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セブン&アイ・ホールディングス創業者、約60億円の保有株式を社員に贈与

  • 2008年04月30日 15:33 発信地:東京
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都内で開かれたセブン&アイ・ホールディングス(Seven and i Holdings)の入社式で、障害者の客に対応するための手話を学ぶ新入社員(2006年3月16日撮影)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

【4月30日 AFP】セブン&アイ・ホールディングス(Seven and i Holdings)の創業者、伊藤雅俊(Masatoshi Ito)名誉会長が、個人で保有する同社株式のうち約60億円相当分を社員に贈与する意向であることが明らかになった。伊藤氏が84歳の誕生日を迎えた30日、同社が明らかにした。

 同社の広報は、伊藤氏が「会社の発展に貢献した社員に、保有株式の一部を贈与すると申し出た」と語った。伊藤氏は、イトーヨーカ堂(Ito-Yokado)の創立50周年にあたり、グループのさらなる発展を期待するとともに、社員に感謝の気持ちを示したい意向だという。

 同社最大の個人株主である伊藤氏は、2月末現在で発行済み株式の2.2%を保有しており、日本経済新聞(Nikkei)によると、伊藤氏はそのうち10%程度を贈与する見込みだという。贈与対象は幹部社員約5000人とされている。贈与される株式は1人につき時価で約30万円相当になるとみられるが、同社広報は具体的な金額は明らかにしていない。(c)AFP

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