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休床52、1病棟に 県立中部病院2009年2月16日

 看護師不足でこれまで2病棟33床を休床していた県立中部病院(平安山英盛院長)は1日から、休床を1病棟にまとめ、52床を休止している。併せて病棟再編も行い、看護師を激務と言われる新生児集中治療室(NICU)や看護師が不足している病棟に再配置した。平安山院長は「看護師は過重労働の一方で、空床があるのも事実。看護師の過重労働を解消しながら、収入を増やすための方法」と話している。
 中部病院の2007年度の稼働病床ベースでの病床利用率は95・8%だったが、昨年8月ごろからは空床が30―40床ある状態が続いている。これまで小児科病棟41床のうちの11床、婦人科・混合病棟の52床のうちの22床の合計33床を休床していた。今回、休職、退職する看護師の補充が難しく、看護師の労働条件悪化を防ぐため、休床を19床増やし一病棟にまとめた。
 県病院事業局によると1月1日現在、中部病院は23人看護師が不足している。平安山院長は「地域連携を強化し、救急医療体制は維持していく。看護師確保も引き続き務めていきたい」としている。


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