来年のバンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ねたスノーボードのワールドカップ(W杯)が12日、カナダのサイプレスマウンテンで始まり、ハーフパイプ(HP)は公式練習が行われ、男子の世界選手権覇者、青野令(スノーフレンズク)らが感触を確かめた。
日本期待のハーフパイプ男子の青野は、五輪会場について「大きいし、飛ぶのが難しい」と苦笑いした。パイプの両端が開き気味と感じる選手もおり、勢いがつきすぎるとコース外に飛び出す可能性は高い。
世界王者となって迎えるW杯。世界選手権で不在だったトリノ五輪王者のホワイト(米国)も今回はエントリーしており「楽しみ。自分の滑りをするだけ。米国勢に勝てるかどうか」と気合を入れた。(共同)