この人痴漢です!
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
この人痴漢です!(このひとちかんです)は、女性が唱えるだけで男性一人を社会から抹殺することができる上、お金も手に入る「魔法の呪文」である。
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概要
女性だけが男性に対して使用できる黒魔法。主に、気に食わない男性を消したい場合や、お金が欲しい時に使用されている。援助交際や万引きより格段に低いリスクで高額のお金を得られることから、女子中学生・女子高校生が特によく使っているが、OLも時々使う。
また、特定の地位の人を消す目的で、男性個人または組織が女性に魔法の使用を依頼するケースもある。公にされていないが、大手製造メーカーがライバル会社の重要な開発担当者を(社会的に)抹殺する目的や、CIAが日本の重要人物を(社会的に)抹殺する目的で、魔法の使用を依頼しているともされる。
具体的な使用例
- 電車の中で携帯電話で話をしていたら、知らない男性に注意された。逆ギレした女子高生は「この人痴漢です!」と唱え、その男性に魔法をかけた。効果は抜群で、男性は無事(社会的に)抹殺されたという。(※実話)
- お金が欲しい。でもバイトするのは面倒だし、援助交際して処女を失うのも嫌ということで使ったのがこの魔法。電車の中で男性に向かって唱えるだけで、10万円、JRからも1万円手に入れられる。
- 会社の上司が気に食わないので、出会い系サイトを使い、上司に対して魔法を使用するよう女性に依頼する。
- その他。
上の画像は魔法を使用する女子高生(H.S氏)の例。ただし、これだけ露骨にやるとさすがにバレることがあるので、実際にはこのような人間はいないと思われる。
使い方
※2人以上で実行するのが鉄則らしい。
- 電車内でターゲットの男性を見つける。
- 女性の方から寄りかかり、相手の手を自分の体に無理やり触れさせる。この手順は省いても相手に魔法をかけることは可能であるが、これをやれば魔法の成功率はより高いものになる。理由は、相手の指紋が自分の衣服に付着し、男性は物的証拠で完全に不利になるからである。ただしこれは高等テクニックであり、初心者にとって相手の手を自分の体に無理やり触れさせるのは少々難しい。ここで極めて自然にさりげなく触れさせるのがプロのワザである。
- 男性の手をつかんで、「この人痴漢です!」と呪文を叫ぶ。
- すかさず、もう一人が「私、見てました!」と加勢する。
- その男性を駅に降ろす。もし仮にここで目撃者がいても、そのまま電車で去っていってしまう。こうなるとますます魔法をかけられた男性は不利である。
- 男性を駅の事務室に連れて行く。男性のその後の運命は禁則事項です。
(参考)単に触られたと言えば迷惑防止条例違反となるが、下着の中に手を入れられたとまで言えばポリ公警察屋さんが強制わいせつとしてありがたく処理してくれる。
かけた後
- まんまとはした金をせしめ人間1人を奈落の底に叩き落した後は何事もなかったかのように振る舞いましょう。
- 例え掛けた相手が同級生や同僚、恩師でも情けを掛けてはいけません。これも、掛けた本人の正義の為です。少年法なんか気にしてはいけません。検閲により削除に送り込んでやりましょう。
- 全てを失った相手は何をしでかすかわかりません。検閲により削除されても全ては必然です。来世でまた同じことをして検閲により削除されましょう。
- なお、後々「ウソでした」なんて白状すると、自分の魔法がウン百倍になって跳ね返ってきますのでご注意を。
- でも、自称人権派弁護士さんが多いから、簡単にアリバイを作ってくれるので、例え相手が小学生や幼稚園児・保育園児でも魔法を掛けてやりましょう。ただし、自身が禁則事項ですと見られる可能性もあるので注意しましょう。
