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　第６４回国民体育大会冬季大会「トキめき新潟国体」スキー競技会は１７日から４日間、新潟県湯沢町などで行われる。

　▽アルペン（大回転）

　成年男子Ａは昨季の学生王者、山科博史（山形・丸光建設工業）が強い。同女子Ｂは実力者の湯本浩美（佐賀・天山リゾート）が優勝候補だ。少年男子は３月の世界ジュニア選手権に臨む布施峰（新潟・開志学園高）がインターハイに続く優勝を狙う。

　▽ジャンプ

　成年Ｂに長野五輪金メダルの船木和喜（北海道・フィット）が２年連続出場する。昨年は14年ぶりの国体で３位だった。１月のＳＴＶ杯とＮＨＫ杯で５位の３３歳がどこまで食い込むか楽しみだ。少年はインターハイを制した原田侑武（北海道・札幌光星高）や世界ジュニア選手権組の作山憲斗（長野・中野実高）らに注目したい。

　▽複合

　トリノ五輪代表の畠山陽輔（秋田・秋田ゼロックス）北村隆（新潟・新潟県体協）が成年Ｂに出場する。少年は渡部善斗（長野・白馬高）清水亜久里（新潟・新井高）やジャンプが得意の小林潤志郎（岩手・盛岡中央高）の争いか。

　▽距離

　成年男子Ａは成瀬野生（岐阜・岐阜県体協）同Ｃはベテラン蛯沢克仁（富山・となみ衛星通信テレビ）のトリノ五輪代表が有力だ。少年女子はインターハイ３冠の宮尾彩子（新潟・十日町総合高）が軸だろう。（共同）

　［2009年2月13日20時4分］

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