WBC日本代表候補の宮崎合宿を前に、15日、イチロー選手ら、「侍ジャパン」のメンバーが、続々と宮崎入りしました。宮崎空港には、選手たちを一目見ようと、大勢のファンが詰め掛けました。しかし、大阪便で宮崎に到着したマリナーズのイチロー選手は、到着ロビーではなく、別の出口から姿を見せ、ホテルへと向いました。このほか、カブスの福留孝介選手も、空路、宮崎入り。主力として期待されるメジャーリーガーは、合宿に向け、力強く抱負を語りました。(カブス・福留孝介選手)「できる準備はしてきているので、あとはやるだけ」原監督のもと、WBC連覇をめざす侍ジャパン。日本代表候補の宮崎合宿は、宮崎市のサンマリンスタジアムで、今月16日から22日まで行われます。
深刻な社会問題になっている「引きこもり」への理解を深めようと、宮崎市で、15日、セミナーが開かれました。このセミナーは、引きこもりの子供を抱える県内の親たちでつくるグループ、「楠の会」が開いたもので、約70人が参加しました。セミナーでは、愛知県で、引きこもりの支援に取り組んでいる日本福祉大学の竹中哲夫教授が講演し、「本人にとって押し付けにならないゆるやかな支援が重要」と訴えました。県内には、引きこもりを専門にした行政の相談窓口がなく、ボランティアもほとんどいないということで、楠の会では、こうした活動を通して、支援の輪を広げていきたいとしています。
宮崎を全国にピーアールする「みやざき花の女王」の新しい女王が決まりました。15日は、宮崎市で最終選考会が開かれ、一次審査を突破した8人が、宮崎への熱い思いなどを語って、審査員にアピールしました。そして、審査の結果、新女王には、都城市の馬場沙織さん(24)、宮崎市の櫛間千恵子さん(26)、新富町の平原久真子さん(21)の3人が選ばれました。3人は、3月14日に開幕するフラワーフェスタでデビューします。
躍動感あふれるダンス。この大会は、都城の中心市街地の活性化に一役買おうと、地元のブレイクダンスの愛好家らが、企画したもので、今回で4回目の開催となります。都城市の大丸センターモールで開かれた大会には、県内外から、14チーム、約40人が参加。買い物客らが見守る中、迫力あるダンステクニックを披露しました。主催者は、「街の活性化に貢献することで、ブレイクダンスのイメージアップにもつながってほしい」と話していました。
去年11月、都城市で、男性に暴行を加えたとして、14日までに4人の男が逮捕されました。被害者は、その1か月後に死亡していて、警察では傷害致死容疑も視野に捜査を進めています。逮捕された住所不定、無職の鎌田幸治容疑者(29)ら4人は、共謀の上、去年11月9日、都城市内のファミリーレストランで、市内に住む上岡孝司さん(31)に暴行を加えた疑いです。さらに、上岡さんは、その1か月後、病院で死亡していますが、体中にあざがあったということです。このため、警察では、4人が、上岡さんの死亡にも関与した疑いがあるとみて、傷害致死容疑も視野に捜査を進めています。4人のうち、2人は、上岡さんが経営する飲食店の元従業員で、残る2人は、客などとして出入りしていました。
日教組に対し、批判を繰り返している宮崎1区選出の中山成彬元国土交通大臣らが、14日夜、宮崎市で、教育をテーマにした集会を開きました。この集会は、自民党の有志の議員が結成した日教組問題究明議員連盟などが開いたもので、約500人が参加しました。集会では、議連の顧問を務める中山氏や、元高校教師の義家弘介参議院議員ら4人が講演しました。このうち、中山氏は、文部科学大臣だった当時、教育改革について「ことごとく日教組に反対された」と述べた上で、「自虐的な教育で、日本をだめにしようとしている」と、改めて日教組を批判しました。