先日、桜餅に関する投稿をしましたら、韓国の料理に使う、花の写真が間違っていると、多くの方に指摘されました。
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=pfood&nid=62938&tab=five
この写真です
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スレッドを訂正すると、「本日の新規投稿扱い」になり、ランキング表示などで迷惑がかかる可能性があるので、こちらで訂正させていただきます。
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※この情報は、古く、現在はランキングなどには影響されないようです
otz
元々のスレは訂正したのですが、こちらの投稿にもレスをつけてくださった方が複数おられるので、この投稿も残しておきます。
食用の花「チンダルレ」
食用ではない花「チョルチュッ」
■チンダルレ

韓国で「チンダルレ」といえば、とても有名な花です。
この花は、「チョルチュッ」と、明確に区分されます。
区分方法は、以下参照。
<チンダルレ>
開花期は3~4月。葉が出る前に花が咲き、花が落ちてから葉が出る。
花は食用になる。和名「カラムラサキツツジ」。
<チョルチュッ>
開花期は5~6月。開花と葉が出るのが同時、または葉が少し先。
花は有毒。和名「黒船躑躅(くろふねつつじ)」。
日本では、上の2つはどちらも、つつじと呼びます。
(翻訳機でも、有毒、無毒区分が無く、日本語では「つつじtutuji」と訳されます(^^;))
日本では一般的に、つつじを食用にしないため、誤って写真を記載してしまいました。
あらためて、訂正させていただきます。
「写真が間違い」と、指摘して下った韓国の方に、再度、お礼を申し上げます(*^_^*)
■(間違い)
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(訂正)
■(韓国の食用つつじ)
※チンダルレで検索して出た画像です。この写真で良いでしょうか?


チンダルレを調べると、韓国のつつじを使った料理を見つけました。
面白いので紹介しておきます。
■チンダルレファチェ
(つつじの花のデザート)
色鮮やかなチンダルレの花びらに、澱粉をまぶしてさっと茹で、甘味をつけた朝鮮五味子シロップに浮かべた、冷たい飲みもの。

五味子の水にシロップと蜂蜜を入れチンダルレを浮かして作る。
(材料)
五味子の水 3カップ、
シロップ4T、
蜂蜜1T、
松の実1t、
チンダルレ20束、
緑豆2T
五味子の汁にチンダルレの花びらを熱湯にくぐらせたものを浮べた飲料。
李勳種(国文学者)は次のように記述しているそうです。
チンダルレの花びらに緑豆粉をまぶして熱湯に浸けてすぐにあげると粉に火が通り、花びらをでん粉が覆う。
それを五味子水に浮べれば花の光がうつって器がすきとおりうす赤く見える。
飲めば緑豆の皮が舌にのりつるりと滑って喉をとおり、噛めばほろ苦いのが本来のチンダルレの味を出す
風流な料理ですね。
■トゥギョンジュ(杜鵑酒)
ミョンチ・ョン杜鵑酒(ドギョンジュ)
重要無形文化財 86-2号、所在地 忠南全域、薬酒。
1986年11月1日文化財として指定.19度-21度
チンダルレの葉と根を、お酒を仕込む途中で加えて香りづけした、伝統酒のひとつ。
製造工程上、「加香酒(カヒャンジュ)」に分類される。
春~夏に仕込む。

高級酒、韓国薬酒の中では最も高い度数.
高麗の時から伝来.高麗宮中で愛用した薬用酒で、つつじの酒とも言う.
甘みがあって、香りがよく、辛い味がする.
1日に1-2杯飮むと、リューマチス治療に効果的.ソウルの’Korea House’で外国の観光客のため復元された初の伝統酒.
ミョンチ・ョンの多くの家庭では手作りをしている.つつじの花を別名で’杜鵑花’というので、つつじの花で釀した酒を’杜鵑酒’という.
つつじの花は、他の花より蜜が多いので酒に甘みがある.
腰痛、通み、解熱、脚軟症(:脚力が無くなり歩行の困難な症状)、リューマチスなどの治療藥として使われた.
陰暦3月3日の節季酒.「閨閤叢書」「酒の作り方」「是議全書」などの著書に記録が残っている.
原料で使われるつつじ花は、4月、1週間ほど干しておくと、1年中使える.
つつじ花はゆっくり干すと香りがいいし酒も透き通る.
完全密閉で貯えると約1年間ほど貯藏が可能.
■酒造りの過程(?)
■ファジョン(チンダルレを使用したもの)

チンダルレの花を上に乗せたファジョンはサムジンナルの代表的料理。
漢字で花煎と書き、米粉、または餅粉を練って作った餅に貼り付けて焼いた料理です。
旧暦の3月3日を重三節(チュンサムジョル)、またはサムジンナルとよび、この日にはつつじの花を摘んで、ファジョンを作る風習があります。
また、旧暦の9月9日を重陽節(チュンヤンジョル)とよび、この日は菊の花を用いたファジョンを作ります。
伝統的な風習であり、野山に出て花を摘みながらファジョンを作ることを“ファジョンノリ(花煎遊び)”とよび、季節の移り変わりを楽しむ風流な文化として伝えられています。
チンダルレは、半島では、春を象徴する食材のようですね。
ここに載せたのは、日本語で紹介されている料理ばかりなので、数が少ないです。
これから春は本番ですね。
韓国の方がチンダルレの料理を作りますか?
作る方がいれば、紹介をお待ちしています(*^_^*)