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高知の胴体着陸と同型ボンバル機、住宅に墜落49人死亡…NY

2月13日14時26分配信 読売新聞


 【クラーレンスセンター(米ニューヨーク州)=白川義和】米ニューヨーク州バファロー近郊で12日午後10時20分(日本時間13日午後0時20分)ごろ、コンチネンタル航空の国内近距離便が民家に墜落し炎上した。

 この事故で乗員乗客49人全員と民家の住民1人の計50人が死亡、民家の住人2人が負傷した。航空会社関係者は当初、乗員数を4人としていたが、その後、非番の操縦士1人が乗っていたことが明らかになった。乗客に邦人がいたかどうかは不明。

 米国家運輸安全委員会(NTSB)や警察などが事故原因の究明を急いでいる。米国土安全保障省はテロの可能性はないとしている。

 墜落したのは、カナダ・ボンバルディア社製の双発旅客機DHC8−Q400型機(74人乗り)で、2007年3月に高知空港で胴体着陸した全日空機と同型。コルガン・エアー社(本社バージニア州)が所有、運航し、ニュージャージー州のニューアーク国際空港からバファロー・ナイアガラ国際空港に向かっていた。事故は到着予定の約5分前だった。

 現場は、同空港から約10キロ手前の集落クラーレンスセンター。近所の住民がCNNなどに語ったところでは、墜落と同時に大きな爆発音がして、事故機が炎上したという。

 この日、ニューヨーク州など米東部では強風注意報が出され、各地の空港でキャンセルや遅れが相次いでいたが、事故との関連は不明。AP通信によれば、事故当時、現場一帯はみぞれまじりの天候だった。

 また、地元紙バファロー・ニューズ(電子版)によると、墜落機には、バファロー出身の夫を01年9月の米同時テロで失った女性が搭乗していた。女性は、夫の誕生日を現地で過ごそうと搭乗していたという。

最終更新:2月13日22時57分

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