- 常にマスコミが味方になるとは限りません。常に自分に有利な魔法を掛けてあげましょう。
男性側の対応策
魔法を使われない為の具体的な対策である。しかし、あくまでも魔法攻撃が当たる確率を下げる為の対策なので、命中してしまった場合はあきらめるしかない。
日常生活における対策
- 満員電車だと女性と体が触れる恐れがあるので、なるべく女性から離れる。といっても満員電車の中で離れるのは至難の技だが。
- 女性が一切存在しない男性専用車両へと移動する。ただし男性専用車両はまだ日本には存在せず、各鉄道会社も導入する気は全く無い。
- 電車やバスなどの公共交通機関を一切利用しない。痴漢に間違われやすい人相の方にはこの方法がおすすめである。通勤にも電車でなくて車を使おう。あとバイクとか自転車とか。15km位の道のりだったら自転車でも1時間あれば問題ないでしょ。
- 日頃から容姿に気を遣い、痴漢に間違われないようにする。その人が痴漢をしたかどうかなんて実際には本人以外にわからず、結局はその人の外見からくる印象で痴漢かどうか判断せざるをえないからである。ただし、自分の顔だけはどうしようもなくすぐに変えることも難しい。槇原敬之のような顔の人は美容整形外科ですぐさま整形するか、前述のとおり電車に一切無縁の生活をする必要がある。ただし「槇原本人」がゲイで女性に全く興味がないのは周知の事実であるため、槇原本人は痴漢に間違われることは絶対にない。
- 違った方向性で日頃から容姿に気を使う。ハードゲイの服装ならば、誰も痴漢とは思わないだろう。そこまでするのは辛いという人は、通勤カバンにホモ雑誌を入れておけば手軽な物証となるだろう。駅員に詰め寄られた際に「女には興味が無いんです」と言ってその雑誌を見せれば無罪放免だ。だが職場でうっかりその雑誌を見られた場合、誤解を生む可能性が高い諸刃の剣。素人にはおすすめできない。
- ギャル風の女子高生とかが複数人乗って来たら、この魔法を唱えるかもしれないので、その場から離れることをお勧めする。
- カバン等は網棚か床に置いて、つり革を両手で持つ。最もお手軽な対策。腋臭を持っている人は要注意。
- 大手通販雑誌「通販生活 11月号」掲載のポータヴルなつり革を握っておく。「これだから僕はやってない!」表紙のキャッチコピーどおりの効果が得られること請け合いである。ただし、つり革も何もないところでつり革っぽいものを握り腕を上に伸ばしている様は滑稽以外の何者でもない上、揺れる電車の中踏ん張るのはなかなかに苦行であると言える。
- 自分の体の一部を両手でつかみ続け、手がずっとそこにあったことを痣をもって証明する。壊疽しないよう注意が必要。
- 手を(自前の)鎖か手錠で縛っておき、何も触ることができないことをアピールする。ただし日ごろから鎖や手錠なんぞを携帯していたら、当然怪しい目で見られてしまう。よってこの方法は逆効果かもしれない。
- これで対応を磨く(外部リンク注意)。かなり有効だが、いきなり自分の個人情報を明かすことになるので、それによる二次災害の恐れもある。
- ↑残念ながらここにあるように無効である。
- ただし「この人痴漢です!」は現場に限らず、「以前にやられました!」でも有効な呪文である。当然、警察はアリバイ調査もしないので、最終的には人生に対する諦めの心を持つことも対策と言えるかもしれない。
かけられてしまった後の対応策
- その場で刃物を取り出すか、レールの中に飛び込み検閲により削除。
- これにより無駄な出資や努力をする必要は無くなるが、来世まであの世を漂う羽目になるので注意。いきなり検閲により削除するのもねぇ…。
- 自分の無実を証明するために、目撃者を探す。
- 大抵の場合誰も目撃していないし、目撃していても名乗りでないので無駄な努力である。皆さん、朝の貴重な時にこんな事に関わり合って遅刻をしたくないという気持ちで一杯だし。
- 駅の事務室に行くのを拒み抵抗する。
