その努力と几帳面さが仕事に生かされていないのが惜しい方ですよね。
きっと本当は正義感が強くてがんばりやさんなんだと思います。
よくネットで中毒になっている方の話を見ていると
頭が良くて理論家だったりしますよね。そして一途。
方向性が実のあるものではなくネット生活にあったためにそうなってしまったのでしょう。
実のある、仕事へ興味が向いて現実を直視できるだけの「大人」になっていられたなら、こういうことも起らず充実した生活を自力で営みながらネットも楽しめるのですよね。
親御さんが気の毒だと申されますが、どうなんでしょうか。
私には親御さんの責任が大きいと思え、その方はいわば被害者に見えて仕方が無いです。「本当の大人」になる、自立するまでは親の責任義務ですよ。
ちゃんと子育て教育情緒安定、自己確立を築くことをしてやれなかったのが親御さんの失態です。アダルトチルドレンはそうやって親からの犠牲により作られてしまいます。
何を言おうと、本人の気の済むまでやらせるしか無いと思います。
もしも手を差し伸べるなら、最後までその方の繊細なガラスのハートにつきあう覚悟でいかねばなりません。
気が済むまで「戦い」を済ませることができて、
「自分は自分で生きてはいないのだ」という基本中の基本の「自分の間違い」に気づいたとすれば、
頭が良くて本当は人の心に非常に関心のある心優しき人はすばらしい力で社会に出られるのでしょう。
人を心配して手助けするのは、
敢えて遠くから見守り、問いかけてきたときにだけ正しいことを教えることより簡単で気が済みます。
「毒を食らわば皿まで」というように、
触れるなら自分の生活に支障が起きるまで面倒を見て最後まで見捨ててはなりません。
そんなことは、親以外にできる人は居ないと思います。私だって誰だって生活があるので絶対無理です。
気の毒だと思うのはみんな思うのですが、最後まで責任を持つ自信も時間もお金もないのでみんなしかたなくだまって離れていくのです。
それが周りの他人ができる最大限の友情だったりもします。
もし、できることがあるとすれば、自分からヒントを尋ねてきた場合のみアドバイスする、怒り出したらすっと退く。
基本、せめてバカにするような人と同じようにしない。
正義感でもって人まねをしないという強さが、精神不安定な人に他人ができる優しさであるように思います。