らき☆すた2〜僕の私の未来日記コンテスト〜

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』


らき☆すた2~僕の私の未来日記コンテスト~とは、2007年7月から不定期連載が決定された善水ががみのハイクオリティウォーズ漫画である。2008年1月に連載終了。

目次

[編集] あらすじ

舞台は前作の7年後。前回のゲームの勝者、パトリシア・マーティンは刺激を求めて今日もオタクとして活動していた。しかし、ある日突然不思議な夢を見る。その夢に出てきた巨大な石碑“ギガサイト”が、パトリシアにゲームをしないかと誘う。ゲームの誘いに乗ったパトリシアは、ギガサイトから1冊の日記帳をもらう。なんとその日記帳には、自分自身の未来の記述がされていたのだ。しかし、それはこれから不特定多数で行われる禁断のゲームのチケット、未来日記だったのだ……。

[編集] 登場人物

[編集] 未来日記の所有者と死神、及び使い魔

本作は未来日記所有者が戦うゲームである。未来日記所有者には、もれなくその日記の番人、死神と識別コードが与えられる(魔女の未来日記所有者には死神の代わりに使い魔がいる)。ちなみに、死神及び使い魔の役割は前回のゲームと同じ。

[編集] VREX勢力

VREX-S00XXD……パメラ・イービス (Pamera Ibis)
御目方教の騒動終了直前に姿を現した「天使」と呼ばれる存在。外見は田村日和とそっくり。
ゲーム開始直後から日和とトリスを専用の施設でコールドスリープし、彼女達に成り代わって田村日和としてゲームに参加していた。
物理的な実体が無く、物理攻撃が通用しないが、その理由は彼女が水蒸気でできているからである。
御目方教の一連の騒動の時に椿とベホイミの心臓を貫いて殺害した。
所有日記は自分の知っている人物の日記を全て使える「JOKERDIARY」。階級は力天使。
パティ・雪輝・レインとその死神を廃工場に誘い出し、スタッカートを人質に「自分の正体当てゲーム」を展開。最初は4人(と一機)を見くびっていたが、レインの日記によって窮地に立たされる。その後、スタッカートを殺害するが、消滅寸前のレインにスタンガンを浴びせられ、着火され爆発し、死亡。
蛭子 奈々(ひるこ なな)
パメラの死神……もとい、御使い。
狡猾な性格の変装の名人。外見はトリスにそっくり。
階級は大天使。天使界では比較的下級。
パメラの爆発に巻き込まれ死亡。
VREX-S0123……パトリシア・マーティン (Patricia Martin)(通称パティ)
本作の主人公。本名はパトリシア=ラートゥス。
普段は某IT会社の社員だが、実は真性OTAKUである。
年収は2500万を裕に超えており、すっかりセレブの仲間入りを果たした。しかし刺激が足りず、それらを求めてOTAKUをやっているようだ。
所有日記は自分がこれから買うであろう物が書き込まれた「アイテム日記」。未来に買うアイテムから、自分の未来を予測できるため、かなり強力な日記。御目方教の一連の騒動の後、アイテムを自由に呼び寄せる「取り寄せ日記」になった。
黒澤茜との戦いで殺されそうになるも、日和(実際は変装していたパメラ)に救われ窮地を脱する。後に彼女と結託する。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
パメラの「正体当てゲーム」では、日記の能力でレインにライターとスタンガンを提供した。
逃走中のグリムレットと遭遇し交戦するも、重症を負わされ、その後行方不明となったが、リッテとの最終決戦時に天使の姿で登場。そのときに超死神大王とリッテの子供ということが判明する。
リッテとの戦闘が終わった後、「白」の称号を受け継ぎ、この世界の暫定管理者となった(実際にその管理者という役目がこの世界そのものを支える為のシステムの様なものであるにもかかわらずそれを受け入れた)。
最期は実質的にその管理者となり、光の球体の様な姿となってこの世界から消えた。
パルヴァライザー (PALVARIZER)
パティの死神。7年前に彼女と戦った、パートナー的存在である。
ひそかに超死神大王の後継者に選ばれたはずなのだが、彼が死んでしまい収拾がつかなくなったので、現在の地位に落ち着いている。
死神ランクは現時点で最高のファルガイア級である。
椿による会食会に一緒に出席し、御目方教の一連の騒動から生還した。
実はリッテの研究で生み出された産業廃棄物。
リッテとの戦闘が終わった後、自らの魂をささげ、「パンドラシステム」のカギとなった。
VREX-M0229D……リゼット・ランデル(通称リーズ、Lisette Lander)
世界中をまたにかける詐欺師。本来は29歳だが、実は借金の帳消しのために強化人間にされた結果、外見が15歳にされてしまった。
詐欺師になったのも、自分の会社を潰し、借金を背負わせた人間に復讐するため。
霧吹き山に殺され、零式悪霊日記によって生きているフリをさせられている。
所有日記は自分の都合の悪い事柄を都合よく偽る「粉飾日記」。
霧吹き山死亡後、死亡した状態に戻った。
堀江貴文(ほりえ たかふみ)
リーズの死神。リーズに粉飾術を教えた無法死神。
死神ランクはランページ級。
VREX-M0326L……ニコル・ハニー (Nikol Honey)
テロリスト『黒の旅団』の下級幹部。窃盗・かく乱担当。荒々しい手口で、組織の中では「大解盗」と呼ばれている。
表では如月かえでとしてカレーハウスを経営している。売り上げはなかなかのようだ。
所有日記は自分の盗むものと泥棒の結果が分かる「怪盗日記」。未来日記になったあとは、事前にその結果が分かるようになった。
椿による会食会の招待状を受け取ったが、彼女は会食会に出席しなかった。
御目方教の一連の騒動の最中にグレーテルの家に潜入、日記を奪って破壊してその場を立ち去った。
日記所有者として戦っているうちに、自分は争いごとに向いていないと悟る。そして一人で第三十八因果律大聖堂へ出向き、デウスに日記を返却した(そのため、他の日記所有者には彼女の存在は「行方不明」になったと報告した)。
キッド・サマーズ・メディチ (Kid Summers Medichi)
死神界で有名な怪盗。超死神大王の財宝を奪い横流ししたため、無法死神扱いされている。
死神ランクはコーネリア級。
ニコルの日記返却の提案に賛成し、自らも死神界に帰っていった。
VREX-S0416……土蜘蛛/三堂千雲(みどう ちぐも)
高校2年生。あだ名は土蜘蛛(本人はこのあだ名をかなり気に入っている)で本名を呼ぶ人物は殆どいない。
所有日記は日記の耐久力を消費している間のみ、所有者とその死神がレーダーや他の日記等に探知されなくなる「ステルス日記」。
いわゆる美少女の様な外見で、知らない人からよく勘違いされるが、れっきとした男性である。
