年金支給日の13日、全国一斉に振り込め詐欺撲滅のための防犯活動などが行われ、県内でも、約470人の警官がATM(現金自動受払機)周辺約1000カ所で警戒した。
同日午前11時半ごろには、高松市内町のゆうちょ銀行高松店で警戒中の警察官に、男性(58)が「『サイト料金が滞納している。連絡がない場合は法的処置に入る』というメールが届いた」などと相談。警察官が振り込め詐欺(架空請求)と判断し、被害を防止する一幕もあった。
県警によると、今年に入って県内の振り込め詐欺被害件数は12日現在、17件、被害総額は約880万円。還付金詐欺や架空請求の被害が多いという。【中村好見】
毎日新聞 2009年2月14日 地方版