「不法入国偽カルデロン一家問題」について
ご意見を送られる際の参考に
以下、引用。
「日本語しか話せないのでフィリピンでは暮らせません」
→イングリッシュで教育を受けて日本語ができない日本人帰国子女をアメリカやイギリスが快く引き取ったなんて話があるか! 会得する努力もせずに母国語が話せないから母国に帰らない、帰りたくないという理屈があるか!! 両親とも日本人の家庭で育った子供が日本語が理解できないなんてことがあるか!!!
「友達に囲まれていまさらはなればなれにはなりたくありません」
→親の仕事の都合でしょっちゅう転校させられている子供はゴマンといるのだよ。一期一会というように世界中どこに暮らそうとも友達は作れるものだし、そして卒業や転校を機にいずれは別れがあるものでしょう。ふるさとと友達は遠くにありて思うもの…ということだってあるかもしれないし…。いずれにしても、親友と別れたくないという心情と永住権をよこせという主張は、ま~ったく別次元の話。
「子供の権利条約というものがあって、子供に安定した生活を保障することを第一に考えてあげるのが日本の責務でしょう」
→ガザ地区やアフリカのどっかの国のようにドンパチでいつ命が奪われるか分からないところならいざ知らず、フィリピンはそんなデンジャラスな国ではないはず。ちなみにフィリピンは子供の権利条約に加盟しているのだから、ちゃんと保護して欲しいと要請するならば自国であるフィリピンの政府にど~ぞ。なんで条約を履行するために家族一同不法滞在の国に居座り続けられることになるのか、サッパリ分からない。ちなみに日本は、不法移民の国際移動を防ぐために締結された密入国防止議定書にも入っていて、この家族のように偽造旅券で入って不法に働き居座り続ける者には厳罰で臨むのが本来のありかたではないか。
「両親は真面目に働いていて」
→日本に滞在し続けて働くこと自体が違反行為なのだから、真面目もへったくれもない。じゃあ、大学に裏口入学した学生や、賄賂を贈られて不正に採用された教員が、学業成績や勤務成績がよくって、それこそ真面目に学生生活や教員生活を送っているとした場合、入学時や採用時の不正行為には一切目をつぶっているのか? そうじゃないでしょう。いくら生徒から慕われている先生だからといって、いくら実績を上げている学生だからといって、不正は不正。いったんは入学や採用を取り消してもう一度振り出しに戻した上で試験を受けなおさせたのではないか。それが誇り高く潔しを旨とする日本人のココロであり、日本における社会規範なのだ。
「不法入国なんて形式的な違反に過ぎない」
→とんでもないこと。他人名義ないしは偽造旅券で外国に入ってきてしまうと、国籍不明・正体不明の人間ということとなって、本国政府は都合が悪ければ身柄引き取りを拒否、最悪の場合は強制送還すらできなくなることも。旅券は外国滞在時に本人の身分事項を立証するための唯一の公的資料。それがもしニセモノだったら「私は誰?」「帰る国がない、だから日本に居させて…」としらばくれてしまい、もはやお手上げ。そもそも、偽造旅券は本名を知られたくないテロリストや犯罪者が国と国との間を渡り歩くときに使う手段であり、国を騙し治安に脅威を与えるに等しい行為である。今回の両親は、他人名義の旅券で不法入国し、偽名で外国人住民登録をし、義務教育と称して子供を地元の小中学校に入れさせて行政サービス受けたい放題。
「そもそも日本の外国人受け入れが厳しすぎる。日本に役立つ人材を追い返すのは国益に反し損失」
→今問題となっている派遣や請負のブルーワーカー達は失業するとホームレスや生活保護対象者になってしまうことも。まして外国人の労働者ならば、簡単に失業することなく独立生計が営める程度に相当程度の専門性が求められるのは当然。社会のお荷物になるような外国人は容赦なく直ちに国外退去となるのが世界的な常識。今回の御仁は解体現場の人夫とクリーニング店店員。誰か彼らにお願いして働いてもらっているわけ? 好きこのんで棲み着いている不法滞在外国人が勝手にそういった仕事に就いているだけ。
