長野放送局

2009年2月14日 13時0分更新

斑尾で雪のスクリーン映画上映


雪で作った壁をスクリーンにして、北欧の映画を上映する催しが飯山市の高原で13日夜から始まりました。

この催しは、大阪出身でフィンランド在住の橋本晴子さんが、雪のスクリーンで上映される北欧の映画祭に感動して日本での開催を企画しました。
フィンランドの雪景色に似ているということで会場に選ばれた飯山市の斑尾高原には、地元の住民の協力も得てスクリーンとなる壁や座席をすべて雪で作った屋外の映画館が1週間がかりで完成しました。
雪のスクリーンは幅およそ5メートル、高さが2メートル余りあり、トナカイレースをテーマにした北欧の短編映画などが上映されると地元の女子高校生や親子連れなど20人余りの観客から歓声が上がっていました。
映画を見た高校生は
「寒かったけれど、映像がとてもきれいでした。冬の間、ずっと続けて欲しいです」と話していました。
この催しを企画した橋本さんは、「自然の中で雪に映し出されたすばらしい映像を思う存分、楽しんでもらえたらうれしいです」と話していました。
この催しは、15日まで開かれ、午後5時から9時まで映画が上映されることになっています。