2009年2月14日 1時17分更新
冬山で登山者が遭難したことを想定した救助訓練が12日、真庭市で行われました。
この救助訓練は真庭警察署が毎年、地元の山が雪に覆われるこの時期に行っているもので、12日は警察官18人が市内の蒜山高原にあるスキー場の跡地に集まりました。
訓練は男性の登山者が山を登っている途中、岩場から落ちて、動けなくなっているという想定で始まり、警察官たちはかんじきを履いた後、遭難の現場へと向かいました。
そして現場に着くと、動けなくなっている登山者をそりがついたたんかに乗せて救助していました。
真庭市では毎年、冬山での遭難が起きているということで、警察では、今後はヘリコプターを使った訓練も検討したいとしています。
参加した警察官の1人は「かんじきをはいたことがなかったので、はくのに手間取ってしまいました。雪の中を歩くのにもテクニックが必要なのでこうした訓練は大切だと思います」と話していました。