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今どきお産事情:/1 出産施設、減少の一途 リスクに応じ産院選び(2/5ページ)

 昨年12月のベビカム調査では、リスクの高い妊娠を理由に、かかりつけ医の指示・紹介で転院したのは前年同期比で1・8ポイント増の4・6%。20人に1人の割合だ。

 背景には夜間や休日の出産が少なくなく、医師の負担が大きいことがある。訴訟回避の狙いもありそうだ。産科医1000人当たりの医療訴訟件数(06年の終結分)は16・8件で診療科別で最も多い。

 リスクが高い妊娠の典型が、高齢と病気だ。糖尿病を発症していると胎児の巨大化を招く恐れがある。「病気以前の肥満や高齢初産でも、受け入れを敬遠する病院が増えている」と浦野院長。病院側の「売り手市場」の傾向が強くなっている。

   ◇  ◇

毎日新聞 2009年2月13日 東京朝刊

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