２・１３ 国民の良識が勝利した瞬間！
祝！ 不法滞在フィリピン人カルデロン一家への退去強制命令！
家族全員の在留は認めず 強制退去処分のフィリピン人家族
不法滞在のため、国外への強制退去を命じられたフィリピン人の娘ら家族が、法相の裁量で日本滞在を認める「在留特別許可」を入管当局に求めていた問題で、森英介法相は１３日、「一家全員での在留特別許可はしない」と述べ３人全員での在留を認めない考えを示した。
在留特別許可を求めていたのは、埼玉県蕨市の中学１年生、カルデロン・のり子さん（１３）ら一家３人。
のり子さんの父、アランさん（３６）は平成５年、母、サラさん（３８）は４年に、それぞれ他人名義のパスポートで入国。のり子さんは７年７月に日本で生まれた。不法滞在発覚後の１８年１１月に強制退去処分を受け、処分取り消しを求めた訴訟も昨年９月に敗訴が確定した。
しかし、のり子さんが日本を出国したことがなく、日本語しか話せないことなどから、同級生らを中心に支援の輪が広がり、昨年１１月に在留特別許可を求める森法相あての嘆願書を提出。１万４０００人余りの署名が集まっていた。
（２月１３日１０時５５分配信 産経新聞）
埼玉県在住の不法滞在フィリピン人、アラン・カルデロンとサラ・カルデロンその間に生まれたノリコ・カルデロンら家族３人が日本での在留特別許可を執拗に求めていた問題で、『在日特権を許さない市民の会』（桜井誠会長）および私どもの『ＮＰＯ外国人犯罪追放運動』は平成２１年２月１３日、東京・港区の東京入国管理局前で熾烈なる抗議行動を展開した。
断じて在留特別許可を認めることなく、日本の法治主義を守るべく速やかな強制送還を求めたものだ。
抗議行動の最中、一家３人に対する在留特別許可は認めず、改めて退去強制命令を下す決定が言い渡されたもので、まずはこのほどの法務省の決定を支持するとともに、我らの地道な行動による成果を喜びたい！
ここに不法滞在外国人は毅然と強制送還すべきとする日本国民の良識が示されたものであり、今後、退去強制命令を下された不法滞在フィリピン人一家３人は２月２７日を最終期限として自費で航空券を購入し、帰国への途につくことになるという。
この問題では当初、昨年１１月２７日を最終期限として強制送還が執行されるはずであったが、それが今年１月１４日に延長、そして今月１３日までに再延長されるといったように先送りが繰り返され、我らとしても固唾を呑んで行方を注視してきた。
一部メディアの中には決定を受けて「再延長」などと表現を和らげることで、またしても決定が先送りされたかのような印象操作を行なってもいるが（※下記の引用記事を参照）、法務省入国管理局の姿勢は「今後、いかなる申し入れがあったとしても受け付けない」というもので、この日を以って強制送還の決定という�犂袷慣菽絖�を迎えたのだ。
一家に残された手段は、大人しく命令に従って母国フィリピンに帰国する以外にない。
両親の在留不許可伝える＝比人中学生、仮放免を再延長−法務省
不法滞在で強制退去を命じられ、在留資格を求めていたフィリピン人で埼玉県蕨市の中学生カルデロン・ノリコさん（１３）の両親について、東京入国管理局は１３日、在留特別許可を認めない方針を伝えた。27日まで仮放免を再延長し、同日までに家族３人で帰国するかノリコさんだけを置いて行くかを決め、帰国日を伝えるよう求めた。
記者会見したノリコさんは「私にとって日本は母国。家族３人で残りたい」と話した。父アランさん（３６）は「１３歳の娘だけ置いて帰ることはあり得ない」として、今後も３人での在留を求める考えを示した。
（２月１３日１２時２分配信 時事通信）
伝えられていた強制送還の目途
この日、２月１３日の抗議行動の直前、法務省の関係筋より一家３人の強制送還にかかる情報がもたらされていたのだ。
それによると入国管理局の然る関係者は−、
「このまま再延長をさらに繰り返す事態も予想される。それこそ１年以上にわたって繰り返すこともあり得るだろう。
カルデロン一家の問題では長女ノリコが何らかの節目、つまり中学校の卒業だとか、高校の卒業だとか、そういう節目に際して強制送還に乗り出す公算が高いのではないか。
法務省入国管理局では人権問題だとか人道で叩かれることを恐れる空気が支配的だ。
かと言って法律を曲げることは出来ないし、曲げるつもりもない。
何らかの節目に際し、一家揃って強制送還させるのが今までのパターンから見ても可能性が高い」と話していた。
我々の行動する保守運動についても−、
「最終的には、この問題（カルデロン一家の強制送還）で大きな成果を得られるだろう。だが、この問題は細く、長い視点で捉えなければならないほど長期的になると思われる」（入管関係者）と述べていたものだが、あまりにも唐突な成果に私自身、驚きを隠せなかったものだ。
つくづく人の世とは不思議なものだと思わざるを得ない。
こちらが本腰を据えて長期戦を覚悟した途端に、拍子抜けするほど呆気なく強制送還の決定が下された。
影響力の絶大さ！
カルデロン一家の強制送還は退去強制命令が下された時点はもとより、同処分の取り消しを求めて最高裁で却下された時点で既に決定していたものであり、その上、ごね得を許しては法治国家が崩壊してしまうことから当然のものだったと言えよう。
