サポーターコミュニケーションデー議事録(No.5)
質問:4
今年のユース選手の昇格状況についてお尋ねしたいんですけれども、2名昇格ということですが、ほかにも優秀な人材がいたと思うのですね。地頭園くん、小井土くんとか、彼らは今後の進路はどうなるのでしょう。あとは、例えばいま鹿島にいるような方が元ジェフユースだったとか、そういう、一度ジェフに関わったにも関わらず、その後ほかのクラブでプロになるような状況を、ちょっと甘んじてはいけないと思うので、その辺もよろしくお願いします。
昼田チーム統括本部長
はい。まず編成というのがございまして、昇格させるときに、高校生のディフェンスの選手と左サイドの選手が必要というところで、今年、ほとんどが進学で地頭園もそうですけど、あと加藤というのもですね。ただ、進学してるんですが、したときに、定期的に練習に参加させようということは、本人も含めて話はしています。進学先はプライベートなことなので。頭には入ってますけれど、いえません。レギュラークラスの選手はすべて決まってます。
酒井
よろしいでしょうか。ありがとうございました。
質問:5
2003年からですか、ジェフサポは2000年ぐらいからなんですが、2003年からシーズンチケット申し込んでいます袖ヶ浦市の○○と申します。よろしくお願いします。
昼田さんのほうの関係にも関わってくるんですけれども、本当は監督の社長に聞きたかった面もあったのですが、昼田さんもに聞きますけれど、社長にも関係あると思います。下部組織の件ですが、トップは練習場の関係の話になります。トップのほうは姉崎の練習場という1面、1.5面ですか、あるわけですけれど、こちらのほうをトップは使われているわけですが、下部組織の練習ははっきりいってジプシーの状況です。リザーブズは市原市のほうで何とか借りている部分があるとは思いますが、日にちによっては練習場というのは時間が早かったりとか、一定したところでの下部組織の練習はしていません。そういう部分で、トップのほうも今年は1年間、今年1年間、ジプシーはないということをおっしゃってますけれども、本当にそういうことが、クラブとしては独自のグラウンド、練習場というのを持つのが、本当のクラブのあり方ですし、監督、選手がやっぱり全力を出せる現場の場所だと思うのです。それを提供するのがクラブの一番やらなければいけない仕事なんですが、今までそういうことが、社長に就任してから、少しでも改善するかなって思いましたけれども、まったくそういうところはされていません。そういう部分で、今後、具体的に2008年はこういうことをやる。また、2009年はこういうことをやる、また2010年はこういうことをやるということを、具体的に進めていくのが会社の、クラブの本当のあり方だと思いますので、そういう面、具体的に答えていただきますよう、よろしくお願いします。
酒井
淀川社長からよろしくお願いします。
淀川社長
それでは、私がお答えさせていただきますが、まだまだ不十分であることは否定しません。前からというような質問内容であったかと思いますが、いろいろなカテゴリーがあるのはご承知のとおりで、スクールで申し上げますと、私が来たときに、古河電工の土地で、お借りしてやっていた舞浜グラウンドが閉鎖となり、本当に困りました。ですけど、私どものスタッフが奔走して、いまの新習志野を本当にうまくみつけることができました。もとより私どもお借りしているのですが、ここで、アメリカンフットボールの日本一になったチーム、オービックシーガルズさんと一緒に使用しています。協力してアメリカンフットボール&サッカーだとかやらせていただいてもおります。そして、最終的にはシーガルさんが大決断をしてくれまして、私どももその恩恵に預かっております。ここは人工芝で運営できるようになりまして、それもありまして、子どもさんたち、ご父兄にも喜ばれています。大変たくさんのお子さんたちに来ていただけるようになりました。
