☆ね年…雪柔らかに白銀の世界。天地清浄、何の故障あらんや、吉日
☆うし年…一本の毛にも影がある。油断大敵
☆とら年…公事のためには私事を捨て、民衆の役に立つ。岐路点の日
☆う年…行を省みる者は過失を繰り返さない。やがて発展あり
☆たつ年…人の心は常に問いと答えを繰り返している。止まったら人間廃業である
☆み年…雪未だ消えやらぬ原野に若菜出づ。難の中より慶あらん
☆うま年…寂々たる林間に雪みちる象。珍器珍品汝のもとに来る麗しき日
☆ひつじ年…裸で生まれ白骨で死す。すべて余分なものに苦悩するを悟る
☆さる年…わが生涯は生まれてより死ぬまでと思うが実は永遠である
☆とり年…人間に生まれし尊さに気付く人は余程智恵ある人である
☆いぬ年…道理理屈が優先して人生に処すれば甚だ窮屈である
☆い年…知ることの難きにあらず行うことの難きなり。小行により大功を得る
(松雲庵主)