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王者「亀田とやるつもりない」…興毅の世界挑戦が頓挫

交渉相手間違い

亀田興毅(クリックで拡大)

 WBA世界フライ級2位の亀田興毅(22、亀田ジム)の世界挑戦計画が頓挫したことが13日、分かった。興毅は同級王者のデンカオセーン(タイ)への挑戦を表明していたが、デンカオセーン本人が「亀田とやるつもりはさらさらない」と関係者に明言し、同級5位の升田貴久(三迫ジム)と4月末に防衛戦を行うことを内定。早ければ14日にも正式発表する。これにより、5月にも挑戦する予定だった興毅の世界戦は消滅することになった。

 デンカオセーン陣営と関係が深いボクシング関係者は「デンカオセーンは、『自分たちと直接何も話していないのに、亀田はなぜ自分と戦うと言い続けているのか?』と亀田陣営に不信感を持っていた」と打ち明ける。

 亀田陣営は、昨年末にデンカオセーンが前王者の坂田健史(協栄ジム)を倒した直後からデンカオセーンのプロモーターとみられていたタイのシンワンチャー氏と交渉していた。だが、その交渉相手が結果的に間違っていたという。

 先の関係者は「デンカオセーンは、シンワンチャー氏と自分とは『何の契約もない』と話している」と語る。逆に昨年末の世界戦のファイトマネーの分配などで、デンカオセーン陣営はシンワンチャー氏への不信感を強め、先週末にタイで絶縁を通告したというのだ。

 興毅は12日、世界前哨戦と銘打って行う3月4日の試合の対戦相手として同級20位のドローレス・ビダル(メキシコ)を発表したばかりだか、世界戦が白紙になったことで戦略の根本的な見直しを迫られることになった。

ZAKZAK 2009/02/13

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