ボクシングの亀田ジムは13日、6月上旬に亀田興毅(22)=亀田=がWBA王者デンカオセーン・シンワンチャー(32)=タイ=世界戦を行うことを発表した。
約2年半ぶりとなる世界戦決定に興毅は、歓喜を爆発させた。「最高やな。だいぶ長いこと待ったからな。早いこと決まってくれってずっと思ってた。強いデンカオセーンを倒せば認められる。バチバチにやったるで」と興奮を隠さなかった。 2階級制覇には、3月4日の前哨戦のクリアが絶対条件となる。「まずは次。きっちり勝つことやな。がむしゃらに行くよ。この階級で俺が一番強いことを証明せなアカンしな」と浮かれることなくしっかりと足元を見つめていた。
3月下旬に国内での合宿を行い、4月上旬から1カ月間、メキシコで合宿を張る。3000メートル級の高地で心肺機能を世界戦仕様に仕上げる計画で「誰にも負けない体を作る。世界戦に向けてきっちり体を作る」と意気込みを語った。