岡山放送局

2009年2月15日 21時3分更新

備中松山城主の資料展


高梁市にある備中松山城にゆかりの城主や藩主の資料を集めた展覧会が、高梁市歴史美術館で開かれています。

会場には、城主や藩主にかかわる文書やよろいなどおよそ80点が展示されています。

このうち備中松山藩を一時、預かっていた備後福山藩主の水野勝俊のよろいかぶとは紺色の糸でつづったよろいと一谷の合戦で知られる古戦場の絶壁をイメージしたかぶとです。

また、「備中松山藩長州征伐行列図」はおよそ10メートルの巻物2巻で、馬にまたがる備中松山藩主板倉勝静や行列の藩士の装束を鮮やかに描いた貴重な資料です。

このほか備中松山城の城明け渡しで知られる大石内蔵助を描いた「義士四十七図」も展示されています。

この展覧会は、来月22日まで高梁市歴史美術館で開かれています。