2009年2月14日 1時17分更新
去年末に閉園した倉敷チボリ公園について岡山県はきょう、市民が利用できる公園として整備するという市の方針に対し、財政的な支援は行わない考えを示しました。
これは13日に開かれた、県議会の総務委員会で県の担当者が、明らかにしたものです。
それによりますと、県は、倉敷市が行うチボリ公園跡の整備について、「ほかの市町村が従来から行っている事業と変わらないもので、市が主体的にくふうして取り組むべきだ」と述べ、財政的な支援は行わない考えを示しました。
また、現在、公園内にある劇場など県所有の2つの施設について「公園の事業が終了し、他の施設がなくなる中で存続する意味はなくなる」として、県として存続させる意志がないことをあわせて示しました。
この問題をめぐって倉敷市は、跡地を市民が無料で利用できる公園として整備する方針を示し、去年12月、県に財政的な支援を要請していました。
この問題は今月23日から始まる定例の県議会で本格的に議論されます。