普段は人の姿をしているがその正体は蜘蛛型の死神で、御堂一族という死神の名家の血を引く死神の一人である。
それゆえ裏社会や死神、魔女の間では名高い人物だが普段はその素性を隠している。
椿の招待状を受け取っていないが、ステルス日記の力により、ひそかに会食会に潜入していた。
しかし、七瀬美紗の起こした騒動により、その場に留まるのは危険と感じてステルス日記の能力を発動して隠れながら会食会の会場を離れ、みねねの元へ戻っていった。その後、御目方教の一連の騒動から生還した。
グリムレット戦の後、所有日記が死亡したグリムレットの日記の力を取り込んで強化し「背景霊日記」となった。以前の「ステルス日記」の能力に加え、能力発動中は所有者やその死神から発せられるニオイと気配を完全に消滅させる能力が追加された(日記の耐久力も増加した)。しかしゲーム終了後にデウスの元へ行き、日記を返却した(因みにこの行動はみねねの提案に賛成した上での行動である)。
その後は死神界へ帰り、死神界復旧に協力している。
余談だが死神ランクはファルガイア級である事がゲーム終了後に判明した。
雨流みねね(うりゅう みねね)
土蜘蛛の死神。死神ランクはリィンバウム級。爆弾の扱いに関しては死神の中でもトップ。
かつて超死神大王の下で爆破処理班として働いていたが彼が死んだ為失業。その後途方に暮れながらニート生活をしていたが有紀に保護され、主催者の岩崎に『報酬を払うのでゲームに参加して欲しい』と言われ、それを承諾し現在に至る。
このゲームに参加するまでかなり暇だった為か、土蜘蛛に対しかなり協力的であった。
椿による会食会では何処かに身を潜め、土蜘蛛を陰でサポートしていた。その後、御目方教の一連の騒動から生還した。
日春の死後、有紀から契約金をちゃっかり受け取っていた。
ゲーム終了後、土蜘蛛に日記返却を提案し、死神界へ帰っていった。
VREX-L0515D……安陪マリア(あべ まりあ)
私立高校の優等生。しかしそれは仮の姿で、放課後は「オカルト研究部」の部長として日夜暗躍している。
霧吹き山に殺されたが、零式悪霊日記によって生きているフリをさせられている。
所有日記は自分の未来の調べ物が分かる「調査日記」。
霧吹き山死亡後、死亡した状態に戻った。
チュパカブラ (CYUPAKABURA)
マリアの死神。外見は小さな球状のものに手足が生えたような感じ。鳴き声は「ルーンヤ」。
死神ランクはテメリンダー級。
VREX-L0515D……K1/前原圭一(まえばら けいいち)
一度仮死状態となり何十年もの間何処かの氷山に冷凍保存されていた人間。嫌いな食べ物はおはぎ。悟史という人物の知り合い。
所有日記は所有者とその死神がそれぞれ一日に10回のみ蘇生する事が出来る「バーサーカー日記」。
敵勢力に対しては全く容赦なく、狂戦士の如くフルボッコにするが、味方勢力に対してはかなり優しい。朝倉と結託を結んでいる。
このゲームの早期決着を望んでおり、敵勢力全員を皆殺しにする為に行動している。
ゲーム中盤戦で蓮華を殺害しようと計画し多くの物に身を潜めながら行動、どうみても自分が入りそうにないようなスーツケースにも入り込むという荒業を見せ、蓮華の死神を殺害した。その後イヴの日記を破壊する。しかし突っ込んできた救急車に轢かれて日記を潰され破損した為、死亡。
悟史のバット(本名不明)
K1の死神。その体は他の死神とは別の物質で構成されており、死神中トップの硬度と防御力をほこる。
かつては悟史という人物に憑いていたが、その人物の意志により現在はK1に憑いていた。
K1死亡後は役目を終えてこのゲームから完全にアシを洗い、デスボートに乗って何処かへ消えた。
その後、行方不明となっている。
VREX-M0517L……朝倉涼子(あさくら りょうこ)
過去に2度も死亡したが未来日記に関連する何らかの大事件に巻き込まれ復活した…という意味不明な経歴を持つ人物。
所有日記は自分の逃亡ルートが分かる「逃亡日記」。自分の死神は日記に取り込まれている。K1と結託を結んでおり、主にK1のバックアップをしていたがK1が死亡した為、一時期目立った行動を避け、身を潜めていた。
椿の招待状を受け取り、会食会に参加する。しかし、七瀬美紗の起こした騒動によりその場から一番最初に会食会の会場から逃げ出して何処かに行ってしまった。
御目方教の事件の後、日記を第三者に謙譲してもよいかデウスに質問したが、その提案はあっさりと却下される。
グリムレットの日記の能力によって致命傷を負う。その後生死をさまよう状態になり、デウスはゲーム続行不可能と判断。生きた(?)ままゲームをリタイアする形となった。
カァカァラス (ca-ca-rasu)
朝倉の死神。階級はステップ級。
ゲーム開始直後に朝倉の日記を自らの体に取り込もうとしたが失敗、そのまま日記に取り込まれて自らの精神を永久に失う事となった。
VREX-L0634D……檜山隆男(ひやま たかお)
テロリスト『黒の旅団』のしたっぱ。絶望的な任務失敗率と生存率で有名で、構成員から「ロケット男」と呼ばれている。
性格も小物で、よく人のものを盗もうとする。
すでに3ヶ月前のSPHERE-L0333 黒澤茜の死亡情報を耳にして淡い希望を持ったが、その直後に毒を盛られた食事を口にし、死亡した。
護鬼(ごき)
隆男の死神。かっこいい名前だが、実際はゴキブリである。
死神ランクはテメリンダー級。
VREX-H0723L……田村日和(たむら ひより)
パティの元同級生で、新人漫画家。23歳。
パティがSPHERE-L0333 黒澤茜に殺されそうなところを助け、あとに彼女と結託する。
所有日記は「週刊未来日記」。単行本の形で毎週日曜日午前0時に彼女の目の前に現れ、未来を1日ごとに教えてくれる。保管できるのは7冊まで。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。
しかし実際はゲーム開始直後にパメラによってコールドスリープされている(その後パメラが成り代わっている)。
ルナと美季との戦いで解凍装置が破損。ゲーム終了までその装置が修復されないとデウスが判断し、生きたままゲームをリタイアするという形になった(ゲーム終了後に管理者達が責任を持って復活させる予定)。
トリス・クレスメント (Toris Cresment)
日和の死神。漫画に興味を持ち、日和の死神になった。
死神ランクは比較的上級のレイモンド級である。
椿による会食会に一緒に出席する。
実際には日和同様パメラによってゲーム開始直後にコールドスリープされている(その後蛭子が成り代わっている)。
ルナと美季との戦いで解凍装置が破損。ゲーム終了までその装置が修復されないとデウスが判断し、生きたままゲームをリタイアするという形になった(ゲーム終了後に管理者達が責任を持って復活させる予定)。