それから、市原市にお世話になっている所、もちろん、私どもの姉崎があります。それからスポレクパークや近隣の一般企業の施設をお借りしたりしています。ここを、スタッフがいろいろな関係団体との調整に奔走して、かなりたくさん使わせていただけるようになりました。しかし、まだ不十分。そしてこれから、最初に申し上げましたように、寮をようやく新しいところに移転する。これは有秋台で、企業さんの社宅なんですけれども、マンションをお借りします。(これまでの寮で)私どもが一番の自慢できるのが食事だったのですが、食堂がなかったので、作って、3月ぐらいに移転ができるという方向で進めています。ここは寮だけではなく、非常に広大で、中が公園みたいな形になって。フルコートはちょっと取れないけれども、ピッチもあり選手たちが簡単に自分たちでトレーニングできる。これは、いまリザーブズの越後監督も非常にありがたいといっている。こういったことで、これからのユース年代の選手獲得に対しましても、非常にいい環境になっていくということで、そういったことが目に見えて現れてくるものだと思います。少しずつではあるが、十分だとは思っていませんが、私たちの限られた資金の中で、できるだけそういう、今言われたことにょうに、バランスよく配分できるようにやっていく。そのためにも営業が大事なんですね。そのようにやってますので、どうぞよろしくお願いします。
酒井
まだ大丈夫です。一番うしろの方。
質問:6
八王子から参りました○○と申します。営業の方にお伺いしたいんですけれども、ジェフのほうで使途を限定した基金とかを作って、ジェフタウンとか、マリノスタウンじゃないですけれど、そういったことに向かって、貯金して、使って、皆さんの名前を載せるとか、そういうことってできないでしょうか。一人がそういう基金て月や年に1回だけだとそれほど集まらないかもしれないけれど、1万5千人が一人千円だして、12カ月やった場合、1億8千万円ぐらいにはなると思うのですが、そういった形でサポーターも何かできないか。考えたときに、それに行き着きまして、それが可能かどうかお伺いしたいのですが。
島田取締役
非常にありがたい話だと思います。もちろん、それが実現可能かどうかというのは、いろいろ関係している方々の意見を聞いて進めさせていただくこととなります。本来は自主自立の経営を掲げている以上、自分自身できちんとしていかなければいけないことだと思っておりますが、そのようなお申し出をいただくことは大変ありがたいことだと思っておりますので、具体的にそのような話があるときには、皆様のご協力を得る可能性もありますし、ぜひよろしくお願いしたいと思います。そういうお話をいただいたことは、本当にありがたく、頭の中に刻んでおきたいと思います。どうもありがとうございます。
酒井
ありがとうございました。
質問:7
市原市の○○ですけれども、淀川社長に質問なんですけれども、結果的に5人移籍してしまったということで、移籍した結果については仕方がないと思うのですが、社長として、どのように、普通の会社ですと、そういういろいろあったときに、責任をどのような形で、辞任じゃなくても構わないです。どのような形で責任ということを考えているのか、あと、それに伴って、いろいろイヤな報道が多々あったと思うのです。サッカーマガジンとかダイジェストとか。一般紙にもいろいろ載ってしまったような、クラブのダメージが非常に大きかった今回の一件だったと思うのですが、その点について社長はどのように考えているのか教えてください。
淀川社長
いまの話では移籍に関しましては、本当に、最初に申し上げたように、彼らが離れる理由についてはいろいろなことがありました。メディアにも報じられておりますけれども、私が知っている理由はそれぞれありました。いまはすべて淀川が悪いということでですね、あの選手がこういったから、この選手がこういったから、私がこうだ、報道が違いますというころよりは、私は、とにかく昼田にこの部分は託しておりますが、その選択が間違ってなかったと、この結果で、時間がかかるかもしれないが、みなさんにご評価いただきたいと、そのように思っています。これも繰り返しになりますが、放っておいたら、今より悪い事態、将来、展望が見えない事態があったということで、私は黙って何もしない。座して死を待つよりも、討って活路を見出したと思っています。何もやらずに、放っていたらよくならないと私は判断しました。そして決断しました。いま彼に託しています。私は託すだけではなくて、最大限の努力をして、私なりのサポート、あるいはやっていかなければならない。