「笹塚刑事の捜査メモ」 第6回は…「初恋ものがたり」です!

水原警部のかわいいツッコミ役こと後輩刑事・笹塚真人が、ドラマに登場した特殊な用語・物・出来事など、「Q.E.D.証明終了」ならではの
雑学ポイントを、それなりに詳しくご紹介するコーナーです。笹塚刑事の「ツッコミ&ぼやき」にもこうご期待!

第6回「初恋ものがたり」

 全国350万笹塚刑事ファンのみなさまこんにちは!

 今週は僕のような?僕でないような?幡ヶ谷真(はたがやまこと)として登場しました!

 丸眼鏡がかわいかったでしょ?

 笹塚と幡ヶ谷は渋谷区にある隣同士の駅名なんですよ。東京近郊に詳しい方にしか分からないこの小ネタ(笑)みなさん分かりましたか?

 さて、今回のお話で登場した燈馬くんにそっっくりの大学生「塔場総一郎(とうばそういちろう)」。彼は可奈ちゃんの剣道の師匠「時田奏惠(ときたかなえ)」のおじいさんでした。

 塔場総一郎は昭和9年に可奈ちゃんに出会いましたが、淡い恋心を抱いたまま別れてしまい(可奈ちゃんが現代に戻れたので)、その手には可奈ちゃんの携帯電話が残りました…。

 せつな〜い…と思ったあなた!

 実はあのシーン、物語につづきがあるんです!塔場氏はその後結婚しましたが、可奈ちゃんを忘れることが出来ず、自分の子供が生まれた日には「可奈」にちなんだ名前をつけようと決心していたが息子にしか恵まれず、ようやく生まれた孫娘に初恋の彼女の名を付けた…という裏エピソードがあるのです!!それが「奏恵(かなえ)」さんだったのです!(のちに「時田」さんと結婚)。そして可奈のように剣道を習わせ、その後、奏恵さんは師範となり、現代の可奈の師匠になった…という「メビウスの輪」みたいな壮大な話なのでした!

 

 つまり、昭和9年(1935年)から74年越しの初恋物語!長っつ!!

 2009年に、現代に戻った可奈ちゃんを確認してから塔場氏はホラー屋敷の取り壊しを決意したんですね〜。

 深い!深すぎる!せつなすぎる!そして長すぎる初恋だ〜(泣)

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