2009年2月13日 10時35分更新
笠岡市役所の57歳の参事が、駅の窓口の窓を割ったとして器物損壊の疑いで警察に逮捕され、市から12日づけで、停職1か月の懲戒処分を受けました。
今月6日の午後11時20分ごろ、笠岡市役所建設産業部参事の岡田貢容疑者(57)が、JR笠岡駅の窓口にあるプラスチック製の円形の窓を手で割って壊したとして、器物損壊の疑いで警察に逮捕されました。
報告を受けた笠岡市では、岡田参事から事情を聴くなどした結果、公務員にあるまじき行為だとして、12日づけで岡田参事を、停職1か月の懲戒処分にしました。
笠岡市によりますと、岡田参事は午後6時に仕事を終えたあと、笠岡市内の飲食店で酒を飲み家に帰る途中で、「駅でJRの職員と口論になり右手をあげたところ、たまたま窓に当たった。申し訳ないことをした」と話しているということです。
笠岡市では去年7月、職員が、市の公社の銀行口座からおよそ7400万円を着服したとして懲戒免職処分になっていて、笠岡市の高岡市長は職員に対し綱紀粛正を求めていました。
笠岡市総務部職員課では「このような不祥事が続き大変申し訳ない。職員が一丸となって信頼回復に取り組みたい」と話しています。