確かに現状でも在留特別許可を付与される不法滞在外国人というのは大勢いるが、その一方で法に沿って強制送還される不法滞在外国人はそれ以上に多くいる。
ＴＢＳを主とするマスメディアが一斉報道する中、日本中がカルデロン一家の扱いに注目する状況下においてこそ強制送還することに意義があると言えよう。
ここで安易な特別在留許可を認めれば、たちまち同様の申請が相次ぎ、法務省は前例に沿った特別措置の付与を余儀なくされる。
まさに日本が法治国家であるか否かの瀬戸際であり、その運命は法務省大臣および法務省入国管理局の決定にかかっていた。
私どもが抗議している最中、入管関係の手続きを取り扱っている一人の行政書士が話しかけてきた。
何でも、これまで不法滞在外国人の偽装国際結婚や重婚による、あまりに歪な在留資格の取得を目にしてきたため入国管理局長宛の答申書を出したようだが、「ことごとく握り潰された」と言う。
「入管の局長にしてみれば『俺の在任中に余計な波風を立ててくれるな』ということなんですよ。とにかく上層部はマスコミに騒がれたり厄介な問題を処理することを極度に嫌う。
結局、世間が憂慮しているようなことを彼らは知らないんです。入管局長にしたって現場からの叩き上げじゃなくて、外務省出身だとか他省に出向していたお偉いさんばかりでしょう…世間レベルで言われているようなことを知る由もない」
（然る行政書士）
カルデロン・ノリコの一件にしてもそうだが、これらを支援する人権派団体やマスコミが圧力をかけてくる中、誰しも難題を回避したい事なかれ主義は戦後日本そのものである。
しかし、誰かがやらねばならない！
それなくして不法滞在外国人問題の抜本的解決と法の遵守はあり得ない。
日本を覆う「かわいそう」シンドローム！
今回の問題の根本は、渦中のカルデロン・ノリコが涙ながらに訴え、このようなお涙頂戴劇に逐一日本中が惑わされていることである。
これは子供…しかも「女」がやるから絵になるのである！
いい歳した大の大人が涙ながらに訴えても説得力がない。「母国に帰って、日本に来る前の状態に戻れ」と言われれば、それまでだ。
「日本で生まれ育った」 「日本語しか話せない」 「フィリピンについて何も知らない」
このように涙ながらに少女に訴えられれば誰しも心を揺さぶられかねないだろう。保守系と目された産経新聞でさえ、ことカルデロン・ノリコの問題では朝日新聞顔負けに同情・同調するような報道を行なっている。
彼女自身が述べていることが真実か、その背後で支援する人権派団体などの入れ知恵は本当にないのか？
ただ被害者ヅラして涙を流している少女の言い分を掲載するだけなら誰でも事足りる。それが真実であるのか否か、その背景を追及して掲載するのがメディアの使命であり仕事だろう。
このほど法務省入国管理局から改めて「退去強制命令」を言い渡された結果が、彼女の言い分が真実が否か、全てを物語っていると言える。
子供そして女だから人が心を揺さぶられかねない…。
つくづく「女は生まれながらにして女優」であることを思い知らされた！
私は実際に、これを女性から直に教えられたものだが、日本の法律まで歪めるために利用するとは卑劣極まりない！
まだまだ人権派・亡国勢力のさらなる反撃に油断してはならないが、子供を前面に押し出した不法滞在外国人合法化運動に大きな打撃を与えたことは間違いないだろう。
これまでサヨク・人権派団体の独壇場であった法務省および入国管理局前を今や「行動する保守」が席巻している状況が、法治国家としての歯止めをかけられたこと、日本人が取り戻ししつつある良識を物語っていた。
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：追伸
勝利の雄叫びがこだまする中、東京入国管理局前での抗議活動は終了したわけだが、私どもの『ＮＰＯ外国人犯罪追放運動』が「暴力団と関わりがある」などと難癖をつけて東京都にまで密告した輩に言いたい！
外国人犯罪に関わる情報を得るために暴力団関係者にインタビューすることはあっても、不法滞在外国人という外国人犯罪の追放運動に際して法務省入国管理局職員や警視庁警察官らと緊密に連絡を取り合い、協力関係を保っている事実に何ら触れないのは卑劣ではないか！
もっとも、一つの出来事を拡大解釈し、もう一方にある事実を封殺するのが君らの手口なのだろうが！
貴様の言い分など、大の大人に言わせれば聞いて呆れる！ 警視庁公安三課のＡさんも笑っているゾ！
なお、東京入管前での抗議活動に際して警視庁警部補の通称「ゴッちゃん」にも大変お世話になりました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
★名古屋における「政治と宗教を考えるシンポジウム」開催のお知らせ
と き 平成２１年２月１４日（土）午後１時〜４時
ところ 名古屋市公会堂 第七集会室（定員１５０名）
入場料 １，０００円
司 会 『日本よ何処へ』ＢＬＯＧ主宰者 瀬戸弘幸
特別講演 元民社党委員長 塚本三郎氏
パネリスト 東村山市会議員 朝木直子氏
パネリスト 東村山市会議員 矢野穂積氏
パネリスト 豊橋市会議員 寺本泰之氏
