2009年2月13日 10時35分更新
奈義町は、国による定額給付金の支給に合わせて、1万円で1万1000円分の買い物ができる町独自の地域商品券を発行することになりました。
これは12日開かれた奈義町の臨時町議会で決まったものです。
それによりますと、地域商品券は、500円券が22枚つづりになっており、1セット1万円で購入すると、1万1000円分の買い物ができます。
利用できるのは町内の商店や飲食店などに限られていて、発行は、国の定額給付金の支給を合わせた時期に行うことにしています。
町では、1世帯1セットを見込んで、およそ2500セットの地域商品券を用意することにしていて、必要な費用は一般会計の補正予算で320万円計上されています。
発行の時期や使用期間、それに1人あたりの購入制限などについては、商工会などと実行委員会をつくって検討することにしています。
奈義町の花房昭夫町長は「定額給付金を少しでも地元経済の活性化につなげたいとの思いで、地域商品券をつくることになった。ぜひ、利用して欲しい。」と話しています。
また、住民からは「割り増しつきの商品券なら購入して使いたい」という声も聞かれました。