[編集] RYUK勢力

RYUK-M0017……天野雪輝(あまの ゆきてる)
元引きこもりの少年。現在高校3年生。
ほぼ学校に通っていないが、上級の通信教育と独学で通常の学生の学力をはるかに超えている。
自由時間のほとんどを、ネットゲームに費やしている。そのため渡世術は完璧。
RYUK-H0417を「よっちゃん」と呼ぶ。多分親友。
所有日記はありとあらゆる事柄を記録した「無差別日記」。ただし自分自身のことはめんどくさがって書かなかったので、自分自身のことは一切書かれていない。
風利が学校に襲撃してきた際にはレインのサポートをして、勝利に導いた。
ボウガンの達人でもあり、ソフィーに襲われそうになった時はソフィーの左目に毒矢を命中させ、ひるませた。
一時期、DEADENDを回避した彩音を警戒していた時期があった。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
その後は味方勢力であるドクロちゃん(ナービス髑髏)とヴァニラの情報を敵勢力の彩音や非所有者のまちにリークしたり、ドクロちゃんやヴァニラに彩音やまちの情報を伝えるという意図不明の行動に出る。
パメラの「正体当てゲーム」では、無差別日記でパティとレインをサポート。実はレインが死ぬのも予知していた。
組織「GAEA」の本部に密かに侵入し、ギガサイトを危険分子として殺害し彼(彼女)が持っていた未来日記をデウスに返却した。
ゲーム終了後、アメルを捕らえ拷問し弱らせ、「魔王」の能力で引き出したリッテの情報を魔女界に送っている。
普段は心優しい性格だが、拷問の時には陽気で残虐な本性をあらわにしている。人の欲望や野心を利用する事を好む。
実はゲーム終盤戦の頃に気が合った加藤プレバスと水面下で結託関係にあった。
正体は「魔王」と呼ばれる特殊な生命体(その中でも「黒」と呼ばれる最強の存在)。渡世術やアメルの記憶を引き出した能力は、魔王特有の能力と思われる。
リッテとの戦闘後、力を使い果たし灰になった(由乃との契約は解除された)。
我妻由乃(がさい ゆの)
普段は雪輝のクラスメイト。その正体は中級の死神。
死神ランクは中の上のステップ級である。
美人で成績も良く皆の憧れであるが、実は雪輝に惚れているストーカー。雪輝のためなら何の迷いもなく全てを犠牲にして行動する。普段は雪輝の事を「ユッキー」という愛称で呼んでいるが学校では他人行儀で「雪輝君」と呼ぶ。おそらく自分自身と雪輝との関係を秘密にしておきたいのであろう。
普段から斧を持ち歩いていて、雪輝のボウガンの一撃を喰らったソフィーを斧で撃退した事もあった。
椿による会食会に一緒に出席し、御目方教の一連の騒動から生還した。
ゲーム終了後の雪輝の非情な行動も積極的に手伝う等、雪輝には素直に従い絶対に信頼し、その上契約すら自らすすんで行った。
雪輝に動力源として肉体に初代超死神大王の魂を宿しているがその魂は雪輝に改変され、目覚めるどころか由乃の制御下におかれている。
リッテとの戦闘後、パルヴァライザーに次期超死神大王の地位を譲られ、実質的な死神界の統制者となるはずだったが、初代超死神大王の魂を解放し次期超死神大王の地位を譲って、雪輝の後追いをする様に消滅した。
RYUK-S0129D……ユキノ・マーン (YUKINO MARN)
イギリスの大財閥「マーン財閥」の現当主。
非常に狡猾で、自分の利益になることならどんなことでもやったり、自分の不利益になる人間を抹消したりしている。
RYUK勢力の日記所有者全員にコンタクトを取っていた。
所有日記は自分の手下の状況が分かる「女帝日記」。
本来はいたってまともな性格だったが、小川振子の持つ「催眠日記」の能力によって洗脳され、現在の人格になってしまった。小川振子に自分の持っている情報を連絡して伝えている。
だがセクシーNo.2が死亡した為、連動してゲームをリタイアし消滅した。
セクシーNo.2(本名不明)
花と美を司る上級の死神。非常にプライドが高い。死神ランクはリィンバウム級。
実はユキノ・マーン同様「催眠日記」によって洗脳されている。最期は白岩の手によって死亡。
RYUK-H0217……ナービス髑髏(なーびす どくろ)
テロリスト『黒の旅団』の上級幹部。殺害担当。普段は「ドクロちゃん」と名乗っている。
本名は何らかの原因により、誰にも秘密になっている。
所有日記は自分のこれから巻き込まれる争いとその結果が分かる「騒乱日記」。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
実は天使で、階級は「力天使」である。
まちとの戦闘で深手を負ったが、その後加藤プレバスの部下のアイテムにより吸収され、日記もリッテに没収されてしまった。
プルート (PLUTO)
漆黒のロボット。ドクロちゃんの死神である。
高温多湿の場所を嫌う。死神ランクはリィンバウム級。
椿による会食会に一緒に出席し、御目方教の一連の騒動から生還した。
RYUK-M0316D……天枷 美季(あまかせ みき)
自分の死神から何故か「霧吹き山」と呼ばれている人物。現在高校2年生。
謎の組織「GAEA」の一員で、前回のゲームの事や死神、更には魔女に関する事を色々知っている様子。
最初に所有していた日記は、死んだ元参加者を召喚する能力を持った「悪霊日記」だったが現時点までに複数の敵勢力を抹殺した為「零式悪霊日記」となった。自分が知っている死んだ人間なら誰でも召喚出来る能力を持っている。
死亡した元参加者が死んだ場所及び元参加者に縁のある場所を立ち寄っている。
他のRYUK勢力の者を信頼する様子はまるで無く、滅多に直接会う事をしない。
ゲーム中盤戦でたまたま遭遇したヴァニラに「黒の旅団」の構成員を殺した人物の情報(自分の知っている範囲)を伝えた。
椿による会食会には近づかずにただ遠くで傍観する様子。
御目方教の一連の騒動が終わった頃に運営関係者である有紀と遭遇し、何らかのコミック本の情報を提供していた。
実は「零式悪霊日記」のほかにも金属や鉱石を高熱にして溶岩にする「マグマ日記」を持っている。本来はルール違反のはずだが、日春がひそかに許可している。
オレンジ色の翼を二対持つ天使で、階級は主天使。子供のころのいじめで人間を激しく嫌悪するようになった。
ルナに過去の自分の姿を重ねて憤慨していた。パメラの死を知ってから性格が激変し、非常に好戦的になる。
山奥の日和がコールドスリープしている施設にルナを呼び、彼女と戦闘。一時は日和を人質にルナを追い詰めるも、ルナの真の正体を知った彼女は自害。そこで人間の可能性を信じて自分の日記を託す。
コーク (CORK)
美季の死神。死神ランクはレイモンド級。面倒くさがりながらも美季には素直に従っている。
美季が知っている前回のゲームの事や無法死神の事について全く興味を示さなかった。
普段はずっと美季の携帯のマスコットに化けている。
美季の死後、デスボートで強制送還させられた。
エアトシャッター (Aeto Shutter)
超合金の鎧と高温のプロミネンスを纏う、巨大なナマズの死神。冷気に弱い。
死神ランクはステップ級。余談だが、クサイ物を嫌う性質がある。
美季の死後、デスボートで強制送還させられた。
RYUK-H0417D……芳野レイン(よしの れいん)
密かにパティや日和の動向を探る人物。高校生。実は天使で、人間とは思えない程の身のこなしをみせる。階級は能天使。
天野雪輝と接触し、ひそかに結託した。
所有日記は自分自身の実行したギャンブルの結果が分かる「ギャンブル日記」。その性質上、宝くじや競馬で真の実力を発揮する。
学校を襲撃してきた風利と対峙。雪輝のサポートもあってか学校に仕掛けられた罠を難なく突破、その後の風利との最期の駆け引きを「ギャンブル日記」の能力で切り抜け、風利を撃破した。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
茜と携帯電話でやり取りしているシーンを見る限り、彼(彼女)はテロリストの一員だと思われていたが、実は謎の組織「GAEA」の幹部クラスである。
裏切りの計画がばれ、スタッカートを人質に廃工場に呼び出される。その後、ギャンブル日記でパメラの正体を暴くが、スタッカートを殺され、消滅しそうになってしまう。しかし、消滅寸前でパメラにスタンガンを浴びせ、そのまま火をつけて爆発させ、パメラを道連れに死亡する。
スタッカート・エッカート (Stakert Eccert)
レインの死神。主人は天使だが御使いではない。
死神ランクはファルガイア級の一つ下、リィンバウム級。
非常に派手好きな性格で、日記を派手に使おうと提案してくる。そのためにいつもよっちゃんを困らせる。
椿による会食会に一緒に出席し、御目方教の一連の騒動から生還した。
パメラに人質にとられ、そこで殺害される。
RYUK-L0516……桃瀬 くるみ(ももせ くるみ)
普通の女子高生。存在感がなかなか薄く、クラスからは地味と言われている。
所有日記は背景に溶け込み、相手に確認されにくくなる「地味日記」。
ちなみにゲーム終了まで生き残っていた理由は、「地味すぎて他のプレイヤーに相手にされなかったから」。
ゲーム終了後、何者かに脅迫され、あっさり日記を引き渡した。
魔法少女猫(まじかるにゃんにゃん)
自ら魔法少女と名乗る三毛猫風の死神。でもオス。
死神ランクはピコラ級。
RYUK-S0623D……聖夜イブ (せいや いぶ)
とある高校の保険教師。実は天使で「GAEA」の一員だった。
文武両道の大和撫子(金髪だが)で人格も優秀なので、人に信頼される。
所有日記は自分の未来の体の調子が分かる「健康日記」。ちなみにアメルとは姉妹ではない。
ちなみに彩音がDEADENDを回避した事を知っている様子。K1に日記を破壊され、ゲームをリタイヤ。
アルカディアス (ARCADIUS)
イブの死神……もとい、御使い。といってもその姿はまるで人型ロボットで、パルヴァライザー同様通常の死神とは姿がかけ離れている。
邪悪を退ける力を持つ。死神として扱われていた頃の死神ランクはファルガイア級。
主を失った死神のはずだが、彼は御使いだったのでデスボートに乗っていない。
RYUK-M0725……ヴァニラ・アッシュ (Vanila Ash)
テロリスト『黒の旅団』の幹部。暗殺担当。
所有日記は暗いところでもよく眼が見える「夜目日記」。しかし見た目は完全なゴーグル。
このゲームに送り込まれた構成員が次々と撃破されているのに危機感を感じ、元凶と判断した霧吹き山を捜索する。
しかし霧吹き山本人から構成員を殺害した本当の人物達を教えられ、その人物達の詳細まで説明される。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
まちとの戦闘で深手を負ったがリッテと契約を交わし、日記の提供を条件に傷を完全に治してもらった。
ノーマッド (Nolmad)
ヴァニラの死神。ぬいぐるみのような外見。
死神ランクはランページ級。
椿による会食会では自分の招待を隠し、ヴァニラのぬいぐるみとして彼女をを陰でサポートしていた。御目方教の一連の騒動から生還した。

