結果的にハマスの人気を高めた形だ。

 さらに、イスラエルとの和平交渉に「反対」と答えた人は、昨年11月の35%から41%に増加。パレスチナ側に強硬な意見が強まっていることを示した。

 調査は1月末、自治区のヨルダン川西岸とガザで行われた。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内