- 最悪逃げるという選択もありだが、逆に痴漢行為を認めたということになるのでしないほうが良い。
- 「こんなことしやがって、名誉棄損で訴えるぞ!」と強気に出る。
- こんな悪あがきをしても無駄。諦めてそのまま嘘でも認めてしまったほうが男らしい。
- 「どうせ捕まるなら」と、開き直ってマヂで痴漢する
- 男から漢に進化できるが、社会的には絶滅する。
- CGなどで現場を再現、やってない事を物理的・科学的に証明
- ただし、CG製作費用とかの数百万円は自腹。保釈金とか損害賠償金払ったほうが安いよ。
- ホモセクシャルであり、女性に興味が無い事を主張する。
- 自宅にゲイ雑誌やBLゲー、ショタ同人誌、真夏の夜の淫夢などがあればややグー。無罪を勝ち取れる可能性もあるが、各種報道媒体に面白おかしく取り上げられ行き着く先は検閲により削除。
- 裁判で自分の無罪を証明しようとする
- 99.9%有罪になります。仮に勝負運とハッタリの一流の弁護士を雇って無罪を勝ち取っても、失われた社会的信用は回復しないし、解雇された会社に再就職出来るわけでもないし、最悪、人間不信に陥って自殺することになります。結局、社会からは抹殺される。
- 慰謝料を払うフリをして告訴を取り下げてもらう
- 法律を扱う、とある漫画で紹介されていた方法だが、実際に騙される輩がいるかどうかは不明。手順はざっと以下の通り。
- 契約書に、「告訴を取り下げれば500万円払う」と書き、相手の家に持っていく。
- 告訴を取り下げてもらう。
- 告訴が取り下げられたことを確認して「法律家に相談したら、払う必要が無いといわれた」と電話し、払わない姿勢を決め込む。
- 相手が警察に行く。
- 一度取り下げた告訴の再告訴は不可と判明、相手方ショックを受ける。
- こっちに殴りかけてくる。
- こっちを殴る。
- 現行犯逮捕する。現行犯逮捕は警察でない一般私人にも持っている権利ではあるが、検閲により削除の可能性がある。
- 立場逆転。
- というものだが、ステップ2や7辺りで、本当にそうなるかは分からない。成功率は3%以下。
というように、この魔法を使われると男性には対処不能である。つまり、唱えられたら諦めるしかないということである。
- グルを探して禁則事項ですな事をする
- この魔法は詠唱破棄によって発動する物だが、時折二段詠唱によって発動される事がある。その多くに協力しているのが彼氏或いは性質の悪い友達で法務関係の人物。二段詠唱の場合は発動に隙があるため、そこを覚えて突きだせば無罪になる可能性が大きくなる。
- 昔は成功率少なかっただろうが、全国各地での魔法の乱用によって冤罪というケースが浸透してしまったのだろう。女って馬鹿よね。
物語〜魔法をかけられた男性のその前とその後〜
この項目には、青二才の君たちが見たくもない現実が含まれています。
君たちがまだ青臭い理想を抱いている場合、この記事の内容は受け入れがたいものである可能性があります。現実を直視できない場合は、家に帰ってママのおっぱいを吸っているか、その場で精神崩壊して時が来るまで夢を見ていてください。
前編
新婚ホヤホヤの篠岡夫婦。
和子 「今日も迎えに行くからね。」
清司 「りょ〜か〜い!」
アツアツ気分冷めやらぬ2人。
しかし、この日が2人にとって呪われた日になろうとは!?
その日の夜、駅で清司の帰りを待っていると…
女子高生が「この人痴漢です!」と呪文を唱えた。
ホームで痴漢騒ぎが!?するとそこには…
駅員室に連行されていく夫・清司の姿が。
女子高生 「あの人が私のお尻を触ったんです!パンツの中まで手を入れられたんですよ!とても怖かった…。」
と、このように駅員に訴える女子高生。清司は駅員室から警察署へと移動される。
警察からの電話を聞いた妻の和子は、慌てて警察署に駆け込む。まさか…ホントに夫が痴漢を…。
後編
和子 「痴漢するなんて、最低よ!」
清司 「俺はやってないんだ!
