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愛知県警:調書遺棄と飲酒事故の2警官処分

 愛知県警は23日、供述調書を勝手に書き換えようとして遺棄した守山署警備課巡査部長(34)を戒告処分に、酒を飲んで車を運転して物損事故を起こした天白署地域課巡査(28)を懲戒免職処分にした。守山署の巡査部長は公用文書毀棄(きき)容疑で書類送検された。

 県警監察官室によると、守山署巡査部長は昨年10月29日、不法滞在事件の参考人聴取で、部下が作成した供述調書を上司に提出したところ、「内容が分かりにくい」と指摘された。独断で数文字を書き換えようとしたが間違え、その部分の調書を遺棄し、パソコンで新たに印刷した。結果として書き換えには至らなかった。

 また、天白署巡査は今月4日午前0時ごろ、酒気帯びで乗用車を運転し、春日井市坂下町2のコンビニエンスストア駐車場で同県東海市の男性会社員(40)の乗用車に接触した。巡査の呼気から基準値を上回る1リットル当たり0.35ミリグラムのアルコール分が検出されたという。

 巡査は、3日午後7時半ごろから春日井市内の居酒屋で中学時代の友人と飲酒を始め、11時過ぎから市内の友人宅に場所を替えて合計でビールをコップ1杯と焼酎7杯を飲んだという。コンビニに別の友人男性(27)と買い出しに行って事故を起こした。【桜井平、飯田和樹】

毎日新聞 2009年1月23日 14時16分

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