岡山放送局

2009年2月14日 1時17分更新

県来年度予算案8年連続減


岡山県は一般会計の総額が6618億円の来年度予算案をまとめ、13日発表しました。
危機的な財政状況のなか、一般会計の総額は今年度の当初予算より率にして3パーセント余り少なく、8年連続で前の年度を下回りました。

これは石井知事が13日記者会見して発表したものです。

それによりますと、県の来年度予算案は一般会計の総額が6618億円で、今年度の当初予算より220億円、率にして3.2パーセント少なくなり、8年連続で前の年度を下回りました。

このうち歳入は、厳しい経済情勢を反映して県税の収入が、今年度よりおよそ15パーセント少なくなっています。

また歳出では、福祉関係の予算をのぞいてほぼすべての分野で今年度を下回っています。

今回の予算案について石井知事は「厳しい財政状況の中でも必要な分野には十分な予算を配分した。引き続き構造改革を着実に進めていきたい」と述べました。