[編集] BOLBO勢力

BOLBO-S0030D……春日野 椿(かすがの つばき)
新興宗教「御目方教」の教祖。信者達には‘御目方様’と呼ばれる。
未来日記所有者を呼んで会食会を開き、マンネリを回避しようとするが、その本当の目的は自分のDEADENDフラグを回避する人間を見つけるためである。
所有日記は1000人を超える信者達や客人の報告により"遠く"離れたものの未来が予知できる巻物「神眼日記」。
肺の病気を患っており、通常は専用の病室に隔離されている。ルービックキューブと格闘ゲームが得意。
御目方教の創設者である両親を事故で失ってから信者たちから陵辱を受けていた。5歳の誕生日にもらったルービックキューブも失い、この世界に絶望していたが、魔女界から派遣されたベホイミの薬により一瞬で元気になり、なくしたはずのルービックキューブもベホイミによって取り戻された。その後翌日の夜明けまで専用の病室でゲームで遊び楽しい時間をすごしたが、パメラに心臓を貫かれ死亡した。
加藤プレバス(かとう ぷればす)
椿の死神。黒い球体に目がついたような姿。正体は無法死神のリーダー。死神ランクはファルガイア級。
御目方教の一連の騒動の後、行方をくらましたが、デスボートで強制送還された。
ゲーム終了後、部下を動かし、天使を「ゆりかごの魔」に吸収させている。
野心を持たない自由主義者で今回のゲームに関わった理由は「ただ自由に暴れたかった」からである。
雪輝と気が合い、水面下で結託を結んだが、それはあくまで「魔王」と交わした契約であり、実質雪輝の奴隷となっただけである。
BOLBO-S0107D……ルナ (Lu-NAH)
見た目はただの小学生。しかし、実はとある組織に作られた人造人間。普段は江戸川瑠菜として生活している
全ての能力が人間を大きく上回っている完璧超人。
所有日記は他人の姿をコピーできる、「変身日記」。但し、変身できる相手は自分の携帯電話のカメラ機能で撮影した物体(人物は顔が映ってないといけない)のみである上に、その物体自身にのみ変身できない(つまり人間に変身するときは服はコピーできない)。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
美季との戦いで人間の可能性を見せ付け、実質的に美季に勝利する。しかしそこで彼女から日記を受け取ったこと(この行為は本来ルール違反である)が原因でデウスの怒りを買い、強制的にゲームをリタイアした。
アークス・シェルダート・エルバイアス(Arks Shelldart Elvius、通称あーくん)
ルナの死神。普段はアヒルのぬいぐるみの姿をしている。
但し、非常に変態チックであり、他の死神に嫌われている。無法死神扱いされそうになったこともあった。
死神ランクはファルガイア級。
椿による会食会では髪飾りに変身し、ルナを陰でサポートした。御目方教の一連の騒動から生還した。
美季との戦いで堕天使ということが判明した。そのときの階級は智天使だったようだ。
ゲーム終了後、数名の無法死神に取り囲まれ、「ゆりかごの魔」に吸収された。
BOLBO-S0214D……小神あろえ(おがみ - )
秋葉原で人気の天然系アイドル。前回のゲームの参加者小神晶の娘だが腹黒くはない。
非常にかわいく、少し姿を見せるとオタクたちは「萌えー!」と吼え叫ぶ。なぜか歌いながら歩く。
所有日記は発せられる微弱な光を見た対象を洗脳する「催眠日記」。この日記をいつも振子に預けている。しかし、会食会に行く直前にこの日記は再び彼女の手に戻った。
座右の銘は弱肉強食で、弱い者はどうなろうが仕方がないとの思想を持っている。その理由は6年前のカードゲーム大会で親友に借りたレアカードを賭け勝負で失い、その親友にいじめられたことが原因。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。
会食会後の宿泊会直前に日記の力を使い信者達を洗脳。一時は「神眼日記」を封じたが、椿のところにたどり着く前に爆弾を飲み込んだ美紗と遭遇し、爆発の巻き添えになって死亡する。
小川振子(おがわ ふりこ)
小神あろえの死神。階級はリィンバウム級。クールな性格で常に表情から余裕を絶やさない。
外見は小神あろえによく似ているが、髪の色と着ている服の色が若干違っている。
なぜかイヤホンで音楽を聴きながら歩く。たまにグラサンをかける事もある。
あろえの日記を預かっており、ユキノ・マーンを日記の力で洗脳している。
よく双眼鏡で遠くを見渡しながらユキノ・マーンと連絡を取り合い、情報交換をしていたが、大した情報も得られず、このままでは洗脳も解けそうだったので、白岩に始末を依頼した。
椿による会食会では何処かに身を潜め、表向きであろえを陰でサポートすると約束したが、実は裏で密かに椿と結託し、あろえを倒すために彼女に日記を返し、信者を洗脳して騒動を起こさせるよう指示。
主人の協力者である見張と結託し騒動が起こった後、白岩と一緒に行方をくらましたが、数日後デスボートで強制送還された。その後は興味をもった錬金術を学んでいる様子。
BOLBO-L0330D……風利岸男(ふうり きしお)
フーリガン。性格は残虐で非常にワガママで短気。騒動に参加するのが趣味。
所有日記はその場に合う嫌がらせの方法が載った「不快日記」。
このゲームを盛り上げようとしており、日記の能力を使い、見せしめとして大量の悪事をおおっぴらに行っている。
ゲームを盛り上げる為なら身内やゲームの味方、更にはゲーム運営関係者ですら平気で殺せる様子。全てのゲーム参加者にネット上に自分の宣戦布告の動画をアップロードするなど無謀な事も平気でやる。シブタクを誘拐し、殺害した。
雪輝達の学校を襲撃し、多数の嫌がらせトラップを仕掛けるも雪輝の日記の効果にあっさり破られた。
最期はレインに迫られ、人質をとったと嘘をつくもあっさり見破られて敗北を悟り、その場で自殺した。
ソフィー
風利の死神。階級はダイネージ級。
人の顔を剥ぐのが趣味。暴れん坊で知能は低い。無法死神の一人。
風利死亡後はゲームの事は関係なく雪輝と由乃を襲うも、雪輝から左目に毒矢を喰らわされひるんだ所を由乃に斧で真っ二つにされ、死亡した。
BOLBO-S0415D……西村アクジ(にしむら あくじ)
自称「ちょい悪」の高校生。しかし根は善人で、「悪を自称するほどいい子」を地でいっている。
所有日記は女性の死神の位置が分かる「死神審判日記」。
椿の招待状を受け取り、会食会に出席するが、そこで洗脳された信者に殺される。
ルル・キャンベル (Ruru Canbel)
全長20cm程度の小さな死神……ではなく、実は天使だった。死神として扱われていた頃の死神ランクはリィンバウム級。
他の死神とはかなり雰囲気が違うが、天使だから当然である。
彼女は御使いだったのでデスボートに乗っていない。
ゲーム終了後、何者かに取り押さえられ、「ゆりかごの魔」に取り込まれた。
BOLBO-L0528……白岩見張(しらいわ みはる)
普通の会社員。小川振子の協力者で、たまに連絡を取り合っている。
所有日記は自分が知っている日記所有者(生存している所有者のみ)の能力が使える「インスパイア日記」。
普段は温厚だが、豹変すると顔は人外のものに、手の爪は鉤爪となり、好戦的で残虐な性格になる。
小川の依頼を受け、「変身日記」の能力でセクシーNo.2を殺害した。
ゲーム中盤戦から全く敵と遭遇せず戦闘が出来ない為か、内心では血に飢えているがグッとこらえ我慢している。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。椿には一応味方をする様子を見せた。しかし振子と結託した後、正式に椿の仲間になる。
御目方教の一連の騒動の後、行方をどこかにくらました。
未来日記コンテスト終了後、何者かに抵抗した痕跡を残し死体で発見される。
CODE-VAN(こーど ヴぁん)
見張の死神。箱に顔のついたような外見。死神ランクはダイネージ級。
見張の会社の山登りのレクリエーションこっそりついてきてそこで猛毒のきのこを食べてしまい、生き残りをかけて自ら日記に取り込まれ、ゲーム中盤戦で完全に一体となった。ただし精神は失っていない。
ゲーム終了後、日記から追い出され日記と別々になった。
BOLBO-L0650D……漁火裕太(いさりび ゆうた)
魚屋の店長。所有日記は魚の鮮度が一目で分かる「海鮮日記」。彩音の挑発を受け、コンバットナイフで彼女を殺そうとするが、逆に彼女の日記の能力の見せしめとなった上に、銃刀法違反と殺人未遂で逮捕され、ゲームをリタイア。
目高次郎(めだか じろう)
メダカ型の死神。死神ランクは最低のテメリンダー級。
BOLBO-L0719D……グレーテル(GLAY TELL)
最近登場した絵本作家。インタビューに応じないことで有名になった。彼女の書く暖かい感じの絵は、幼稚園児に絶大な支持を受けている。
その正体は無法魔女の一人で、卓越した剣術と黒魔法の使い手。
所有日記は1週間分の日記が1日3回に分けて表示される絵日記「はいぱーびじょんだいありー」。予知能力は低いが、彼女が押入れにしまいこんでるところを見ると、彼女はこの日記を使わないつもりらしい。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。御目方教の一連の騒動から生還した。
しかし、押入れに閉まっていた自分の日記をニコルに奪われて破壊された為、ゲームをリタイヤ。
キユピー (Kiyupie)
グレーテルの使い魔。ふわふわした綿のような生命体で、動物のような外見だが昆虫の一種。
階級は死神ランクにたとえるとテメリンダー級相当。
椿による会食会ではペットとして参加し、グレーテルを陰でサポートした。

