報道公開された新型国産ロケット「H2B」=12日午後、愛知県飛島村、加藤丈朗撮影
報道公開された新型国産ロケット「H2B」=12日午後、愛知県飛島村、加藤丈朗撮影
今夏に打ち上げ予定の新型の国産ロケット「H2B」が、開発場所の愛知県飛島村から鹿児島県・種子島宇宙センターに向けて近く搬出されることになった。機体が12日、三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場(飛島村)で報道陣に公開された。
H2Bは、液体水素が燃料の主エンジンが2基あるのが最大の特徴。機体の直径は5.2メートルで、従来のH2Aより1.2メートル大きい。より多量の燃料を積んで、打ち上げ能力をアップさせている。