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日本助産師会の基準のとおり、一般的に以下のような場合に、助産院ではお産をお取り扱いできません。当院で特別に補足しているケースもあります。 |
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■逆子および多胎(双子以上)の場合 |
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■前置胎盤の場合 |
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胎盤の位置が子宮口をふさぐ格好になっていて経膣分娩が難しいもの |
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■前回帝王切開の場合 |
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子宮の壁の強度にリスクがあるため |
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■流早産傾向の場合 |
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流産の兆候があっても治療後、回復して医師が助産院出産を許可した場合は大丈夫ですが、37週0日前に分娩になる場合は全て病院出産となります |
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■IUGRや羊水の異常などの場合 |
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IUGRは子宮内で思うように胎児が育っていない状況です。羊水量の明らかな異常も胎児にリスクがあるため万一を考え病院出産となります |
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■妊娠高血圧症候群(PIH)の場合 |
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程度に応じ、医師と相談しながら経過を見ますが、症状が著しい場合は病院出産となります |
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■IVF児の場合 |
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不妊治療後の貴重児・・・よく相談をした上で、万一を考えて病院出産をお勧めすることもあります |
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■各種感染症(+)の方の場合 |
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肝炎キャリアやHIV、GBSその他 |
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■ 血液型 Rh(−)の方の場合 |
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産後に助産院で使用できない点滴が必要なためです |
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■CPDが明らかで経膣分娩が疑問視されるもの |
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医師と相談しつつ決定します |
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■心疾患や腎疾患などの内科的合併症その他のある場合 |
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■医療拒否が著しい方やそのご家族 |
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必要な検査や万一の輸血など、拒否される方は助産院出産は難しくなります |
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■予定日超過・過期産 |
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予定日をすぎたら積極的に動いていただきますが、41週をすぎてもなんの気配もないときなど、医師と相談して病院での誘発分娩に切りかえる場合があります |
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■その他の妊娠中の異常および分娩中に異常所見が見つかったとき |
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分娩中の異常所見はここでは省略します |
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■福祉的経済支援対象家庭などで出産費用の助成がある場合を除き、経済的に問題のある場合 |
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■必要回数の妊婦健診を受けておらず妊娠中の管理が不十分な場合 |
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■DVなど、明らかに家庭内に人間関係上の問題のある場合 |
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