あとの2人についてもそういうことで、この間、記者会見で申し上げたのですが、鼎談(ていだん)、3つの鼎(かなえ・ものを煮たり、祭器として用いたりする器)があればなかなかガタガタしません。中国で古いことわざがあると思うのですが。この3人がスクラムを組んでいけば、必ずよい結果が出るということで決断いたしました。どうぞ、それを見守っていただきたいし、変わらぬご支援、ご声援をいただきたいと本当に思います。いま、島田のほうから申し上げましたが、1万5千人のご来場者を目指しておりますが、実はその先に、このスタジアムが本当にいつも満員でチケットが買えない。これでは小さいといわれるぐらいに、どうやったらなれるのかと。そのように描いて、そのために、選手がこのようにならないように、していかなければならないのですが、そういうためにはどういうことができるのかと。そういうことを真剣に考えて、昼田に、さっきも話を聞いていただいたとおり、私は彼ならたくせると、確認をさらに強くした。そういうことでご理解いただければと思っています。
酒井
3つの柱という話がありましたけれど、 1月31日の新体制発表のときにですね、記者のほうに社長から話がありました。そのリリースがブルーの資料ですので、目を通してください。それでは、昼田本部長に質問がある方からいきましょう。
質問:8
八街市から来た○○と申します。羽生選手や水本選手のような生え抜きの選手には複数年の契約は提示したのですか? 毎年、毎年阿部だの村井だの茶野だのがみんな抜けているのですが、なんでジェフというのは、主力の人たちをあっさりよそのチームに売り渡すんですか? なんでですか? 複数年で何とか引き止めてもらえませんか?
昼田チーム統括本部長
主力の選手に関しましては、複数年で提示させてもらってます。本人たちが単年勝負という形で、単年の契約を結んでいるということもあります。今年に関しても、だれがどうかということは言えないのですが、複数年を提示している選手もいますし、契約した選手もいます。水野は当然、FIFAのルールで契約が切れれば、育成費が入ってくるんですが、移籍金は取れないということは前もってわかってましたので、8月ぐらいから本人とエージェントとずっと話をしてました。複数年で、その前からですね。去年の契約のときも、複数年でという話もしています。水本も当然そのようにさせてもらってました。
酒井
それでは、次にいきましょう。昼田本部長以外への質問でも大丈夫です。
質問:9
社長お久しぶりです。11日に突撃させていただいた千葉市の○○と申します。先日は失礼しました。一つだけ質問させていただきたいのですが、どなたでも結構です。島田取締役が一度、去年のいろいろな営業等が振るわなかった原因として、コミュニケーション不足があった、いろいろなところでコミュニケーションの不足があったとおっしゃられておりましたが、新任なされた島田取締役には申し訳ないのですが、ぼくらとしては、コミュニケーション不足ということで、人気がなくなったり、市原のほうでお客さんがこなかったり、また、しいていえば、主力選手の移籍ということに関しても、絶対的にコミュニケーションの不足があったように思います。毎年、毎年、こういうふうな状況になってるんですけれども、どうして今年もコミュニケーションの不足を原因として上げるようになったのか。そして、これからコミュニケーションの不足をどのようにして具体的に解消するのか。原因と具体的な対策をお答え願います。
酒井
こちらはどなたがお答えいただけますでしょうか。
島田取締役
先ほどの説明だと少し不足していた思います。皆様方との対話の場であるとか、メディアに関することについては、具体的にそれぞれ考えていきたいと思っていますが、まず、私なりに感じたこととして、クラブの中のコミュニケーション不足が一番の要だと思います。クラブ内の会話が不足していると感じたものですから、オフに一同が集まる機会がありましたので、徹底的に社員同士、話合う場を持ちました。そこで、社員の側からテーマを求めて、何がうちのクラブに欠けているんだろうと話をしたら、やはり同じよなことでした。やっぱりコミュニケーションが不足していることを確信しました。現時点でも我々のクラブは、姉崎の本社事務所と、、私がいる蘇我駅の近所の営業所が、分散しているような状況。