[編集] SPHERE勢力

SPHERE-H0027……綾瀬川彩音(あやせがわ あやね)
秋葉原に存在する神社、海龍神社の住人。まちの妹。
呪い・神通力関係の能力は皆無だが、それを機械技術でカバーしている。
所有日記は自分に降りかかるあらゆる危険とその回避方法が詳しく記されている「危険予知日記」。彼女はそれを使ってパティたちやまちに自らのDEADENDを回避して見せた。しかし、日記の情報は絶対であり、DEADENDを「回避できない」という事柄が日記に書き込まれた場合、本当にそのDEADENDを回避できなくなってしまう。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。会食会では洗脳された信者の暴走と言葉の放火を逃れ、御目方教の一連の騒動から生還した。
その後、敵勢力である筈の雪輝からドクロちゃんとヴァニラの情報を得る。
リッテの不意打ちにより殺され、日記も没収されてしまう。
斑鳩紋次郎(いかるが もんじろう)
彩音の死神。死神ランクはレイモンド級。
カラスの亜人の姿をしていて、空を自由に飛ぶことができる。
実は会食会に参加しようとしたが、招待状を持っていなかったので参加できなかった。
SPHERE-M0125D……伊藤誠(いとう まこと)
表向きは山本という普通の会社員を装っている謎の男性。かなり慎重で臆病な性格。
現時点では日記所有者とその関係者達との直接の接触を避けたがっている様子。
所有日記は「盗撮スニッチ日記」。対象者全員の動きを盗聴機能が付いた監視カメラの様に監視できる(ただし対象者にできるのは顔と名前を知っている者のみに限る。)。
自分の死神からパルヴァライザーの顔と名前を教えてもらったおかげでパルヴァライザーの行動を監視できている様子。
ゲーム参加者の事を必死に調べて数名の敵の日記所有者の顔と名前を知り、そしてそれらから逃げる様に行動しており、死ぬ間際まで日記所有者の調査を続けていた。
自分の死神に対してはあまり快く思っておらず、日記と完全に一体化した際には安堵の表情を浮かべていた。
自分の立場が不利になったとき、幼馴染の言葉に協力要請を依頼したが、逆に焼殺された。
リム・ファイアー (Lim Fire)
少女の様な外見をした死神。死神ランクはステップ級。素性を隠しているが実は無法死神の一人。
パルヴァライザーの事は既にどこかで知っていた様で、その顔写真を山本に見せた。
スケベな性格の為かよく山本を困らせている。霧吹き山曰く、かつてはリュークという無法死神の部下だったらしい。
最期は段々小さくなっていき、日記に取り込まれ完全に一体化し、その精神を永久に失う事となった。
SPHERE-H0217D……七瀬美紗(ななせ みさ)
自ら正義のヒーローを名乗り、日夜悪事を働く敵を成敗する、元気少女。語尾に「~ッス」とつける。
羞恥心は完全に無いようで、自分の裸を男性に見られても大丈夫。
所有日記は自分のこれから行う善行が記された「正義日記」。
日記の能力であろえの日記による御目方教での戦闘を予知し黄泉と一緒に会食会に潜入。DEADENDフラグが立った後時限爆弾を飲み込み、御目方教の教祖である椿を道連れにして殺そうとするが、途中で日記を読み返し、この騒動を起こしたあろえにターゲットを変更。あろえを道連れにし爆死する。
平坂黄泉(ひらさか よもつ)
自由主義な死神の中でも異端な、正義感の強い死神。
普段から全身黒タイツに鳥除け風船を被った姿をしている。なぜかカタコト。
死神ランクはレイモンド級。
あろえを道連れにするために自ら美紗とあろえの手をつなぐ。その後、爆発に巻き込まれて死亡する。
SPHERE-L0333D……黒澤茜(くろさわ あかね)
テロリスト『黒の旅団』の構成員。殺害担当。
表の顔はOLで、パティの先輩に当たる人物。そのため、いち早くパティが日記所有者であることにかぎつけ、攻撃を仕掛ける。
所有日記は自分の殺害する人間と殺害方法が分かる「殺人日記」。未来日記となったあとは、事前に犯行方法とその結果が分かるようになったため、完全なる殺人計画書とも言える。
パティを襲うが、日記の予知で先回りした田村日和に妨害され、日記を破壊され死亡する。
樋口貴夫(ひぐち たかお)
黒澤茜の死神。かつて死神界を滅ぼした「無法死神」の一人。死神としてのランクは比較的下級のクレスト級。
正体を隠してゲームに参加していたが、茜死亡後に正体がばれ、無法死神の一人に粛清された。
SPHERE-S0420D……桂 言葉(かつら ことのは)
桂財閥の令嬢で、比較的虚弱。
かなり大人しくて平和主義。誰にでも優しく接するので、人に好かれる。
その正体は凶暴な殺人鬼で、殺害方法は真夜中に人気の無い場所に殺したい人間を呼び、両腕両足を縛った状態で灯油をかけて生きたまま焼くという、非常に残虐な方法である。
所有日記は酸素さえあればどこでも火をおこす事のできる「発火日記」。
椿による会食会の招待状を受け取り、会食会に出席。美紗の騒動の後、御目方教の屋敷に火をつけ、無差別に殺害を繰り広げようとしたが、椿の神眼日記の力の前に敗北。日記を破壊されリタイア。
竜宮レナ(りゅうぐう れな)
かわいい少女の死神。しかし外見とは裏腹に、実は現時点で最強の無法死神である。
主に自分の体長程度の大きさの大鉈を振り回し、無差別に殺害を繰り返す。
VREX-L0634……檜山隆男の食事に毒を盛った。
死神ランクはファルガイア級。
椿による会食会に一緒に出席し、美紗の騒動の後に言葉とともに暴走したが、言葉の消滅後にどこかへ行方をくらませてしまった。その数日後にデスボートで強制送還させられる。
SPHERE-L0514D……小田蓮華(おだ れんげ)
ゲームが大好きな中学生。
その正体は無法魔女の一人で、「死」すらゲームの結果のひとつとしか捉えていない非情な女性。
所有日記は不明。ゲーム中盤戦で自分の使い魔と共にゲームをリタイヤ。
ねおぽけくん (Neopokekun)
蓮華の使い魔。外見は虫に似ているが、正体は下級のエレメント。
階級は死神ランクにたとえるとピコラ級相当。ゲーム中盤戦でスーツケースの中に潜伏していたK1に金属バットでの容赦ない連打を喰らい、死亡。
SPHERE-M0621D……アモン・ガラム (Amon Galam)
秋葉原ベーカリーの管理人。霧吹き山に殺されたが、零式悪霊日記によって生きているフリをさせられている。
所有日記は自分の店のパンの状態がわかる「ジャムおじさん日記」。
霧吹き山死亡後、死亡した状態に戻った。
アソパソマソ (a-so pa-so ma-so)
アモンの死神。死神ランクはダイネージ級。
再生能力を持つ。
SPHERE-L0722D……歌概しのぶ(うたがい-)
パティの後輩のOL。高校時代のいじめの影響で、軽い人間不信に陥っている。最終的にはニコルに殺された。
ラット・ブル (RAT BULL)
ハムスターの姿のしのぶの死神。死神ランクはピコラ級。
しのぶの死の数日後にデスボートで強制送還させられた。
SPHERE-L0733D……北条鉄平(ほうじょう てっぺい)
普通の会社員。会社での愛称は「てっぺい☆」。ゲーム序盤戦で白岩に殺害された。所有日記はいまだに不明。
間宮リナ(まみや リナ)
てっぺい☆の死神。死神ランクはダイネージ級。ゲーム序盤戦で白岩に殺害された。

