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茂木健一郎に噴き出た賛否両論

●派手に稼いでいて著書もバカ売れしているけど

 脳科学者の茂木健一郎(46)がテレビに出まくっている。

 茂木は東京学芸大付属高を経て、東大理学部を卒業。さらに同法学部に入り直して卒業し、再び同大学院理学系研究科物理学専攻後、理化学研究所、ケンブリッジ大、ソニーコンピュータサイエンス研究所などを渡り歩いた経歴の持ち主だ。現在は東工大連携教授や早大国際教養学部の非常勤講師などを務めている。

 有名なのは「クオリア」(人間が感じる感覚を特徴づける数量化できない微妙な質感)の研究。このキーワードを売りに積極的にテレビ、ラジオ、雑誌に登場し、現在、「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)のキャスターをはじめ、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「ザ・ベストハウス123」(フジテレビ)などのバラエティーにも出演している。「あいのり」では恋愛講座講師、お笑い番組「爆笑レッドカーペット」(ともにフジ)の審査員も務めている。

 最近は学者なのに派手に稼いでいるという印象が強いが。

「茂木のNHKでのギャラは『文化人枠』ながら1本50万円前後と高額です。民放はゲスト出演でも15万円以上、ゴールデンなら50万円ですね。また、テレビに出て知名度が一気に高まり、これまで30冊以上出版している著書はバカ売れしていて、講演も引く手あまた。笑いが止まらないでしょう」(テレビ関係者)

 もっとも、評判はいまひとつ。旬の人物をゲストに迎えるドキュメンタリー「プロフェッショナル――」では、キャスターなのに気の利いたコメントができない。

 何かというと「脳科学的には――」と話題を切ってしまうし、ゲストへの質問も「その時はどんな気持ちだったんですか?」「今でも初心を持っていますか?」などといつもありきたりだ。

 また、月刊誌上で早稲田大の大槻義彦名誉教授から「茂木氏は科学者ではない」と批判され、精神科医の斎藤環氏に「脳についてどれだけ系統だった勉強をしたのか疑わしい」と疑問視されたこともあった。ちなみに、江原啓之と親しく、共著も出版している。

 仕事が増えて敵も多くなったということだろうか。

(日刊ゲンダイ2009年2月12日掲載)


関連ワード:
茂木健一郎  NHK  プロフ  コンピュータ  ソニー  
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