広島県北広島町の八幡青年団は21、22の両日、都市部の若者たちとの交流を目指し、スノーボードや雪原散策などを楽しむ1泊2日のイベント「天空やぁた城 冬の陣」を初めて開く。
八幡地区はスキー場が集積する豪雪地帯。臥龍山麓(さんろく)八幡原公園にある、かやぶき農家を復元した山麓庵が交流の舞台。いろりを囲んで鍋やカレーを食べ、かまくらや雪像作り、スノーモービル体験、雪原散策などを用意。民宿で1泊し、八幡高原191スキー場でスキーやスノーボードを楽しむ。
地域には希少植物が残る八幡湿原が広がり、来訪者は増えているが大半は中高年層という。青年団の約20人のメンバーが「冬は八幡の魅力がストレートに伝わる」と、若者に広く魅力を知ってもらうイベントを企画。ブログも開設した。
【写真説明】雪が降り積もった山麓庵の前で、イベント成功に思いをはせる青年団のメンバー
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