14日午前11時45分ごろ、板橋区熊野町の首都高速5号池袋線上りの熊野町ジャンクション(JCT)付近で、大型トレーラー(24トン)が側壁に衝突して横転し、運転手の男性が死亡した。警視庁高速隊が男性の身元確認を急いでいる。
高速隊によると、同JCTは高架式の二重構造。現場は2車線の左カーブで、曲がりきれなかったらしい。
この事故で側壁が約30メートルにわたって壊れ、破片が高架下の下り線や一般道に散乱した。同線は上下線とも、同JCT付近で約8時間、通行止めになった。
池袋線では、昨年8月にも、タンクローリーが横転して炎上し、全面復旧まで約2カ月半かかる事故が起きている。【町田徳丈】
〔都内版〕
毎日新聞 2009年2月15日 地方版