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【ふるさと便り】フェアトレードのチョコいかが 香川
香川大学生らでつくるボランティアグループ「セカンドハンド フェアトレードユース LIFT」(北山淳子代表)は14日、適正価格で購入することで、発展途上国の自立を促す「フェアトレードバレンタインカフェ」を、高松市鍛冶屋町のフリースペースjamでオープンした。15日も開店する。
フェアトレード(公正貿易)は、不当な中間マージンを排除し、発展途上国の原料生産者や加工品製造業者から適正な価格で購入することで、立場の弱い労働者の保護育成を目指す運動。現地で技術指導、職業訓練をして自立を促す試みもある。
同グループはこれまで、フェアトレード運動への理解を求めようと、香川大の学園祭や高松市内の商店街で、原産国から輸入したコーヒーやチョコレート、手作り商品などを販売する一日喫茶店を出店。今回はバレンタインデーに合わせ、フェアトレードチョコやコーヒー豆を用意した。
店内にはネパール産のマイルドなコーヒーの香りが漂い、フィリピンやコスタリカ、ドミニカ共和国のカカオや砂糖、カシューナッツを使ったチョコレートやスイーツ類が販売された。同グループの運動に共感する学生仲間やOLたちが集まり品定め。地元出身の歌手のコンサートも楽しんでいた。