普段からなかなか顔を合わせることもままならないような状況なっていますが、設備的な問題はすぐに改善できるわけではないのですが、それを乗り越えて、いろいろな会話の場を持つことは可能だろうということで、何か、困っているようなことがあれば、手を差し伸べるような形に、私のセクションであれば総務の社員にも指示していますし、その中から生まれたものとして、ちょっと中の話なので、お話しするのが恥ずかしいのですが、全員が顔写真入りのプロフィールを選手ロッカーの中に張り出し、逆に選手やコーチ陣からも自己PRなどを出してもらいながら、いろいろな場面、例えば営業の関係でいえば、選手からグッズにサインをもらうとか、そういうときにも積極的に会話するなど、(こんなことをいうと、そんなこともしてなかったのかとおっしゃられることばかりだと思うのですが、)そのようなこと、クラブの中のコミュニケーション不足の解消にさっそく取り組みはじめています。(それが、どうしたという話ではあるのかもしれませんが、)現実的にだいぶ雰囲気が変わってきたといってくれる選手がいるのも事実。まず、クラブの中から変えていこうと思い、一例ですが、すでに取り組んでいます。
今後、皆様方との接点ということにおいては、先ほど申し上げたようなオフィシャルサイトであるとか、スポンサー様との接点ということであれば、営業マンが日参するような活動ということだと思います。チームとしては、コーチ陣のメンバーなどもかなり変わったということもありまして、その部分は改善に向かっていってると考えています。ただ、皆様方とのコミュニケーションに関しては、まだまだこれからのことだと思っていますので、そちらに関しては引き続き叱責いただければと思っております。その点に関しましては、具体的にこうするぞということがこの場で答えられないのが、大変申し訳ないのですが、今後の当クラブの取り組みを注目していただければと考えております。
酒井
コミュニケーションのほど、よろしくお願いします。
質問:10
千葉市から来た○○と申します。皆様に、本当はここにいらっしゃるジェフのクラブの皆さん全員にお聞きしたいのですが、あなたにとってサポーターとはどんな存在ですか。というのは、こういうコミュニケーションデーを設けていただいて、でも、きつい質疑応答もあって、やっかいな存在だなとか、ほっといてもシーズンチケットは購入してくれるんじゃないかとか、そういう、お客さんなんだけど、お客さんじゃないみたいな、そういうような扱いというのを過去受けたことがあるんですね。細かいことはいいませんけれども、みなさんにとってサポーターってなんだろう。どういうふうに感じているのかを知りたいんですね。みなさんにとって、サポーターってなんだろう。どういうふうに感じているのか知りたいんですね。
酒井
うかがってみましょうね。
質問:10
続けていいですか? バックはこないと思うので、私自身は確かにお客さんなので、お金を払って、サービスを得る存在ですけれど、一番根底にあるのは、チームを大事に思っているということですよね。何よりも。そういう普通の営業マンをそういうふうに育てるのはすごい大変なことだと思うのですけれども、すでに、みんなはここにいるみんなにとって、ジェフはとっても大事な存在なんです。大事に思っているからきついこともいうし、サポートしていきたいということで、本当に思っているんですね。それを、ちょっとやっかいな存在だと思われているようだと、せつないことだなと思っているんですけど、皆様にとって、サポーターとはどのような存在か。よろしくお願いします。
酒井
では、一人ひとりうかがいましょう。
淀川社長
私はさきほど言われましたような、やっかいだとか、そんなふうにはまったく思っておりません。「えーっ」と言われることが、逆に非常に残念だと思いますね。そういうふうに感じられていることを反省はしなければいけないと思いますが、私自身がどう思っているかですから、そう思っていないということをお伝えしたいんですね。これは、前に祖母井さんも言ってくれていたと思いますけれども、やはりファミリーだということ、家族的なクラブであり、サポーターの皆さんと同じ方向に向いていきたいと思っています。誰かにも聞かれたんですけど、「社長今度、サポコミ来ないんですか?」と。そういう質問がありました。私はこれはクラブとしても一番大切なことだと考えております。