これだけ正論を主張したとしても、「日本語しかできな~い、子供の人権・外国人の人権を守れ~、真面目にふほうたいざ~い(?)」と叫び続けてわがまま言いたい放題なのでしょうね。もはや救いようはありません。
ネットの世界ではもう大多数が「国外退去」を支持しているように伺えますが、やや感情的に走る傾向が見受けられますので、今一度本質的な議論に戻すべきだと考えます。それはなぜカルデロン一家の滞在が認められないのか…ということです。
一家及び支援者、弁護士の弁解・主張は、理路整然としておらず支離滅裂の感すら抱いているのですが、概略以下の通りとなっています。
○ 両親が「出稼ぎ目的」で偽造旅券を使って日本に不法入国したことは認めるが、日本政府は単純労働目的の外国人を受け入れておらず、他方フィリピンは貧困にあえぎ外国で働く道を見つけないことには暮らしていけないので、緊急避難的に日本に行かざるを得なかった。
(→悪いのは日本政府の外国人政策とフィリピンの貧困であると言いたいようで。)
○ 両親は相次いで不法入国したが、その後は何ら犯罪行為に関わっておらず、15年間不法滞在が発覚する恐れを抱えつつ解体工あるいはクリーニング店員として真面目に働いてきたことを評価して欲しい。
(→不法入国だけでなくその後の不法滞在も犯罪あるいは国外退去の事由となっていること、こうした状況下で就労活動に従事することは禁止されていること、それにもかかわらず働いて収入を得ていること自体が問題なのであり、真面目がどうのこうのという次元の話ではない。「無免許の医師が患者たちの命を救った」、「無免許のドライバーが20年間無事故無違反を達成した」、「合格点に遙かに届かず裏口入学した大学生が学業に精励した結果成績トップで卒業した」、「親が賄賂を積んで不正で採用された小学校教諭が生徒から慕われ親からも評判が良く、教え方がうまいとして模範教師に選ばれた」、「複数の言語を操り人脈を数多く有して情報収集力を評価された外交官が、実は日本国籍を持っていないことが判明した」……一部は作り話ですが、これらの事例はいずれにあっても決して「結果オーライ」とはならず、無効・取り消しとなるばかりか厳しく処罰されることだってあり得るのです。)
○ 稼働で得た収入に対しては所得税が課税されており、納税義務はきちんと果たしているわけで、地域社会において少なからず貢献しているような人材をむざむざと国外退去することは、国益に反すると言っていい。
(→日本人も外国人滞在者も日本社会の一員として、様々な行政サービスを受益する立場にあり、いわば「会費」として所得金額に応じた税金を払うのは当然の義務である。社会に貢献しているかどうかは評価が分かれ、一人の不法滞在者が一人の日本人の仕事を奪って、不正に生活の糧を得て生計を営んでいるという指摘もあり得る。そもそも、今回の事案で両親は偽名による外国人住民登録を受けていたようであり、場合によっては住居所が把握できず、そうなると住民税関係は支払っていなかった公算が高い。)。
「本質的な議論」というのは実はこの3つに留まるのですが、彼らはこれらの論点を覆い隠すがごとく、娘さんのネイティブ言語に端を発して学業問題を持ち出したり、親友との絆や友情に支障を来すとか将来の夢をぶち壊しかねないなどとおよそ感情に訴えようとして「可哀想オンパレード」を繰り出し、これに便乗した映像マスメディアに晒されている感じがするわけです。
長くなりましたが、こういった検討のプロセスを経た上で、今後も滞在することの是非に関しては「極めて否定的」に考えています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1422110979
さらに引用。
不法滞在フィリピン人少女 実はタガログ語喋れる?
