国内

出入国管理

- Yahoo!ブックマークに登録

外国人登録者が増加傾向にある中、不法就労や密入国が深刻化。テロに備えた管理強化を人権侵害とする声も。

ヘッドライン

Photo
法務省の決定を受け記者会見する(左端から)母親のサラさん、父親のアランさん、のり子さんのカルデロンさん一家=鷹見安浩撮影(読売新聞)

「娘残して帰れない」…国外退去確定の比一家、涙の会見

 不法滞在で国外退去処分が確定したため在留特別許可を求めていた埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アラン・クルズさん(36)夫妻と長女に対し、法務省が長女しか在留を許可しない姿勢を示したことを受け、一家3人は13日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した。(読売新聞)
[記事全文]

◇不法残留について
不法残留 - 退去強制手続と在留特別許可の説明。関連情報エリア
退去強制手続フローチャート - 東京入管 ビザ サポートセンター

◇一家をめぐるさまざまな意見
両親の在留不許可伝える=比人中学生、仮放免を再延長−法務省 - この話題に関するコメントを読む。時事通信(2月13日)
カルデロン一家への支援のお願い - 「子どもの権利条約が定めている子ども権利に対する最大限の考慮が必要」など。カルデロン・アラン・クルズ一家に在留特別許可を!
強制送還しないで!(2) - 「フィリピン少女と無責任な両親」との指摘。反日勢力を斬る(2)

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

外国人の出入国の状況

2008年の外国人入国者数(再入国者数を含む)は約915万人で前年と比べて約0.06%減。再入国者を除いた新規入国者数は約771万人で、前年比約0.12%減。いずれも2003年以来の減少となった。
上半期においては増加傾向であったが、世界的な景気後退などにより、下半期に減少したことが一因と考えられる。

過去の外国人の出入国の状況

出入国管理の目的

「ルールを守って国際化」を合い言葉に日本と世界を結び、国際的な交流の円滑化を図り、日本にとって好ましくない外国人を強制的に国外に退去させることで健全な日本社会の発展に貢献する。

不法残留

不法残留者数の推移

2008年1月1日現在の不法残留者数(推計)は14万9,785人で、前年比2万1,054人(12.3%)の減。

退去強制手続と在留特別許可

日本に不法滞在する外国人は「出入国管理及び難民認定法」のもとで、日本から出国することを前提とした退去強制手続きを受けることになる。

関連法令

出入国管理及び難民認定法(入管法)

すべての人の出入国の公正な管理を図るとともに、難民の認定手続を整備する法律。入国・上陸、在留・出国、退去強制、難民認定等について定めている。

アメリカの対策:電子渡航認証システム(ESTA)

2009年1月12日から米国への観光、短期商用等の90日以内の短期滞在目的での入国には、事前に電子渡航認証システムに従って申請を行い、認証を受けていないと米国行きの航空機等への搭乗や米国入国を拒否される場合がある。

外務省: 米国へ渡航される方へ:ESTA(エスタ)に申請してください

▲関連情報の先頭へ