3.移動平均
◆解説◆
移動平均線とは、一定期間の相場の終値の平均値を繋ぎ合わせた
折れ線グラフのことです。
移動平均線が相場分析の手法として用いられるようになったのは、
米国のJ.E.グランビル氏が統計学の法則を相場動向の測定に導入
したのが始まりと言われています。
<指標の見方>
1本の移動平均線の場合
ローソク足が移動平均線を上抜いたとき:買いサインと見ます。
ローソク足が移動平均線を下抜いたとき:売りサインと見ます。
2本の移動平均線の場合
計算日数の短い移動平均が長い移動平均線を上抜くことをゴール
デンクロスと言い、買いサインと見ます。
計算日数の短い移動平均が長い移動平均線を下抜くことをデッド
クロスと言い、売りサインと見ます。
3本の移動平均線の場合
相場の大きな流れ(趨勢)を長期線で判断し、短期線と中期線
は上記の2本の場合と同様に見る方法や、ローソク足が中期線を
上抜いた(または下抜いた)場合に基調変化と捉える方法など、
2本の場合よりも見方にバリエーションが増えます。
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