2009年2月14日 17時5分更新
6月下旬並の陽気となった横浜市では、屋外スケート場の氷が溶け出し14日の営業を中止しました。
横浜港にある横浜赤レンガ倉庫の前の屋外スケート場では、14日朝雨が降ったうえ、午前中に気温が20度を超えたことなどからスケートリンクの氷が溶け出しました。
氷の厚さは4センチほどとふだんの半分程度で、溶けた水が表面を覆ってプールのようになり、14日のスケート場の営業は中止されました。
スケート場では、バレンタインデーと土曜日が重なるためいつもの週末より500人多い2000人の利用客を見込んでいたということで、カップルや家族連れなどが次々に訪れ、氷が溶けたリンクを珍しそうに眺めていました。
藤沢市から来た男性は「娘がバレンタインのチョコケーキを作ってくれたお礼を兼ねて、着替えまで持って来たのに残念です」と話していました。
一緒に来た女の子は「スケートを楽しみにしていましたが、氷が溶けていてびっくりしました」と話していました。
スケート場では最後の営業日となる15日は、3台の冷凍機をフル稼働させて氷をつくり、何とか営業にこぎつけたいと話しています。