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民主参院、小泉発言「私たちの声を代弁」 採決、来週は見送り

 民主党の輿石東参院議員会長は13日午前の参院議員総会で、参院で審議中の定額給付金の関連法案について、来週の採決を見送る方向との認識を示した。同法案が参院で野党多数で否決されれば衆院の3分の2以上の賛成で再可決できるが、小泉純一郎元首相が12日、再可決に慎重な見解を表明。民主党は14日からロシアを訪問する小泉氏の帰国後に参院採決を先送りし、自民党内を揺さぶる構えだ。

 今年度第2次補正予算関連の同法案を巡っては、小泉氏が12日、「3分の2を使ってでも(衆院再可決で)成立させなければならない法案だと思わない。もっと調整してほしい」と強調。野党多数の参院で否決後、衆院での再可決を目指しても、自民党で造反する議員が多く出るのではないかとの期待が民主党で広がっている。

 輿石氏は小泉氏の発言について「私たちの声を代弁してくれている」と評価。定額給付金財源特例法案について「少なくとも小泉さんのお帰りを待って(採決を)していけばいい」と語った。(11:08)

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