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水俣病与党PTが会合 (2009年2月13日
17:10 現在)
水俣病に関する与党プロジェクトチームはきょう東京で会合を開きチッソ分社化と被害者救済策を特別立法としてまとめる上での基本方針を決めました。 きょうの会合では原因企業チッソの分社化と水俣病被害者の救済策を特別立法としてまとめる上での基本方針について協議が行われました。 チッソ分社化に関しては熊本県が「分社化後の子会社の株式売却益を県が引き受けることはチッソの患者補償に関する債務を引き受けることになる」などとして受け入れがたいとしていました。 きょうの会合では熊本県に配慮して株の売却益は熊本県以外に積み立てることやチッソが水俣病の補償を最後まで果たすために救済の終了や株式市況の好転まで子会社の株式は売却しないなどを確認しました。 又、第2の政治決着につながる新たな救済策に関しては一時金150万円、医療費を無料とするなどの内容がこれまでに固まっていましたが今日の会合では手足に感覚障害がある救済の対象者を水俣病被害者と位置づけ今回が最終解決であることを明らかにするとしています。 そして最終解決の作業などを遅くとも3年以内に完了する方針です。 与党プロジェクトチームでは救済策とチッソ分社化に関しての特別立法の法案を3月上旬までにまとめ国会に提出する方針です。 一方、民主党も与党プロジェクトチームの対案として独自に救済案を取りまとめる作業を行っています。 民主党はチッソの分社化には反対の立場で最終的に与野党協議を求めていく方針です。
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