昼田には、1.5列目の選手を取りにすぐに飛んでもらいますけれども、私はこれが大事だから残ります。ですけど、今年は放っておけないので、明日、(トルコへ)行きます。だけど、私はみなさんの生の声を聞きたいのです。そして、私の思いを伝えたいんです。これは大事な行事の一つだと思ってますから、何をおいても出る。なんでそんなふうに思われるのか逆にわからないんです。信じるか、信じないかは仕方がないんですけど、私は思ってますということをまず、お伝えします。それから、ファミリーとはどういうことかと申しますと、言わずもがな、私だって、そうはいっても女房に言えないこととか、娘に言えないこととかありますよ。ですけれども、父親として、あるいは夫として、ほかの他人じゃ言えないこともいいます。逆に。それは愛しているからなんですね。それがファミリーだと思っていますから、私はどんなことがあったって、皆様にどうやったら信じてもらえるか、やはりこの絆、最初に申し上げたように、ここはファミリーとしての、重要な絆を保つ場だと思っています。それだけは、そう思っていることを信じてください。私はサポーターの皆様とはそういうことだと思っているということをまずお伝えしておきます。
酒井
はい。ありがとうございました。
昼田チーム統括本部長
少し答えから外れるかもしれませんが、この間イヤーブックの取材にも答えさせていただきました。一言でいうと「愛」というのが、サポーターからいただくということだと思っています。正直な話、お世辞でも何でもないんです。選手と契約交渉のときにも話をしたんですけれども、ぼくはマトリックスという映画が非常に好きで、へこんだときに、さきほどの『いちばん』と書くのと同時に、夜中はマトリックスを見るんです。アンダーソン君という主人公が出てきまして、キアヌ・リーブスなんですけど、ごくごく普通のコンピュータの会社に働いていたんですけど、モーフィアス(という登場人物)というのがぼくの仕事だと思っています。彼(アンダーソン)が救世主ネオであることを信じているのです。もう一人、トリニティ(という登場人物)という女性がですね、結局は、ネオを信用していくということなんですね。それによってネオが変わっていくという話です。ぼくは今回のこともそうなんですけど、選手はネオジェフだという話をしていています。チェンジというのもあるんですけど、AからBへの変化ではなくて、ぼくは過去のことに関しても、93年からずっと歴史があった、伝統のあるクラブですし、AからBへの変化ではなくて、AからAへの変化(が必要)だと思っています。そのAからAというのが、例えば、Aダッシュがついたり、それが、例えば過去の選手もそうですよね。新しく選手が出てきたというところ。そういう状況、結局はどこかで痛みがある状況だと思っているので、選手に要は立てと。今。一人ひとりに、あなた方(選手)一人ひとりが変わっていけば、変化していけば、必ずこの状況を乗り切れるという話をしてます。そういうところで、ぼくは彼らのことを信用しています。そして、サポーターに対してですが、本当に非常にありがたいと思っています。いつも、ベンチの横でエネルギーもいただいてますし、本当に愛というか、選手に対しても本当に優しいです。最後の最後のところでは、選手たちに対する愛というものが必要だと思うんですね。言葉が非常に日本語は難しいんですけど、覚醒するというか、ようはチェンジしていかなければならないという状況で、それが一人ひとりが成長していけば必ず大きな変化といいますか、少しずつ変わっていくと思っています。決してこの状況でも、決して諦めていないです。まずは選手一人ひとりが変わっていくところ、チームも選手も変わっていくと思いますので、それを出来るだけ、早急に変わっていくことをしていくためにも、先ほどもいいましたけれども、本当に温かい声援を、時には厳しく、時には温かい声援をいただきたいと思っています。以上です。
酒井
ありがとうございました。
島田取締役
