在留期間を延ばすために山口県内の未成年の少女と虚偽の婚姻届を提出したとして、県警周南、光署の合同捜査本部は12日までに中国人の男4人と元ホステスの日本人女性(21)を電磁的公正証書原本不実記載容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、東京都葛飾区細田5、飲食店店員、鄭双鳳(ジャンシュワンホン)容疑者(23)が住所不定の元ホステス、隅沙也加容疑者(21)と中国人の男2人と共謀し、08年9月8日、当時17歳の山口県光市内の少女との虚偽の婚姻届を葛飾区役所に提出。また、同年10月15日には埼玉県川口市並木4、職業不詳、施佳君(シジアジュン)容疑者(25)も隅容疑者らと共謀し、当時18歳の光市内の少女との虚偽の婚姻届を川口市役所に提出したとしている。
同年10月、少女の保護者あてに婚姻を通知する書類が届き発覚。少女に婚姻の意思はなく、少女と5人が知り合った経緯や金の流れなどを調べている。
毎日新聞 2009年2月13日 西部朝刊