[編集] 魔女界関係者

[編集] WIZ勢力

無法魔女討伐軍のメンバー。全員選りすぐりの精鋭である。
WIZ勢力には00ナンバーが存在しない。ゲーム終了時までゴットゥーザ様の勅令を受け、魔女界で待機していたが、リッテが行動を起こした直後に人間界を偵察。リッテVS魔王&パティ連合チームの最終決戦に魔王&パティ側として参加する。
WIZ-L0108……赤井まほ(あかい まほ)
討伐軍最年少の魔女。本来は魔女界の大財閥の令嬢だが、人間界に潜伏していたときは極貧生活をしていた。
魔法・錬金術共に高い才能を持つが、本人はそれでは飽き足らず、更なる研究をしているらしい。
所有日記は色々な天変地異を起こすことのできる「ダフネの日記」。
リッテとの戦闘が終わった後、パルヴァライザーの魂で「パンドラシステム」のカギを練成した。
ユキちゃん
魔法で作られた「生きた」ぬいぐるみ。現在はまほの使い魔。
階級は死神ランクにたとえるとピコラ級相当。
WIZ-H0216……ヴィオラート・プラターネ (Viorate Platarne)
討伐軍の頭脳。アイゼルと共に数々の新しい錬金アイテムを生み出した。
所有日記は他の討伐軍のメンバーの見ている情報を文章化したノートパソコン「千里眼日記」。このゲームでは非常に強力な効果を発揮するが、その内容はあくまで他人からの報告であり自身の目で視た出来事ではないため、内部からの情報操作や情報攪乱には弱い。
リッテとの戦闘が終わった後、他の討伐軍メンバーと共にリッテ封印用箱「パンドラシステム」を製造した。
パウル (Perfect AUtomater typeL)
魔女界で作られた最新の人工生命体で、ヴィオの使い魔。妖精という位置づけとなっている。
レーザーブレードの名手であり、その腕前はドラゴンをも倒してしまえるほど。
階級は死神ランクにたとえるとレイモンド級相当。
WIZ-M0320……アイゼル・ワイマール (Eisel Wimarl)
討伐軍のリーダー。それまで特殊な学問とされていた錬金術を一般の魔女に広めた功績者。
所有日記は相手の日記の効果を無効化する「対抗日記」。
エルスクーラリオ (Else Qoolario)
アイゼルの使い魔。元々からだが弱く、めったに外に出ない。
アイゼルが魔女界へ帰還したあと、自らをアイゼルの未来日記に封じた。
階級は死神ランクにたとえるとダイネージ級相当。
WIZ-H0436……竹内 理緒(たけうち りお)
討伐軍の突撃隊長。明らかに小学生レベルの外見だが、討伐軍最年長。
二つ名は「劫火の毒婦」、「爆殺姫」、「狂気の鬼姫」など。討伐軍では最も好戦的。
実は自分につけられた二つ名を結構気にしている。
所有日記はゲーム感覚で自分や他人の服装を変えることのできる「コスプレ日記」。
ファットマン (FATMAN)
大柄な男性で、爆弾の知識を理緒に教えた。そのため彼女の信頼は厚い。
階級は死神ランクにたとえるとステップ級相当。
WIZ-S0520……望月ゆーま(もちつき ゆうま)
討伐軍の参謀。男性の魔女である。
狼の耳と尻尾を持っている狼人間。満月になると日が昇るまでの間巨大な二頭を持つ狼に変身する。
所有日記は自分の逃亡ルートを表示する「逃亡日記」。
ケルベロス(けろちゃん)
ゆーまの使い魔。昼ははわたあめのような姿だが、夜になると白銀の体毛を持つ大型の狼に変身する。
ゆーまを乗せて走ったり、水の上を走ったりすることができる。
火薬や化学薬品のにおいに弱く、爆弾使いの理緒をあまり快く思っていないようだ。
階級は死神ランクにたとえるとリィンバウム級。
WIZ-M0621……白鳥アリス(しらとり ありす)
討伐軍のまとめ役。普段は魔力の消耗を避けるため子供の姿に変身している。
謎の部分が多く、他の討伐軍メンバーでさえ彼女を深く知るものはいない。
所有日記は自分のペットの状態がわかる「飼育日記」。
マークス・トーレン (Marks Tolen)
アリスの使い魔。にわとりの姿をしているが、これは魔力の消耗を避けるための仮の姿である。
かなりの情報通で、知識を得ることを生きがいとしている。
階級は死神ランクにたとえるとコーネリア級。
WIZ-L0723D……ベホイミ (BEHOIMI)
討伐軍の医者。治療の象徴、カドゥケウスの杖を大事そうに持っている。
医者といいながら、実は肉体派。人間界に潜伏中、ヒーローショーで「ドクロ仮面」というキャラクターを演じていた。
所有日記は1週間分の天気が分かる「天気予報日記」。
騒動の鎮圧のために派遣されたが、そこで肺の病気の椿と出会い、彼女の病気を治す。その後夜明けまで彼女とゲームで遊んだが、パメラに殺される。
ホイミぷにぷに (HOIMI PUNIPUNI)
ベホイミの使い魔。体内に複数の核を持つスライム。人語をしゃべる。
階級は死神ランクにたとえるとピコラ級。

[編集] その他の魔女

後藤邑子(ごとう ゆうこ)(愛称ゴットゥーザ様)
ゲーム中盤戦に突如人間界に現れた、魔女界の女王。
このゲームの強制中断を謳い、新たにWIZ勢力としてゲームに7人の魔女を送り込む。
しかし人間界にやって来た本当の理由は、主催の岩崎に自ら会って無法魔女の存在を伝えて無法魔女がゲームに参加している可能性があると伝える為である。
ちなみにWIZ勢力を名乗っていた7人は無法魔女討伐軍の者で、参加者を装い人間界を調査していた。
やっとの事で岩崎に会い、無法魔女の事を伝えた後、WIZ勢力(もとい無法魔女討伐軍)の7人と共に魔女界へ帰っていった。
ゲーム運営の裏にいるリッテの存在に誰よりも早く気づいた人物である。
ゲーム終了後、雪輝からリッテの情報をもらっている。

[編集] ゲーム運営者関係

シブタク
このゲームのメイン司会役。性別は男性。死神ランクはレイモンド級。
かつては無法死神としての容疑をうけていたが実際はナンパしかしてない事が判明、無罪放免となった。
ナンパ好きだがとても温厚でフェアを重んじる性格。ゲーム参加者の質問は素直に答えてくれる。
風利の暴走に危機感を感じ、かなりうろたえている。風利に誘拐され、行方不明になった。
その後、運営によってバラバラになった遺体が確認される。
霧吹き山曰く、かつてはリュークという無法死神の部下だったらしい。
シブタクの後輩達
このゲームのスタッフの一員(仕事は主にトラブル処理)。階級は全員クレスト級。
最期は全員風利によって見せしめとして殺害される。
黒井 七子(くろい ななこ)
かつての超死神大王の部下。死神だが階級不明。シブタクの遺志をついで司会を務める。どっかの方言訛り。
永遠の27歳と本人は言っているが本当の年齢は34と思われる(しかし死神としてはまだ若い方である)。デウスとはネトゲ仲間。
日春の死後、ゲーム運営を引き継ぐ事となった。デウスの提案である運営本部の移動には何ら異論なく(どうでもよさげな感じで)賛成した。前回のゲーム同様、ゲームでは常に中立的立場で誰の味方もしない。
運営を引き継いだ後も仕事の量が少なく、暇な時間をネトゲ等に費やしている。
柊忠夫の行方をしる唯一の人物(彼女はオロチ四天王である)。しかし、彼女自身もゲーム終了時に行方不明となっている。
ムルムル
デウスの部下。死神(階級はコーネリア級)。
このゲームの質問受付担当であるが、質問の量が極端に少ないので暇をもてあましている。七子やデウス同様、常に中立的な立場をとる。
デウス・エクス・マキナ
ムルムルの上司。魔女の中でも珍しい性別を持たない魔女。七子とはネトゲ仲間。
このゲームの質問受付担当であるが、質問の量が極端に少ないので携帯ゲームで遊んでいる事が多い。
日春の死後、ゲーム運営を引き継ぐ事となった。その後、運営本部を第三十八因果律大聖堂に移動した。
ゲームでは常に中立的な立場をとり、誰の味方もしない。また常を公平を重んじており、決してルール違反を許さない。
運営を引き継いだ後も仕事の量が少なく、相変わらず暇な時間にゲーム機で遊んでいる。
「GAEA」の騒動の後にゲームを終了し、生き残った所有者をゲームの勝者とした。
その後雪輝から渡されたギガサイトのもっていた日記とニコルと土蜘蛛から返却されたそれぞれの日記を破棄した。
最終決戦後に今回のゲームで死亡した参加者に敬意を示し、その葬儀を執り行った。
ギガサイト
意思を持つ巨大な石碑。シブタクが生きていた頃は彼のアシスタントを務めていた。
所有日記は夢の中に意識のみ入る事が出来る「DREAMTRIPDIARY」(夢の中にいる時は日記の耐久力がどんどん減っていく)。この能力を使ってゲーム開始前の時期に人の夢に入りゲームの参加を誘う役目をしていたが、誘いに乗ったのはパティ一人のみである。風利の暴走によってシブタクとはぐれた。
シブタク死亡後は日春の秘書を務めている。シブタクの死を悲しんでいる等、悪い人物ではない様子。
ゲーム中盤戦からは岩崎の直接の依頼を受け、新たに未来日記の詳細調査任務に就いていた。
しかし、任務をまるでまっとう出来ないまま、グリムレットに誘拐された。
実はとある組織によって作られた人造生命体。本来は感情のない組織の駒となる筈だったが、製造途中でバグが発生し感情をもった。それが原因で処分されそうになったが逃亡し、現在に至る。
捕まった後は、組織「GAEA」によって自分の脳にある記憶を全て引き出され、それを解析されているだけの植物状態にある。最終的には本部に侵入してきた雪輝の手によって死亡する。
岩崎 有紀(いわさき ゆき)
今回のゲーム主催者の実の娘。伊達眼鏡。無胸(本人は全く気にしてない)。無口で冷徹な性格。母親が死神で、父親が死神と人間のハーフブラッド(中盤戦で判明)。
生き残った死神を保護し部下にしようと考えていたが、その前に実の父に勝手に使われ、散り散りになってしまったので、結局その考えは実現しなかった。
病死した実の母の事をどうとも思わず、実の父を内心では邪魔者としか思っていない等、家族に対する感情は皆無。
右手の小指にはの字(由来は自らの名前「有紀」から)、左手の小指にはの字、左手の親指にはの字が彫られた指輪をつけている。
ゲーム序盤戦ではサブ司会役を務めていた。ゲーム中盤戦からは岩崎の直接の依頼を受けてギガサイトと共に未来日記の詳細調査任務に就いていたがそっちのけでサボっていた様子。
御目方教の一連の騒動が終わった頃に霧吹き山(美季)と遭遇し、何らかのコミック本の新刊の情報をもらっていた。
日春の死後はこのゲーム運営を辞退、日春の跡を継ぎ某財閥の新会長となった(日春より有能とまで言われている)。
岩崎 日春 (いわさき ひはる)
今回のゲームの主催者。世界的にも有名な某巨大財閥の会長。有紀の実の父。常に仮面をつけ、風呂の時も外さない。
前回のゲームの参加者、岩崎美波の従兄弟である。人間と死神のハーフブラッド(中盤戦で判明)。
無感情で飄々とした性格でどんな事件にも微動だにしない。有紀の保護した死神を勝手に日記の番人にしてゲームに参加させるなど身勝手な面もある。実の妻はすでに他界しているが、その妻の存在自体をある理由により忘れている。
ゴットゥーザ様の情報を受け、途中結果発表の際に無法魔女が参加しているかも知れないと全参加者に伝えた。
天使の組織「GAEA」に協力していて、その証拠に「GAEA」のメンバー、天枷美季(霧吹き山)の日記複数所有を認めている。
しかし、運営本部に侵入してきた無法死神の一人の手によって心臓を貫かれ殺害された。

