年収別で徹底解剖! あなたはいくらの家が買える?

教えてくれたのは 岩永慶子さん(ノースアイランド取締役、ファイナンシャル・プランナー)

「そろそろマイホームがほしい」と思い始めたあなた。
とはいえ、一体いくらの家が買えるのか、知っているだろうか。
年収別に、あなたの買える家の価格をお教えしよう

※住宅情報タウンズ2008年12月10日発行号掲載  ※記事内の情報は2008年12月時点のものです

金仙人と多運悟空

前提を知るのじゃ!買える家の価格は頭金+ローン借入額で決まる

頭金と借入額が分かれば購入の予算も立てやすい

「買える家の価格」は、下図のように頭金とローン借入額で決まる。ただし、物件購入時には「諸費用(*)」を現金で支払う必要があり、さらに、最低でも半年程度の生活費は手元に残しておきたいので、自己資金すべてを頭金に使えないことに注意が必要。次に、ローンでいくら借りられるかが分かれば、買える家の価格が分かる。借入額の詳細は不動産会社に試算してもらおう。

(*)諸費用:不動産取得税やローン保証料、団体信用生命保険料など、住宅取得のための経費で、現金で支払うのが基本。目安は、新築なら物件価格の3~7%程度。中古なら6~10%程度

頭金+ローン借入額=買える家の価格

年収から目安を知るのじゃ!まずは、自分の買える額の目安を知ろう

年収や頭金の額で「買える価格」は決まる

下図は一定条件で算出した「買える家の価格」の目安。年収や頭金が増えれば買える価格も上がる。「年収は手取り年収で考えると、買える価格は下がるものの、ローン返済に、よりゆとりが出ますよ」(岩永さん)

「買える家の価格」の目安

買った先輩の現状を知るのじゃ!実際に家を買った人たちはいくらの家を買ったのか知ろう

実際に購入した人のデータ

自己資金と、プランをうまく活用して安心して買える額に

上の実際に購入した人のデータを見ると、年収400万円未満は自己資金比率やその額は他の年収層より高め。親の贈与などで頭金を増やし「買える家の価格」を増額させているのだ。また、年収が高くなるほどボーナス時返済の割合も高いという結果も。ボーナス時返済によって短期で返済できるなら利息が減らせるのでオトクだ。自己資金の増額や年間返済額の増額、返済期間の短縮が可能ならば、「買える価格」も無理なくアップしやすい。

買える額を変化させるのじゃ(次ページ→)

取材・文/金井直子 イラスト/オノダエミ

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