探偵ファイル
不法滞在フィリピン人少女 実はタガログ語喋れる?
ttp://www.tanteifile.com/newswatch/2009/01/16_01/index.html
両親の不法滞在を理由に国外退去を命じられているフィリピン国籍の少女、カルデロンのり子さん(13)。先日1月14日、滞在期限の1ヶ月延長が認められ家族3人でフィリピンに帰るかのり子さんのみ日本に留まるか決断を求められることになったという。
ネットでは、不法滞在の一家がまるで被害者のように報道するTV(特にTBS)の報道姿勢に批判が集まっていたりするようである。
また、「のり子さんは日本語しかしゃべれない」といった報道がなされており、それにより「フィリピンに帰すのは可哀相」という声もあったりするようだが、ネット上には 地元の人間と思しき人による「のり子さんは(フィリピンの公用語である)タガログ語がペラペラ」という書き込みもあったりするようである。
「確かに、フィリピン人の両親と暮らしているのに全くフィリピンの言葉が話せないというのもおかしい」といった意見も。
http://www.tanteifile.com/newswatch/2009/01/16_01/index.html
意見を送る先の追加情報
法務省(入管)
御意見等の専用メールアドレス →
御意見等のファックス電話番号 → 03-3592-7393
駐日フィリピン共和国大使館・総領事館
ttp://www.mofa.go.jp/mofaj/link/emblist/asia.html#13
法務大臣 森英介
ttp://db.kosonippon.org/statesman/statesman_info.php?id=1651
自民党・田中良生(蕨出身の衆議院議員・父親は前蕨市長・田中啓一。この市長の政権時代に、ノリコに就学許可が出ている)
・ttp://www.tanaka-ryosei.com/
蕨市役所・市民活動推進室・町会活動(M町地区)
ttp://www.city.warabi.saitama.jp/siminsit/siminsit/tyouren/tyoukai.htm
蕨市長・賴髙英雄(よりたかひでお)ブログ
ttp://homepage3.nifty.com/yoritaka/
渡辺彰吾弁護士の矛盾 (Unknown)
2009-01-16 16:02:17
<カルデロン一家担当の渡辺彰吾弁護士とは>
■国籍法改正の発端ともなったフィリピン人親子の裁判の弁護団の一人。
■最高裁の判決に基づいて政府に速やかな法改正を望みながら、一方では「法治国家だから強制退去は当たり前は冷たい」と、最高裁判決を無視する弁護士のダブスタ。http://jp.youtube.com/watch?v=LKW6dArrh4Q
■在日ビルマ人難民申請弁護団事務局長もしている。「第三国定住制度」によって難民をバンバン入れる野望もあるので要注意。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200612171525020 (日刊ベリタ / 2006年12月17日)
■こんな弁護もしている。「家族引き裂かないで」ガーナ人の夫に退去強制命令(07.26)ttp://www.bochao.jp/article/13308961.html
渡辺弁護士はこんな発言をしています。「自民党から1千万人の受け入れ提案が出ているのに、この落差はなんだろう。「移民1千万人の前に今、住んでいる人をどうするか考えてほしい。国が幸せに暮らす家族を引き裂く状況をつくっているなんて耐え難い」
・・・法を遵守するかしないかは、彼の都合によってコロコロ変わる。外国人や難民を日本に入れさえすれば良いのである。
19 :名無しさん@九周年:2009/01/16(金) 20:00:02 ID:IMIw8KEu0
今までのニュース動画
2008.11.14 「日本にいたい」、比人少女に支援の輪 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=FbgDEiMPsSk
2008.11.17 強制退去迫る比少女、支援の輪広がる - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=denpASe0Rjo
2008.11.20 比国籍の少女退去で法相に嘆願書 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=ceZKc1kXDRM
2008.11.21 比少女問題、法相「コメント差し控える」 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=LKW6dArrh4Q
2008.11.26 比国籍の少女、明日が退去期限 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=DeTUh8jxBWg
2008.11.27 比人少女、退去期限1月14日まで延長 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=F7ThGg2t_Io
2008.12.25 退去命令の子供たち、法務省前で訴え - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=Sx-0LkUuMF8
2009.1.07 比国籍少女問題、署名1万4千人超す - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=CNINtl8-B0M
2009.1.12 国外退去の比国籍少女、滞在期限迫る - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=qqKGDhg9Z5s
↓↓New!↓↓
2009.1.14 退去期限のフィリピン人少女、再延長 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=U4qjP61pnqc
2009.1.14 退去期限のフィリピン人少女、再延長2 - カルデロン一家
ttp://jp.youtube.com/watch?v=qF9KT2rCxQw
以上、引用。
by VO
郵政見直し騒動「男の仕事」編