私の考えはもしかしたら、ちょっとずれているかもしれませんが、「サポーターがなんだろう」という前に、まず、ジェフというチームが出来て、ずっと続いてきて、私が今、ここに10月からやらせていただいているというのも、縁があって取締役という仕事をさせていただいていると思っています。これは隣にいる社長の淀川もチーム統括本部長の昼田も、ホームタウン事業統括本部長の小林も同じ。それだけではなくて、壁際に立っているスタッフも全て同じだと思っています。さらに言うと、選手や監督も同様だと思っています。何が言いたいかというと、ジェフというチームが発足し、これから何年もずっとあり続ける。その長い歴史のちょっとした瞬間だけ、私たちは携わらせていただいていると思っています。ジェフユナイテッドというものが、唯一無二の存在であって、我々がジェフで皆様がどうではなくて、ジェフというものがあって、我々はたまたま今、ありがたくも携わらせていただいていると、そのように私は思っています。我々はジェフユナイテッドという名前の会社ではなく、東日本ジェイアール古河サッカークラブという会社名です。(それが、ジェフではないという言葉遊びをするつもりはないのですが、)その会社が運営しているサッカーチームがジェフユナイテッドという名前ですが、サッカーチームだけではなくて、むしろ、ぼくは皆様方がジェフユナイテッドだと思っています。皆様方のために、仕事をさせていただいていると思っています。そのようにいうと、すごくおべっか風に聞こえてしまうから嫌なんですけれども、皆様方だけではなくて、チーム、我々みんな含めて、ジェフユナイテッドというものがあって、そこにたまたま、私は仕事をいただいて、働かせていただいているという関係だと思っています。もちろん皆様方はこれからもずっとジェフユナイテッドの一員、一部であると思いますし、私は今は取締役という立場で携わっていますけれども、それは、短い期間かもしれませんし、取締役じゃなくなっても、今度は私自身も皆様と一緒にサポーターになって、ジェフユナイテッドの一員になるかもしれない。そういうような存在、ジェフユナイテッド、そしてサポーターの皆様とはそういう存在なのではないかなというように、質問があったから言っているわけではなく、この職に就く前、そちら側にいたときから、なんとなくそういう気持ちでいました。私の個人的な思いはそういうつもりでやっています。
酒井
それでは、小林ホームタウン事業統括本部長です。
小林ホームタウン事業統括本部長
答える機会を与えていただきましてありがとうございます。いや。あの、ここまでですね、何時間かずっと座っていて、結構しゃべらないのはつらいですね。さておき、サポーターのみなさんというのは、まさしく私がやっている、事業部がホームタウン事業統括本部といって、皆さんとうまくやらなければいけないところです。クラブというのは、地域にある自治体や企業、そして、地域の人たちとうまくやっていきたい。この3つが一体となってクラブを支え、一緒に運営していくというのが一番のクラブの理想です。その地域の人たちの大変クラブに興味を持ち、いろいろなことを言っていただけるのが、サポーターだと私は理解している。ときには厳しいこともあるでしょう。ときには難しいこともあるでしょう。クラブ側として、それをしっかりと受け止めて、何が出来るか、何が出来ないか。結局そこで、先ほどいったコミュニケーションを図り、最終的にはいいクラブを作り上げていく、素晴らしい方々だと思っています。そういう意味では、もっと会話を多くして、先ほど、私が手を挙げていえばよかったんですけど、コミュニケーションがうまくいかないというのは、環境云々もあるでしょう。でも、それではなくて、心です。仕事とくのは人と人とのつながりで、スポーツの業界も同じです。人と人とのつながりだと、人を思いやるような心とか、人を気遣えるような心がまずはクラブになければダメだと思っています。そして、クラブの社員同士が、先ほど島田が言いましたけれど、そういう関係になり、クラブとしてみなさんに発信できるような形が出来れば、コミュニケーションが図れて、厳しいことも受けられるようになるんじゃないかと思っています。そういう意味では、まず、クラブが変わっていきたいと思っています。みなさんを大切に思っています。よろしくお願いします。
酒井
どうもありがとうございました。予定の時間を30分を過ぎています。昼田チーム統括本部長は時間です。時間なんです。今季もチーム、どうぞよろしくお願いします。気をつけていってらっしゃい。
昼田氏退席。
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