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なんというか、どこと限った話じゃないんだけど。
専門学校に声優プロダクションの関係者が
生徒たちを訪ねてわざわざオーディションしに来る‥‥
こういう話を生徒たちから聞かされれば聞かされるほど、
もともとスクールの入学営業だったオレは
薄ぼんやりとした不快感に襲われる。
以下、あまりにも若い子たちの夢をブッ壊す話になるので
読みたくない人は読まないで欲しいぐらいなのだが‥‥
↓ ↓ ↓
要するに
1度、声優の夢に金を貢いだ人間は
また夢のために金を貢いでくれる可能性が高い。
だから来るのであって。
そもそも学校主催の各社オーディション、
つまり声優系専門学校の2年生にアプローチする行為ってのは、
特に中小の声優プロダクション側にとって
ヒジョーに費用対効果の高い営業活動なんですよ。
少なくとも『声優グランプリ』に安くない費用を払って
広告を載せたりスクール特集に取材記事を掲載するより、ずっと。
しかも、学校が紹介者として中間に入っているから、
営業活動でありがちな『門前払い』の心配もないワケで。
また、生徒たちも学校のお墨付きだから安心できるしで、
商談成立の可能性は極めて高いワケだ。
もう、ビジネスの世界では常識なワケ。
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広いマーケットから新規の顧客を探し出すより、
すでにリスト化されている既存客に向けて
再販を仕掛ける方が労力的に5倍は楽だ、というのが。
で、学校にプロダクション関係者が大挙やってくるという話は、
学校側にとっても美味しい。
『ウチには毎年○社が新人を求めてやってきます』
『これが、ウチの優秀さの証です!』
そうやって宣伝材料にできるからだ。
ホント、いまは声優養成所なんかにタラタラ通うより、
初音ミクとか使って動画作ってる人たちとコラボしてた方が
よっぽど金もかからずチャンスもあると思うんだけどね‥‥
2009年2月13日、このブログが元でクビになりました。
実名で本当のコトを書きすぎちゃいましたね(笑)
そんな内容なので、声優業界で素直に可愛がられたい子は
読まない方がいいんじゃないですかね。
下手に知恵つけてもロクなコトがないんで。
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私は将来声優を目指しています。っと言ってもまだ何もしていない、まだできない子供なのですが。
実際のところどうなんでしょうか。こくぼさんの話を聞いているととても悩んでしまいます。
私達のような若い声優志望の人は金ヅルにされることを覚悟で養成所などに通えばいいんでしょうか?
私の家はあまりお金がないのですが、お金を沢山かけたほうがやっぱり声優になりやすいんですか?むしろ私はこの声優になるという夢を諦めたほうがいいのでしょうか。
このブログの過去の記事も全部読ませていただいてとても勉強になります。
私にとって業界もなにも見えない位置にいながら業界のことを教えていただけるのはとても嬉しいです。しかしこのブログで何度も声優を諦めようか迷ったのも事実。そこから何度もなりたい!と思い直したのも事実です。
私は今本当に悩んでいます。
諦めたほうがいいんでしょうか・・・?
乱文失礼しました。
はじめまして。
声の仕事で下手にお金を稼ごう、売れようと考えると、
チャンスに釣られてズルズルと食い物にされます。
売れる役者ではなく、
いい役者さんになるためには
どうしたらいいのか?
もし自分で仰る通りの子供なら、
まずはそこだけ考えるコトをすすめますよ。
また、子供なら失敗も許されるのですから、
誕生日プレゼントにICレコーダーでも買ってもらい、
思い切って自分の喋りを配信したりしてみては?
職業としての声優になりたいと考えるよりも、
「声で沢山の人に喜ばれる人になりたい」と考えた方が
先はありますよ。