[編集] その他

[編集] ゲーム関係者

綾瀬川まち(あやせがわ まち)
秋葉原に存在する神社、海龍神社の主。居合いの達人として有名。日記非所有者中最強の存在。
呪いや神通力が使える神聖な存在として人々に崇められる。
日記所有者・ゲーム運営者以外に未来日記の存在を知る数少ない人物。
「黒の旅団」を嫌っており、団員の未来日記所有者の目を自分に向け一気に倒すために「黒の旅団」の団員の殺害を繰り返している。
御目方教の一連の騒動が終わった頃に雪輝からドクロちゃんとヴァニラの情報を得て、その二者の殺害に乗り出す。
妖刀「村正」と居合いの技術を使い、結局ドクロちゃんとヴァニラの殺害に成功したのだが、魂を村正に取り込まれ、実質的に死亡する。
聖夜アメル(せいや あめる)
ゲームの中盤以降から時々パティが見かける、謎の少女。
彼女もまた、日記所有者・ゲーム運営者以外に未来日記の存在を知る数少ない人物である。
実は陰で雪輝と結託していて、パティの動きを監視していた。
正体は天使(階級は座天使)で、本名はアルミネ・シェルダート・エルバイアス。名前のとおりあーくんの兄妹である。あーくんの体たらくに絶望し、自らをだました人間に怒りを覚え、リッテの直属の工作員としてテラサイトの製造を手伝っていた。
しかし結託していた筈の雪輝に捕らえられて惨たらしい拷問を受け弱らされたうえで、リッテの情報を無理矢理脳から直接奪われている。
グリムレット (Grimlet)
ゲーム中盤以降(御目方教事件終了後)から現れた謎の存在。天使の作った組織、「GAEA」の首領。当然天使。
「黒の旅団」や魔女界、ゲーム運営を警戒している為か表立った行動を避けていた。
所有日記は毒電波を発生させ、触れた者の精神や未来日記を混乱させる「VIPPER DIARY」。
自らの組織に協力する日春を裏切って運営を乗っ取ろうと企み、陰で運営本部襲撃を企む無法死神達の手引きをしていたが、それらを信頼する様子は全くなく、敵対するならば皆殺しにしてやろうとも考えていた。(しかしその集団は何者かに皆殺しにされた)。
本部に(間違って)入ってきた朝倉を侵入者と判断し抹殺しようとするも失敗、その行為が仇となり、ゲーム運営に見つかってしまう。
その後、組織ともども魔女界の軍隊やゲーム関係者達の襲撃を受けるも、自分の日記の効果によりその場を切り抜ける。
しかし、最後に襲撃してきた土蜘蛛に日記の効果範囲を見切られて日記を破壊され、そのままみねねが大量に爆弾を仕掛けた区域に投げ込まれ爆死、壮絶な最期を遂げた。
余談だが、ゲーム終了時に階級が智天使と判明した。
以前にギガサイトを誘拐した張本人。ギガサイトを「失敗作」と呼び、テラサイトを「どうしようもない失敗作になるだろう」と言っていることからリッテの研究を馬鹿にしていた様子がうかがえる。
リッテ・ラートゥス
この次元でもっとも神聖で、最強の生命体。天使の姿をしている。但し見た目はどう見ても小学生。
天使の姿を利用して、実は天界では最高の位である「熾天使」の称号を受け取り、天使界を牛耳っていた。そのくせ天使よりも遥かに凶暴で、人間界を自分の兵器の実験プラントにしようと思いつく。
その計画実現のため、石碑型惑星管理システム「テラサイト」の製造に着手。そのミニチュアバージョンとしてギガサイトを作ったが、それを雪輝に破壊され憤慨。残り8人になったところで未来日記の強奪に乗り出す。
最終決戦時にアイテム日記と無差別日記をあきらめテラサイトを起動しようとしたが、出力不足で失敗。その後、自らを動力炉にした矢先に、雪輝の攻撃でテラサイトもろとも倒され、魂を巨大な箱「パンドラシステム」に封印された。
自分の研究を侮辱していたグリムレットを嫌っており、組織「GAEA」とは不仲であった。

[編集] 非ゲーム関係者

北条悟史(ほうじょう さとし)
K1の知り合い。一時期行方不明となり、死亡したと思われたが実は警察によって保護されていた。
K1の死を知り、彼との別れを告げる為に彼の葬式に参加した。
泉 此方(いずみ こなた)
前回のゲームでもっとも多くの相手を倒したプレイヤー。パティに撃破された。
しかし、その死のあとも秋葉原で姿が確認されている……と思われたのだが、実際は秘密結社ネスツで作られた彼女のクローンのクーラ・ダイアモンドであることが判明した。
小学校校長
パティを第741代ゴノレフ会長にしようと企む男。死んでも1ヶ月で生き返る。
今までに2574回死んだが、このうち8割は彼のペットのゲベによる犯行。
彼もK1の葬式に参加したが、K1とは全く面識のない赤の他人である。葬式に参加した理由は「なんとなく」。
魔王に関する石版を手にするもその意味が分からなかった様で、結局それを加藤プレバスに売った。
柊忠夫(ひいらぎ ただお)
組織「オロチ」の長。かつて未来日記に関するゲームに参加した事がある。しかし今回のゲームには一切関わっていない。
天使に関する様々な情報を集めているが、組織共々行方不明になっている様子。その他の詳細は不明。
リッテとの戦闘が終わった後、部下を回収できないという理由で解散した。

[編集] 識別コードの読み方

ここでは、識別コードの解説をする。意外に重要な要素なので、心して読むように。
  • グループ
コードの前の英語の部分は、その日記所有者の所属する勢力をあらわす。基本的に同じ勢力の日記所有者は味方である。
  • 死神の能力ランク
コードの後ろの最初のアルファベットは、死神の持つ力を現している。Sが一番強く、H→M→Lの順に弱くなる。
  • 日記の能力ランク
四桁の数字の上2桁は、日記の能力の強さを表している。00から07まであり、数字が小さいほうが強い。
日記の予知範囲や予知する未来がゲームにとって有益になるほど、数字が小さくなる傾向にある。
  • 所有者の年齢
四桁の数字の下2桁は、日記所有者の年齢を表している。
識別コードは日記所有者とその死神なら誰でも見られるので、日記所有者はうかつに年齢詐称ができないのだ。
  • DEADマーク
このゲームですでに死んでいる(ルールによるリタイアも含む)日記所有者の識別コードには、コードの一番最後に死を意味する「D」(DEADの頭文字)がつけられる。
  • LOSTマーク
何らかの事情でこのゲームを続行不可能になった日記所有者の識別コードには、コードの一番最後に「L」(LOSTの頭文字)がつけられる。


