2009年2月13日 20時29分更新
年金支給日の13日、天童市で、女性警察官たちが金融機関のATMの利用者にバレンタインデーのチョコレートを配って、振り込め詐欺に注意を呼びかけました。
県内の警察は、年金支給日の13日、374か所の金融機関の無人ATMなどに警察官を出して、振り込め詐欺に注意を呼びかけました。
天童市南町のショッピングセンターでは、警察官や銀行員ら25人の女性が出て、無人ATMの利用者に「振り込め詐欺に注意してください」と声をかけながら、14日のバレンタインデーを前にチョコレートを配りました。
警察によりますと、県内の振り込め詐欺は1月だけで10件、被害額は590万円で、このうち6件はATMを利用していました。
チョコレートをもらった男性は「不審な電話がかかってきたことがあります。気をつけなければいけませんね」と話していました。
天童警察署の鈴木裕滋生活安全課長は「県内では、融資を持ちかけて保証金をだまし取る事件が多く発生していますが、ATMを利用した振り込め詐欺も起きているので、不審な電話などには注意してください」と話していました。