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鹿県防災ヘリ 医師搭乗システム化
(2009 02/14 07:28)
 鹿児島県は2009年度、救急搬送体制強化のため、県の消防・防災ヘリコプター「さつま」に医師が乗り込み、出動するシステムを整備する。県は従来の離島と本土間だけでなく、本土内救急搬送にもヘリ積極活用を決めており、同システムはその一環。13日発表した当初予算案に713万円を盛り込んだ。
 県防災ヘリは2007年度、208回出動。このうち救急搬送は54件だった。現在搬送要請元の医師が同乗しているが、離島やへき地では長時間医師が不在になる問題があった。
 県保健医療福祉課によると、医師搭乗システムは搬送元の医師が同乗できない場合や、事故現場へ直接出動する際に活用する。
 県防災航空センター(枕崎空港)を離陸後、鹿児島市の谷山救難用ヘリ広場(谷山港3丁目)や浜町ヘリポート(浜町)などで医師をピックアップする。鹿児島市内で救急医療を担っている病院数カ所が、輪番で医師派遣に協力する。
 同システムを使った鹿屋市から鹿児島市への患者搬送は約50分で、現在の陸路搬送に比べ約40分の短縮を見込んでいる。
 

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