[編集] ゲームのルール

現時点で判明しているのは以下の通り。
  • ゲームは未来日記を与えられた複数人で行われ、所有者が8人になるまで続けられる(ただしWIZ勢力の7人は正確には参加者ではないので殺害対象にならない)。違う勢力の日記所有者を倒すと報酬がもらえる。
  • 未来日記とは、所有者がそれまで使っていた日記(主に携帯電話。例外あり。)に未来の記述が書き込まれたもの。記述されている量は、未来日記により差がある。
  • 未来日記が破壊された場合、未来が破壊されるため所有者は死ぬが、その死に方はどちらかと言うと消滅に近い。
  • 日記の所有者が逮捕されたとき、未来日記は砂となり崩れ落ちる。これによって、所有者も消滅する。
  • 他の所有者が誰であるかの予備情報は無い。日記の能力などを頼りに自分で見つける必要がある。
  • 日記に書かれた通りの行動をしなかった場合、その事後にそれ以降の日記が書き換わる。他の所有者の行動によっても書き換わる。
  • 所有者の誰かが別の勢力の他の所有者に殺されることが確定した場合、"DEAD END"として書き込まれる。日記の特性に応じて、死ぬ時点や死に方が同時に書き込まれる場合もある。こうなった場合、その未来はほぼ回避不能であり、奇跡でも起こさない限りは回避できない。逆に言えば、万に一つの可能性として回避ができる。彩音は現にDEADENDを回避している。
  • 所有者の誰かが同じ勢力の他の所有者に殺されることが確定しても、日記には何も書き込まれない。
  • 日記所有者の死神及び使い魔が直接的な傷害で死んでもその所有者は死ぬ(というか消滅する)。
  • 日記所有者及びその死神又は使い魔が日記に取り込まれ一体化しても、それは生存しているものとみなされ、ゲームには何ら影響なく参加出来る。
  • 日記所有者及びその死神又は使い魔が何らかの融合状態でもゲームには何ら影響なく参加出来る。
  • 日記所有者が人間及び魔女であるとは限らない。意思を持った存在ならば日記を使用する事ができる。
  • 日記所有者以外でも各日記の使い方を知っていればその日記を使用できる。
  • 日記の所有権を他者に譲渡することはできないが日記を貸し出す事は可能。但しその日記を貸された他者が日記を破壊された場合も日記を貸し出した参加者はリタイヤとなる。
  • 一人の所有者が所有してもよい日記は1冊だけ。

[編集] 用語

死神
死神界に住んでいた人間界の動物、及び人間に近い種族。しかし寿命等の詳細は未だ(本人達にも)不明。
無法死神によって死神界が破滅した事により9割以上が死滅していた。
しかし、今回のゲーム主催者(実際はその娘だが)によって数体は保護され何とか生き残っている。
現在では新たにつくり直されれた死神界が主な生息地である。
超死神大王
このゲームの考案者で前回のゲームの主催者。かつて死神界ではトップの地位についていた。
前回のゲームの途中で無法死神の一人であるリュークに殺害された。
無法死神
かつて超死神大王を殺害し、死神界を滅ぼした無法者達。
現在ではその殆どが良識あるまともな(?)死神によって始末されたがまだ生き残りが存在している。
デスボート
御目方教の事件の後、主を失った死神が他のプレイヤーに協力するのを防ぐために用意された強制帰還装置。
死神にしか視認できないし、接触もできない。行き先は死神界である。
リューク
かつて超死神大王を殺害し、死神界消滅の発端となった無法死神。「菌界日記」という日記の所有者。
その後も大勢の死神を殺害したが、最期はあまりにも強くなりすぎて制御不能となった日記の力に飲み込まれ跡形もなく消滅した(その後、その「菌界日記」は爆破処理されていた)。
全ての死神がその存在やその犯した大悪事、関連する馬鹿げた逸話等を知っているほどの有名な死神。
願いの栞
前回のゲームの優勝者に送られる(はずだった)代物。リュークによって全て盗み出され、その後全て焼却処分された。
魔女
魔女界に住んでいる人間界の女性に近い種族。人間界に友好的。
「魔法」という特殊な能力を持ち、使い魔を引き連れている。
魔女の98%以上が名前どおり女性だが、稀に男性や性別を持たない魔女もいる。
ちなみに人間界に住んでいる者もいる。
女性の魔女が男性の人間との子供を作った場合、純血の魔女が生まれる。
無法魔女
魔女という種族が出来て間もなく現れた、魔女の中でもアウトローな者達。
現在では無法魔女討伐軍の活躍により、その殆どが捕らえられたが、人間界に逃亡した者も少数ながら存在する。
人間界にいる者達の半数以上が極力目立たない様に過ごしているが、このゲームに参加している者もわずかながらいるらしい(もちろん日記の番人として使い魔を引き連れている)。
天使
この世界とは別の次元に住んでいる、人間界の人間に翼や光輪がついたような姿をした種族。
非常に好戦的かつ凶暴で、名前とは裏腹に戦乱を好む。かつて魔女界や人間界と戦争した事もある。
魔女同様、人間界に住んでいる者もいる。
錬金術
物体を使って別の物体を作る、魔女界に伝わる秘術。
料理レベルのものから高度な化学実験レベルのものまで存在する。
未来日記コンテスト(主催者命名)
今回のゲームの総称、又は今回のゲームそのものを指す。
普通はただ単に「今回のゲーム」「このゲーム」と呼ばれており、この単語を使っているのは主催の岩崎だけである。
途中結果発表は各所有者の持つ未来日記にメッセージの様な物として表示され、たまに特別な連絡事項も表示される事もある。質問等は専用のホームページやメールで受け付けている(アドレスを知っているのはゲーム関係者のみ)。
第三十八因果律大聖堂
未来日記関係者のみが行けるとされる謎の空間。無数の古の因果律が張り巡らされている。日春の死後、ここが新たなる運営本部となった。
此処に来た者は全員シルエットの様な姿になっている。また、ここでの殺し合いは古の因果律によって絶対に不可能な状態となっている。
この空間の因果律は『あれ』と呼ばれる球体のアイテムによって保たれれている。
未来日記
その日記ごとにある特定の能力を持つアイテム。日記という名前がついているが、その形状は日記帳であるとは限らない。
日記の強化については他の所有者を倒すと自動で強化されるという日記の基本能力である。
ただし、ある条件を満たしてしまうと日記に取り込まれるという謎の現象も発生する(日記が何かを取り込んでもその日記の外見は初期の段階と全く変わりはない)。
メンバーの残りが8人になって、リッテが登場するまでは不明な点が数多くあり、かつての超死神大王や今回のゲーム主催者ですらその詳細が全く分からないという謎多き代物だった。
リッテの計画ではテラサイト起動のカギとなっており、他の未来日記の力を吸収しより強力となった8つの未来日記を使い、その力でテラサイトを起動させようとしている事が判明した。
死神ランク
その死神の死神としての力の強さを表す。ピコラ級以下の死神は動物の姿をしている。
ファルガイアに近いほど強く、テメリンダーに近いほど弱い。なお識別コードでは強い順にS→H→M→Lとなっている。
  1. ファルガイア
  2. リィンバウム
  3. レイモンド
  4. コーネリア
  5. ステップ
  6. ランページ
  7. クレスト
  8. ダイネージ
  9. ピコラ
  10. テメリンダー
オロチ
柊忠夫を中心とした謎の組織。現在は活動を自重している。
魔王
リッテとの最終決戦時に判明した、謎の存在。
この次元の中でもっとも力を持つ生命体で、その力を100%使えるのは「白」と「黒」の称号を持つ2人のみである。(他の魔王が使える力は最高でもせいぜい66%まで。)
「白」は美しい女神の姿をしていて、「黒」は禍々しい男の姿をしていると、校長の発見した石版に刻まれていた。
現時点でこの存在を知っているのは、魔王である雪輝と、彼と契約を結んだ由乃と加藤プレバスのみ。
テラサイト
石碑型惑星管理システム。取り付けられた惑星を自由に操作できる能力を持っている……はずだった。
本来は強力になった未来日記が8つ必要だったが、2つ足りなかったため出力不足でシステムダウン。その後リッテが自ら動力炉となったが、雪輝が命をかけて完全に破壊した。
ゆりかごの魔
最終決戦後にて名前が判明した加藤プレバスの所有する謎のアイテム。最終決戦後に加藤プレバスによって何処かに葬られた。彼曰く「この時代では決してその詳細が明らかにならないだろう」との事。
クソ記事に注意!!
この記事はクソです。筆者自身がそれを認めます。


この記事「 らき☆すた2〜僕の私の未来日記コンテスト〜 」はらき☆すたに関連した書きかけ記事だけど、でも勘違いしないでよねっ! は別に、アンタに加筆して欲しいわけじゃ無いんだからねっ! まっ、まあ、アンタがどうしてもって言うのなら、ちょっとだけ書かせてあげてもいいけど・・・・・・ (Portal:スタブ)