信じてくれ、あの女子高生がウソをついているんだ。」
実際、清司は本当に痴漢をしていない。女子高生がウソをついているだけなのだが…、いくら清司が訴えても、和子は清司を完全に犯人扱い。
清司「こうなったらあなたとは離婚よ!痴漢する最低な人間と付き合うなんてできないわ!」
やってもない痴漢で逮捕され、妻の和子には離婚され、当然のように勤めていた会社からも解雇され、目の前が真っ白になった清司。
しかし清司はあきらめずに、裁判で自分の無罪を証明することに。
裁判で訴えたとしても99.9%の確率で有罪になる(※本当)ので、本来なら確実に有罪にされてしまうとこだったのだが、奇跡的に良い弁護士と被告寄りの真摯な裁判官に恵まれたため、清司は運良く無罪を勝ち取ることができた。
こうして釈放される清司。しかし、無罪が証明されたところで、自分の手元に一体何が残ったというのだろうか…
「どっちにしろ痴漢に疑われたのだから、あいつはそういう奴なんだろう。植草教授だって一度は無罪になったけど、また痴漢で捕まったじゃないか。あいつだって再び痴漢して捕まるに違いない。」などと社会からは軽蔑の眼差しで見られるようになるし、離婚した妻は戻ってこないし、勤めていた会社からは解雇されたままだし、過去の逮捕歴(※結果的に無罪が証明されたとはいえ、一度逮捕されたことには変わりがない)がネックになって再就職すらできない。
結局、自分は社会から抹殺されてしまったのだ…。
もうダメだ。誰も信じられない。生きるのに疲れた。鬱だ、死のう…。そして某日の朝、中央線の線路へと飛び込んだ清司は…
駅員「このように、一度この魔法をかけられたら、今の日本の司法制度ではほぼ確実に社会的に抹殺されます。裁判で証明しようとしても無駄で、仮に0.1%の確率で奇跡的に無罪になっても、結局はこの清司氏のように抹殺されてしまいます。あなたもこの魔法をかけられたくなければ、もう一生、電車に乗らないことですな。もっとも、お客が減れば私達駅員は困りますがね。」
特記事項
- この魔法は使用する側が美人であればあるほど、そして相手側の容姿と人相が悪ければ悪いほど、効果が高くなるという。
- 涼宮ハルヒはこの呪文を参考にコンピュータ研をゆすり、パソコンを強奪することに成功した。
- ベッキーは高校時代にこの呪文を5人に対し使用したが、5人中2人は実際には痴漢していない人だった。その男性2人がその後どうなったかは言うまでもない。
- エロゲやギャルゲだと各種フラグが立つイベントだったりもするが、現実ではバッドエンド直行フラグ。世の中そんなに甘くない。
- 国家権力がこの呪文による検閲により削除。植草一秀の3回目の逮捕に際し検閲により削除。
- この魔法を嫌がり電車通勤を避けることが通勤渋滞の一因にもなってたりなってなかったり。
- 新聞記事では、おさわり専門の痴漢をサワリーマン、手鏡専門の痴漢をミラーマンと呼ぶ。なお、これら2段階の進化を遂げた痴漢は危険であるため「サワリーマンからミラーマンへ」と言う注意報が新聞によって告知される。
- この魔法で注意すべき点はただ一つ!短期間のうちに次々と魔法を掛けると自身が怪しまれる。また、過去に魔法を掛けた総数や、せしめた金額も多いと不利となる。ミイラ取りがミイラにならないように気を付けよう。魔法発動の反動は、短期間で多いほど大きいのである。
- まれに西日本旅客鉄道の車掌や、西武鉄道の駅員など、鉄道員に対して召喚されることもある。
関連項目
流行記事大賞 金賞受賞記事
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