インドメディアは29日、増強を続ける隣国・中国の軍事力の前にインドは領土の一部を失う危険にさらされていると警戒感をあらわにした。写真は昨年12月、中国酒泉衛星発射センターから打ち上げられた地球観測衛星「遥感4号」。

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中国から威嚇を受ける「宇宙資産」―インド
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2009年1月29日、インドのニュースサイトdomain-bは、「中国から威嚇を受けるインドの『宇宙資産』」と題した記事で、増強を続ける隣国・中国の軍事力の前にインドは領土の一部を失う危険にさらされていると警戒感をあらわにした。中国紙・環球時報が伝えた。

インドのアントニー国防相は昨年、ニューデリーで開かれた連合指揮会議で行った演説で「隣国の衛星攻撃兵器や次世代ロケット、宇宙空間における軍事戦略」に憂慮していると述べた。インドは大量の通信、気象、地球観測衛星を有しているが、これら「宇宙資産」ともいうべき存在が中国の脅威にさらされているという。インド陸軍ディーパク・カプール参謀長もこれに同調し、「陸海空3軍による宇宙指揮センターを設け、早急に対応する必要がある」と述べた。

また、インド国防研究開発機構(DRDO)の前高官は「宇宙戦争はもはや作り事ではなくなった」と述べ、「インドもロシアや米国のように、最新技術で宇宙戦争時代における自国の利益を守らなければならない」と指摘した。(翻訳・編集/NN)
2009-02-04 00:18:02 配信

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